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ズブズブ沈むよ、中華沼!!

ちょっと前に、中華BLの話題を書いたんですが、あれからどんどん足をとられて、小説やらウェブトゥーンやら、さらには中国茶や中華食材にまで、中華なものにどんどん沼ってみました。これはその記録です。中華ってすごいな、すてきなものがいっぱいあるなあ!

忘れがちだけど中国といえばパンダだよね

手始めに(?)、横浜中華街にお茶を飲みに行きました。

関帝廟通りから石川町駅方面をうろつきましたが、関帝廟近くは占いのお店とか食材店とかカフェがぎゅぎゅっと集まってて、石川町方面になると落ち着きがありました。賑やかな区画と静かな区画とに、はっきり二分してる印象。

最初のお店は、酥の宮(すのみや)さん。中国伝統点心とお茶とパンダを楽しめます。店員さんもとても優しい。おすすめです。

桂花、金木犀の花びら入りスープとお団子。

中国の伝統菓子の本、つくってくれないかな〜。フォトジェニックです。

メニュー名・ドランゴンボール。菊とクコの実。


2軒目は緑苑さん。こちらは本格的に中国茶を楽しめるお店です。
本格的すぎて香水がプンプンしてる人は入店できないです。厳しい。でも正しい。お茶の香り、ほんっと繊細な世界だからね。
緊張して挙動不審になっちゃったんですけど、店員さんがお茶の道に導いてくれました。席にお湯のポットがあって、おかわりができます。

こういうティータイムに憧れてたのだ
ざっくりと説明すると、こんな感じ
頼んだお茶「鳳凰単叢」

中国茶って名前もかっこいいものが多いですね。
この日は「半天妖」と迷って、「鳳凰単叢(ほうおうたんそう)」を注文しました。すごいあれでしょ、厨二心をくすぐるでしょ。
鳳凰単叢はフルーティーなんですよって言われたけど、1煎目の香り、本当に鮮烈だった。とってもおいしかった。お茶で感動したのは初めてかもしれない。「これまじで烏龍茶なん?」って思った。そーなんですよ、分類は烏龍茶なんですよ!
同じ「烏龍茶」というジャンルでも、その振り幅は大陸並みにでっかいんですね。写真はないけど、お茶請けにドライフルーツがついてきました(ドライマンゴーとサンザシのスティックと干し梅でした)。

近くに中華食材のお店があったので寄ってみると、ドライフルーツはもちろんのこと、薬膳に入ってるような木の実とかも売ってました。よーし、今度はもっとでっかい袋を持って、食材探しに繰り出すよ!(目指せ猫猫!)

中国茶の道を深めて、「このキャラはこのお茶だ〜!」みたいに、「キャラソン」ならぬ「キャラティー」をセレクトするのも楽しそうですよね。


そういえば、中国茶に手を出すきっかけは、アニメさはんでした。

主人公・沈清秋が【蓋碗】でお茶を飲むシーンがあるんですけど、この仕草がとっても優雅だったので思わず凝視。この男、何しててもきれいだよな。
つられて私も蓋碗が欲しくなっちゃったので買いました(安易な女…)。

お茶の美味しい季節になったので毎日使ってます。これは牡丹柄。

【蓋碗】は、茶葉とお湯を入れてそのまま飲むというシンプルな茶器です。この蓋碗、蓋の使い方が面白い。お茶を蒸らすだけでなく、蓋で茶葉を避けながら飲んだり、お茶をかき混ぜたり、蓋を使ってお茶の水色を見たりするそうです。有能。

お茶のおともは、もちろん中華BLです。

『鎮魂』&『千秋』を買い込んだので、今年中には読むぞ〜〜(目標)。
『鎮魂』はすっごい壮大な話らしいってことだけは知ってます。どんだけビッグなラブを読めるのか…楽しみです。
『千秋』は作者、梦溪石(モンシーシー)先生のインタビューで興味が湧きました。冒頭を立ち読みしてみたら1ページ目から文章の迫力がすごかったので、買いました。語彙力、描写力、分けてほしいです。


『天官賜福』
も、WOWOWでアニメ2期が始まったんですけど、原作3巻が出てからまとめて読もうと思って、お気に入りリストに入れたままにしてます。
(謝憐、あんな美人で武神とかいったい何の奇跡なの…)

中国語の小説を翻訳するのって、かなり大変そうですが、日本語には「かな」があるから、中国語版書籍と比べたら、ページ数どころか巻数まで増えてしまうんですね。最後まで刊行してもらいたいですし、気になる作品はなるべく買い支えようと思ってます。

縦読み漫画でも中華BL。最近読んでるのはこれ。
銅銭龕世』
謎の坊主(和尚)×力をなくした竜(人外)


あらすじにある「私を絶望に陥れたのも私を希望で救ったのも君だよ」の一文、はちゃめちゃに気になります。坊主攻めって読んだことないんだよな…
中華BLの中では比較的短いそうですが(それでも原作小説は全部で100章ある)、1話ごとの進行ペースはゆ〜っくり。ウェブトゥーンてだいたいそうだよね。
全部で何話になるんだろう。紙のコミック化は難しいと思うので、気長に連載を追いかけます。

私もでっけえラブを描けるようにパワーをたくわえよう。
イエス、ビッグラブ!!!

△前に書いた、中華ブロマンス作品の記事です。とても悶えてるのでご注意。


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