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第1回MTアカデミー開催によせて

なんと来月2月でポケカ自主大会「MTリーグ」をはじめて、おかげさまで6周年を迎えます!2017年2月に第1回からこれまでにスタッフとして協力して下さった方々や参加して頂いた方のおかげです。ありがとうございました!!これからもさらにイベント内容の改善と挑戦をしていきますのでよろしくお願いいたします。

MTイベントを取り巻く環境の変化

ポケモンカードゲームという遊びの魅力は変わりませんが、イベントを開催する環境がこの5年で激変したといっても過言ではないと思います。

・チャンピオンシップポイント制度
https://www.pokemon-card.com/info/2017/20170106_000538.html

2017年のチャンピオンズリーグから導入されました。といいましてもそれ以前はチャンピオンズリーグという名前の大会はなく、カメックスメガバトルとかレックウザメガバトル、リザードンメガバトルという名前の大型大会でしたよね。このCSP制度は導入以来たびたび調整や見直しが行われ、コロナ禍で大型大会では加算されないなど変更がありました。MTリーグは当初、世界大会で勝つ事を目標に実践的で濃密な練習の機会を作りたいと考え2017年2月に始めました。
■第1回MTリーグ募集記事|Diarynote
https://kayzetto.diarynote.jp/201702011920319338/

・ポケカ人気爆発
公式の様々な施策によって大幅にポケカをやる人達が増えました。シティリーグに行っても90%がはじめましての方々ばかりという経験をされたという方も多いのではないでしょうか。シティリーグに参加する度にその広がりを感じます。

パックが入手しづらくなった出来事で印象深かったのは超爆インパクト<2018年9月>発売時でした。GXスタートデッキが発売されたのが同年7月。今までと何かが違うという感じがしました。あれから何度も火がつき、新弾が入手しづらい状況は続いています。プレイ目的のレアリティが低い汎用カードが揃えやすくなった点は需要と供給による市場の原理の恩恵かもしれません。ストレージにドローできる汎用サポートが常にあるのはいいです。

・イベント開催時期について
次から次へとユーザーを楽しませる企画、そしてシティリーグのシーズンが年に4回。合間にトレーナーズリーグも出たりと毎週なんらかのイベントがあり嬉しい悲鳴かもしれません。

その様な中でもイベント主催者としては、どの時期にタイミングよくイベントを開催できるかを考えます。ここまで公認・非公認に関わらずイベントが多いとタイミングは自分で決めていくしかないのですが、予定していてても何かと被ってしまったりするリスクは常にありますし、難しくなっています。そもそもシティリーグが平日にたくさん開催されるのは今でも驚きです。そのような中でも求められている自主大会はどんな形だろうか。またそもそも自分が心からやりたい自主大会は何なのか。イベントを取りまく環境は激変していく中でMTリーグとして今後どうしていくのか。とても考えさせられます。

自分自身がシティリーグに出てみて感じること、親子で対戦していて感じること、大型大会で様々な方々と接してみて感じたことや気づきを大事に新たな挑戦をしていきたいと思います。

自分の軸足は親子で楽しむこと

子供達の成長に伴い、自分自身少しづづポケカの関わり方が変わってきました。長男とはじめて参加した自主大会。その楽しかった思い出やワクワクは今も色あせず心に残っています。時は過ぎ、長男が受験と中学生活でポケカと距離を取るようになり、私はジャッジ活動にシフトしました。いまもジャッジ活動でのポケカの探求は続いておりイベント運営に様々な形で還元させて頂いております。

MTを続けていく上で、自分を見失う事や負担に思う事もあります。そんな時は親子で遊ぶ事が自分のポケカの原点に戻ることを意識します。自分が心から楽しいと思えること。そこから気持ちが外れたら休んで軌道修正をします。義務感でつづけていないか?そんな自問自答を繰り返しながら5年間定期的に続けてこれたのは楽しかった。

