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私が刺し子を始めたのは…

はじめまして。
kayoといいます。
私は 刺し子をやっています。
2020年の6月に 最初の作品を完成させました。

なぜ 刺し子を始めたのか?
する事 やりたい事が
全てなくなってしまったから。

2020年が始まった頃
私は 多忙を極めていました。
当時高校生だった娘は 吹奏楽をやっていて
3月に卒業公演を控えていました。
親は 裏方や運営準備で大忙しでした。

2月末 時の首相の一言で
全てが 止まってしまいました。
今考えても なぜあと20日待てなかったのか?
突然別れなければならなくなった「卒業生」は
一体 日本に どれくらいいたのだろうか?
どうにも虚しい気持ちになります。

卒業公演は 無期延期。
卒業式も 親の参加は認められず
何もかも中途半端に 手が空いてしまった。
終わったら楽しみにしていたLIVEも 中止。

私は毎日 何をしてたんだっけ?
思い出せなかった。

そんな時 seriaの刺し子を見つけた。
試しに2枚 刺してみた。楽しい!
手芸店にキットを買いに行った。

あら〜楽しい!!

刺し子の良いところは
チクチク刺していると 頭が整理される。
心が落ち着き 整っていく。

今でも始めた頃の事を思い出すと
心がチクっとするけれど
多忙の中で出会った友達は 変わらずいて
今でもワハハと笑っていられる。

失われた3年を支えてくれた刺し子は
これからも私を支えてくれると思っている。

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