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2冊の同じ本

PKNで乗り継ぎの待ち時間です。
わざわざ重いと分かっていながら、
持ってきました。

私のお気に入りで大切な本。

中学生の時に読んだときから、
琴線に触れたページに付箋を貼っています。

この本を開くのは気まぐれです。


読み直すのは、大学生になってもしかしたら初めてかもしれません。

この本の面白いところは、
本は変化しないのに
私が変化するから、
言葉の一つ一つの響き方が
前回読んだ時と全く異なるところなんです。


例えば、私の中学生の頃の座右の銘。
「根拠のない自信で突っ走れ」
この言葉はこの本から引っ張ったものです。

その頃の自分を俯瞰してみると
根拠はないけど
今よりはるかに自信は持っていました。
ある意味、挫折も知らなかったからかもしれません。
だから、突っ走るバイタリティは持っていました。

今になって、この言葉について考えてみると、
自信には根拠も欲しくなるのです。
根拠がないと自信が持てなくなるときもあります。

今、22歳の私が本を捲る中で心に残る言葉。

ひとつめは
「まずまずの人生を送り続けるか?
二度とない人生を求め続けるか?」

絶対に後者がいいと思う。
心では分かってます。
しかし、私の心が怖がってるのも分かっています。

来年の春から銀行員です。
新卒、内定、入行、結婚、出産、復職、育児、退職…

確かに、安定かもしれません。
だから、選びました。
しかし、ワクワクする心をどこかで忘れてしまわないかなぁと、どこかでずっと引っ掛かっています。

今の私だからこそ、心に響いた言葉だったと思います。

ふたつめは
「愛する人と、自由な人生を」

この本の冒頭に人生は旅だ、とあります。
私にとって、旅は人×場所です。
どこに行くかも重要だけれど、
何より誰と行くかが大変重要です。

あと12時間後にはSFOです。
愛する人が側にいて、素敵な時間を一緒に過ごせて、素敵な場所にも沢山行くことが出来て、
想像するだけで私、もう幸せです。

愛する人と、自由な人生を送ることが
出来たら心がどれだけhappyでしょうか。

アメリカの彼にもこの本を明日渡します。
この本を読んでどう想ってくれるか
分からないけれど、
私と出会う前からこの本を日本に注文していて
やっと今回、彼の元に届きます。

なんだか少し、私がワクワクしています。

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