kaz@Pinguist!

フィルムカメラを持ち歩いたり、特撮を見ていたり、その他もろもろ。

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マガジン

  • HIMAZIN ~別冊 カメラハウツーまとめ~

    カメラ・写真撮影他のハウツーなどを雑多にまとめたマガジン

  • HIMAZIN ~別冊 フォトウォークまとめ~

    参加したフォトウォーク企画の感想まとめ

  • HIMAZIN 〜別冊 kazのこんなカメラまとめ〜

    手元のカメラの紹介記事をまとめたマガジン

最近の記事

Leitz Phone 3を買ってみた

 スマートフォンを機種変更してみた。  およそ2年半くらい前、「スマホの容量の限界が来ていたので機種変更をした」という記事を書いた事がある。それがこちらだ。  おおまかに概要をまとめると、  という流れ。  当時のレビュー記事も上に記入してあるが、実は割とケチョンケチョンに評価している。  と、いうのも「ライカレンズとライツブランド」を持った如何にも写真・カメラ機能に重きを置いたスマートフォンの割にカメラ機能がダメすぎた。  写りは素晴らしく良いのだがあくまで等倍限

    • 第117回フィルムさんぽ(新フジカラー400比較回)に参加してきた件

       先日、唐突に富士フイルムから新しいISO400のカラーフィルムが発売された。  海外で流通していた富士フイルム400を新しく国内導入し、現行のX-TRA400の在庫がなくなり次第置換されていく方針らしい。  このフィルム、どうも富士フイルム自身が生産するものではなくアメリカの何処かの黄色いロゴのフィルム作ってるメーカーにOEM生産させているもののようだ。  富士フイルムは以前C-41現像出来るNEOPAN400というフィルムを海外向けに販売したが、あれは中身はイルフォード

      • kazのこんなカメラ㉚ Leitz Leica IIIf

        「どうした!?」  そんな声が聞こえてきた気がする。  私の手持ちのカメラを紹介していくコーナーは、まず初回からPENTAX SFX-Nとかいう不人気カメラを中心に、やれチェコだソ連だ東ドイツだ自衛隊仕様だと変なカメラばかりを紹介してきている。  そこは、お前ZorkiとかFedじゃないのかよとか言われそうなのは判ってはいる。  自分をライカだと思いこんでいるZorkiの図  ことライカに関する話題というものは少し冷水を掛けると簡単に火が付き燃える金属ナトリウムのよう

        • kazのこんなカメラ㉙ ASAHI PENTAX SB

           元々私が「ちゃんとカメラを始めてみよう」と考えて最初に購入したのがPENTAX K50だったこともあり、PENTAX系のカメラは割と揃いが良い。  最初に自分で買ったフィルムカメラはPENTAX MXだったり、アサヒフレックスIIに関しては現在でも使用する切り札の一つであったりもする。  旭光学のカメラの歴史上最も重要な位置づけになるカメラはPENTAX SPであることは恐らくあまり異論がないだろう。ないんじゃないかな。多分ないと思う。ま、チョト覚悟はしておけ。  当然私も

        Leitz Phone 3を買ってみた

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        • HIMAZIN ~別冊 カメラハウツーまとめ~
          14本
        • HIMAZIN ~別冊 フォトウォークまとめ~
          25本
        • HIMAZIN 〜別冊 kazのこんなカメラまとめ〜
          32本

        記事

          りょえさんぽ(シケズーム回)に参加してきた件

           カメラの交換用レンズには、ニコンやキヤノン、ミノルタなどのメーカー純正のものの他に、サードパーティー製の交換レンズがある。  今でもシグマやタムロン、フォクトレンダーや最近ではLAOWAのような中華レンズなども販売されている。  先日のりょえさんぽ・コンパクトフィルムカメラ回に参加した際に「シケズーム回をやるので日程が合えば」とお誘いを受けていた。  この「シケズーム」とは先述したようなサードパーティー製のズーム交換レンズの中でも、例えばタムロンアダプトールIIやシグマの

