旅行は友達でも恋人でも長い時間を共にするので

どきどきしませんか？？

そして、

一緒に過ごすからこそ

これまで気付けなかった相手の良さを

知ることが出来るチャンスでもあると思うのです。

この春に私はヨーロッパへ行きました。

イタリア、ドイツ、スイス、フランス、、、

風土や文化の話は山ほどあるのですが、

今回は友達の話。

私はベネチアからミラノへの移動中に体調を崩しました。

朝ご飯に梨を丸かじりしたのです。

真冬なのにです。

お昼は調子よくベネチア観光をしてお昼ごはんには

サンドイッチを食べました。

生ハムたっぷりで美味しい。

その数時間後に、どうも体調が悪いのです。

バス移動の最中でした。

あと30分で着くと言われたものの渋滞に巻き込まれ、

全くバスは進む気配がありません。

私はどんどん具合が悪くなり、

吐気と下痢に襲われ例えバスを止めてもらったとしても

お手洗まで吐気が持つかわからないほどでした。

そんなときに、気づきます。

今回は中学の時からの友達、

みのりとのヨーロッパ旅行です。

彼女はバスの隣の座席で一生懸命、

私を助けようとしてくれていました。

それは、

カフェでイタリア語でもすぐにお手洗に行けるように

「彼女は体調が悪いです。トイレを貸してください。」

とイタリア語翻訳してくれたり、

到着場所であるミラノ付近でお手洗を借りられそうな

カフェを一生懸命調べてくれていたりしたのです。

彼女の優しさですね。

とても嬉しかった。

1時間の渋滞をどうにか我慢し、

バスが到着した付近に仮設遊園地があったため、

そこで私はお手洗を借りました。

ギリギリセーフです。

旅行にはハプニングがつきもので

予定調和のようにはいかないのです。

しかし、

そんな時一緒に共有する友達、家族、恋人がいると

その出来事を乗り越えられたり、

はたまた楽しく感じられたり、

笑い事になったりすると思うのです。

彼女の新たな魅力とそれを知ることができた事に感謝して

次の日からもヨーロッパ旅行を楽しみました。