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「真面目に生きる」ウェブ編集者の日記

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2018年2月の記事一覧

押し寄せる子供じみた自意識の波と、お誘いについて

ふいに、メッセンジャーの通知が上がった。誰だろう、と思い開くと、それは不意な飲み会のお誘いだった。 私は、人に誘われることが少ない方だと思う。それは、あまりお酒が得意ではないことを周りが知っているからだし、私が上京したのが就職後で仕事が絡まない友人が酷く少ないというのも理由の一つだろう。 あとは私の纏う「生真面目な印象」が手伝って、こう、どうもハメを外すような場を好むタイプに思われないからなのかもしれない。 そんな私も、よく聞くことだが、SNS上で親しい友人が複数人参加

去年の夏にした途方もない努力とその滑稽なまでに個人的な理由

今日は月曜日だが、私にとってお休みだ。というのも土曜日に出勤する仕事の都合上、平日が1日お休みなのだ。これは何かと便利で、銀行や役所、買い物など休日にしにくい用事をするのに向いていたりする。 そして、個人的に1番気に入っている理由が、仕事合間のランチと称して企業勤めの方々に会いやすいことだ。休日や夜の飲み会だと少し誘いにくい場合も、「会社のお近くでランチでも」と言えばよい。あとは相手のスケジュール次第である。 さてさて。そんな今日のランチの相手は、前職の後輩だ。 集合場

純喫茶と、現代に眠る遺産について

喫茶店が好きだ。可能であれば、お休みの日にはおいしいモーニングを出す喫茶店に行きたい。眩しくオシャレで新しいカフェは苦手だから、綺麗な白髪のおじいちゃまや、ゆっくりとソーサを運んでくれるおばあちゃまがやっているような、隠れ家のような街の喫茶店が好きだ。 ただ残念なことに、いま住んでいる家の近くには適当な店がない。大家さんに聞くと、元々は周りに沢山の喫茶店がある街だったらしいのだが、引っ越してくる前に閉まってしまったそうだ。 だからちゃんと喫茶店で過ごす経験を楽しみたいとき

真面目に普通にネガティブに、日常を生きているということ

趣味の1つとして、「#編集したい系の僕らに」という音声番組を、先輩編集者の長谷川賢人さんと一緒に定期的に収録・配信している。その収録の中で、「とりあえず、日記を書いたほうがいい」という話になった。正直なところ気が進まないが、ものは試し、と。 人から勧められたものを一度は試してみるのは、私の良いところである。まあ、真面目なので。でも怖いので、ストロングゼロを1本開けながら、深夜に。 日記を書くなんて、いつぶりだろう。思えばこれまで、私自身が考えていることや感じていることをま