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バンコクからの旅| ブータン|プナカ・ゾンと谷間の修道院

2019年8月のブータン。旅の前半のハイライト。
プナカ・ゾンのゾンとは過去は要塞、現在は役所や寺院の役割を持つ町の中心的重要施設のこと。

プナカ・ゾンは300年の歴史があり、幾度の自然災害、火災を経て再建されています。

再建されているとはいえ、当時の様相を維持している壮大な建造物。
近づけば近づくほどその大きさに圧倒されます。

モチュフ川に架かる木造の橋を渡ります。

この川、度々氾濫して河岸の建物に被害がでているそうなんですが、無粋な護岸工事などはしていない。自然が起こすことなので仕方がないです、とガイド氏はさりげなくおっしゃる。

入口の急な階段。美しく装飾された木の窓枠に見とれていると足を踏み外して転落しそうになります。階段の真ん中の通路は偉いお坊さんや王室、国家の要人のみが通ることができる。その他は両端から入場。
ブータンの人達は、寺院や史跡、公共の建物に入場するときは正装して、大きなショールを身にまといます。ガイド氏も白いショールでキメてました。

内部も調和のとれた見事な造り。ラッキーなことにお天気は快晴。真っ青な空と白壁、木造の伽藍が抜群のコンビネーション。

夢中で写真を撮ったものの、後で見ると実際の素晴らしさは半分も伝わってこない。自分の写真センスのなさが歯がゆいなぁ。

建物の中の見学は1階のみ。そして撮影禁止。仏像と壁画がたくさんあります。2階以上は修業僧の方々がいるため、立ち入りはできません。

中庭には巨大な菩提樹。午前中は人が少なく静寂に満ちていてより荘厳さを感じられるような気がします。
ガイド氏によると、ハイ・シーズン中や午後は多くの観光客で賑わうとのこと。オフシーズンに来る価値もありそうですね。

川の対岸からもう一度プナカ・ゾンの雄姿を眺めて出発。
再び峠を越え、ティンプー経由でパロへ向かいます。

ティンプーからパロに向かう道中、谷間に建つ修道院の仏塔に立ち寄りました。

時間の関係で仏塔のみ見学。川を渡ります。といってもこのヤバい橋ではなく近くの別の橋で。

それでも結構揺れて怖い。橋の欄干にあるカラフルな旗のようなものはルンタという馬の絵やお経が書かれた布で、ブータンのあちこちで見られます。

川沿いの仏塔は入場が可能で、撮影もできる。とてもカラフルな壁画が描かれていました。

この川のほとりにはなんと野生のカナビスが群生していました。摘んでかじってみると確かに。。。うっかりポケットに入れて持ち帰ったりすると大変なことになりますな。🤐

パロの町に到着。こうして高台から家並みを見るとまるでスイスみたい。
建物の様式が統一されていて綺麗です。
明日は2番目のハイライト、山登りです。
(2019年撮影)
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