現在一年生の次男はポケモンが好きで、今後も一緒に楽しめそうなのでまたゼロから共に楽しめる環境づくりができればと思っています。

親子プレイヤーという軸足で活動してきて、悩みや苦悩の経験があるからこそ、これからポケカをはじめたい、もう少し勝てるようになりたいという親子は自分のように応援したいという想いは強いです。一朝一夕にはできませんが一緒に子供達が安心して遊べる環境づくりを築いていきませんか。

ポケカに関わってきて、知り合いの子供達の成長を見るのは嬉しい。勝った負けたではなくて、人間として成長した姿。自分達も通ってきた道であるし、特にジュニア~シニアの思春期は大人への階段を少しづつ登っている時期。許容する範囲もありつつ長い目で見守る事が必要かなとも思います。いまも子育て真っ最中の親としても成長をそばで見守り、自分も親として成長していければと思います。

MTリーグでもMTジムでもないイベント

現状はMTリーグは競技大会。MTジムは対戦イベント。のような形でその状況にあわせて形を変えてイベントを開催してきました。それぞれ形をかえながら20回以上開催してきて、みなさんが持ってくれているイメージもあるかと思います。

またシティリーグがほぼ毎日どこかで行われて、強いデッキリストがすぐに公開され、環境が移り変わっていく。しかも次から次へと公式の企画が打たれていく中で、MTとしてシティリーグと似た、予選数回戦やって決勝トーナメントをやるという形式で大会を開催する意義は果たしてあるのかという問題意識がありました。例えば今週シティ出たのに来週MTのなんとか杯があったら参加したいかどうか。来てくださる方は無理してでも来てくれると思いますが、現状自分だったらお腹いっぱいになると思います。

コロナ禍前の課題

各家庭でポケカとの距離感やいろいろ考え方や姿勢は当然異なります。お互いを良く知り、コミュニケーションをとり、価値観をすり合わせる。そんな機会を設けたり、増やしたいと思っていた矢先にコロナ禍となり、控えざるを得ませんでした。一度開催した親子交流イベントはとても手ごたえを感じたのでそれを今回形を変えてやってみようと思ったのがきっかけです。

MTアカデミーとは

スカーレット/バイオレットの舞台は学校のオレンジ/グレープアカデミー。テーマは宝さがし。課外授業で様々な人と出会い、バトルをしてそれぞれの宝を探していくというコンセプトでした。これはテーマとして大事だなと感じたので、対戦競技会で終わりではなく、お互いを知り、ライバルや仲間と出会うような形に寄せたイベントをMTアカデミーとして開催したいと思いました。

■ポケモンカード公認自主イベントページ
https://players.pokemon-card.com/event/detail/61731/1/12043/20230129/711408

あのプレイヤーのようになりたい。あのプレイヤーと対戦したい、勝ちたいなど。そんな思いをもってもらえたらと思います。仲間、ライバル、目標とする人と出会い、仲を深めてバトルをする。MTでもそのような形をとることで発見する、気づきとなる何かを得て欲しいです。人と人との出会いは宝です。対戦や会話で親子や家族間で交流を深めて、ポケカとの関わり方や在り方をMTアカデミーで学んでみて下さい。

MTリーグにエントリーするのは怖い?

今回は家族で2人ペアを作って対戦し、対戦後に交流イベントを開催します。少しでも興味を持っていただけたらぜひエントリーお待ちしております。

MTにいくのはちょっと怖いという声も最近、少し聞こえてきます。ポケカ公認自主イベントでありどなたを排除するものではありません。ウェルカモ!

ポケカの強い弱いは関係ありません。ポケカを楽しみたいという気持ちを持ってくれる方のご参加を大歓迎してます。壁をつくらない、閉鎖的にならない雰囲気づくりは大事にしています。今回は家族限定という括りですが、基本的にどなたでも大歓迎してます。これを機に仲間を作ったりして活用していただければと思います。

MTリーグのホームページでイベントの発信をしていますのでぜひお気軽にお越しください。
■ホーム
http://mt.matrix.jp/

■今後の開催スケジュール
http://mt.matrix.jp/schedule/

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