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不登校、ホームスクールの親子が挫けないために毎日やるべきこと2つ

これは、私自身を励ますためのnote。勇気づけるためのnote。思い出すためのnote。

<目次>
今日の我が家のリビング
不登校親子が挫けないために毎日やるべきこと2つ
 ①寝る前に「今日できたこと」を3つ数える
 ②「子どもの良いところ」を5つ数える(特に親)
今日の私が数えた「大丈夫」5つ

落ち込んでいる。迷っている。困惑している。珍しく、この私が。

子どもに対して、落ち込んだり、迷ったり、困惑することのない私が。

いやまあ、子どもを取り巻く例えば学校とか、担任とか、教育委員会とか、出先で言われた言葉とかにはよく参るけれど、子どもに対しては直球に迷わず「あなたなら大丈夫!」な私が。

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◆今日の我が家のリビング

我が家は17歳の男の子、15歳の男の子、13歳の女の子の3兄弟。

17歳の男の子は小6から、15歳の男の子は小5から、13歳の女の子も小5から、学校に行っていない。行けなくなった。

不登校生活、ホームスクーラーもかれこれ6年目後半を生きている。

いつも「がはは」な私が珍しく弱気になっているのは、こんなこと。

リビングに集結しがちな我が家では、互いの心理状態が筒抜け。そしてよくしゃべる我が家の子どもたちは、心の声がダダ洩れ。

そして、彼らのネガティブ心理に母はノックアウトされた。

終わらなかった通信制高校のレポート。絶望的な単位取得。見つからないバイト。なにもスキルのない自分…投げやりに吐き出される不安、焦り、失望。

ぐらぐらになり、焦った私が一生懸命手繰り寄せた、不登校初期の生活必需品2つ。

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◆不登校親子が挫けないために毎日やるべきこと2つ

そうだ、あの頃、必死でこんなことを毎日続けていた。でもこれ、効果抜群だった!と思う。

①寝る前に「今日できたこと」を3つ数える(親子とも)

起立性調節障害などで学校に行けなくなった子などは特にそうだけれど、「みんなができていること(通学)が、自分にはできない」という事実が、何よりも大きくて「自分=すべてダメ」「なにもできていない」と思いがち。

「そんなことないよ」といくら親が言ってもなかなか心に沁みこんでくれない。

起きられない、食べられない、何もできない、そう思っている子にはこれが効く。「寝る前はできたこと3つ数えてみよう」「起きられた」「顔を洗えた」そんなことで全然いい。

毎日続けていると、子どもが勝手に「昨日は起きられなかったけど、今日は起きられたよ」と比較を始める。それも「誰かとの比較」じゃなくて、「昨日の自分と今日の自分の観察」を。

毎日の自分の変化を自覚できるようになると、「明日は何ができるかな?」と次の日を楽しみにできる日が出てくる。

もちろん、状態は行ったり来たりするので、一喜一憂な部分は大きいけれど、なんとなく「何もできてない」と、もやっとした自分への不満を広げてしまうよりはずっといい。

「今日は○○ができなかったけど、●●はできたよ」なんて言い出したら、冷静な自己分析を一緒に喜ぼう。

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②「子どもの良いところ」を5つ数える(特に親)

子どもが学校に行けなくなると、親も我が子の「できていないところ」ばかり数えてしまいがち。そうすると、我が子を「好き」でいられなくなりがち。

「好き」はすべての行動の源泉。力のみなもと。問答無用の「好き」は、子ども自身にはもちろん、親にとっても前向きな力をくれる。

これはほぼほぼ訓練。始めた時は不安に目くらましされて、ほんとうに思いつかない。そこを絞り出す、全力で。できれば、毎日別の「いいところ」を。

毎日絞り出していると、思いつくのが楽になる。毎日続けていると「いいところ」が「好きなところ」になる。

私は6年間、学校に行けない子どもたちの「いいところ」を数え続けてきた。何かに迷うたび、子どもたちを疑ってしまうたび、自分の想いを疑うたびに。

子どもは自分と社会と戦っている。親も親自身と戦おう。

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◆今日の私が数えた「大丈夫」5つ

✔リビングにいるくらいなんだから大丈夫
✔これだけ心の内を話せるんだから大丈夫
✔自分で自分のことを理解しているから大丈夫
✔自分で危機感を感じているから大丈夫
✔この子だから大丈夫

最後のひとつ「この子だから大丈夫」が出てきた瞬間、私はちゃんと、「大丈夫だ」と思えた。この「なんか知らんけど、きっと大丈夫」って大事。我が家はいつもここからスタートする。

大丈夫。うん、きっと大丈夫。

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おやすみなさい。


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