          りょえさんぽ(シケズーム回)に参加してきた件

          りょえさんぽ(コンパクトカメラ回)に参加してきた件

           お世話になっているフィルムさんぽのフォトウォーク企画でよくご一緒するりょえよさんが主宰するりょえさんぽの企画。  以前C41モノクロ回には参加させて頂いた事があるのだが、その後開催されていた企画には中々日程が合わず参加することが出来ないでいた。  今回は三連休の頭となる祝日に開催ということでバッチリタイミングがあったため、参加させて頂く次第となった。 へえ、あんたもカズって言うんだ  さて、今回のレギュレーションは「コンパクトカメラ他のレンズ交換の出来ないカメラ限定」とい

          りょえさんぽ(コンパクトカメラ回)に参加してきた件

          第115回フィルムさんぽ(モノクロメンズポートレート回)に参加してきた件

           フィルムさんぽモノクロメンズポートレート回、と聞いた最初の印象は「マイティーストライクフリーダムガンダムみたいだなあ」というものだった。  しかしながら一文で何をどうする集まりなのか説明出来ているため分かりやすいといえば分かりやすい。  偏見であるがオタクはこういう機能的で長い文章は割と好む傾向にあると思う。  汎用人型決戦兵器とか。プラーナ強制排出補助機構付初期型とか。LOVE〜眠れずに君の横顔ずっと見ていた〜とか。愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけないとか。  ま

          第115回フィルムさんぽ(モノクロメンズポートレート回)に参加してきた件

          競馬場をフィルムで撮ろう!パート3!!

           「フィルムカメラを使って競馬場で写真を撮ってみよう!」という記事は割りと定期的に書いている。  その1とその2だ。    改めて考えるまでもなく、競馬場でレースの写真を撮っている人間の95%くらいはデジタルカメラ乃至はスマートフォンで写真を撮影しているはずだ。  では、何故わざわざ不便なフィルムカメラばかり使っているのかというと、自分の推し馬はみんなフィルムカメラの時代に活躍しており、フィルムで撮影されていたという部分が非常に大きい。  以前の紹介記事を執筆してからもこれら

          競馬場をフィルムで撮ろう!パート3!!

          kazのこんなカメラ㉘番外 Olympus M-1

           年末にOlympus OM-1はいいぞ、という記事を書いていた。  今回の記事はこれに付随する言わばオマケの記事となるためあくまで正式ナンバリングの記事ではなく番外記事としてまとめておきたい。  前回のOM-1の紹介記事で「友人の元に旅立った初代OM-1に引き続き、たまたまブックオフで綺麗なOM-1が安く手に入ったので二代目OM-1をゲットすることとなった」と纏めている。今回はその続きの話となる。 夢のダブルOM-1誕生  実はOM-1の再入手そのものは12月の頭ぐ

          kazのこんなカメラ㉘番外 Olympus M-1

          フィルムさんぽ 写真集を読む会に参加してきた件

           いつも参加させていただいているフィルムさんぽの派生企画で、 「新年に写真集を持ち寄って回し読みしよう」という企画が提示された。  たまたま予定的にも空きがあったため、手持ちの写真集を持参して参加してみることにした。  実は前にも書いたことがあるのだが、写真集や写真展によるインプットが結構重要な時もあるし、何より買うと結構するじゃん、写真集。  なんとなくネームバリューのある作品や、ジャケットでぽん、と買ってあんまり合わなかった、というのはよくある話だ。どのジャンルでも。

          フィルムさんぽ 写真集を読む会に参加してきた件

          レンズの話をしよう ⑦〜【剃刀の切れ味】トキナー AT-X Macro 90mm F2.5〜

           以前、タムロンSP90mm F2.5 Macroの記事を書いた時に「生前の父がタムロンの90mmとシグマのカミソリマクロを褒めそやしていた」と記述している。  実際、ポートレートマクロとも呼ばれる万能兵器・タムキューとカミソリマクロの兄弟にあたる MACRO 50mm F2.8 EX DGの双方は手に入れており、テイストの違いから使い分ける事も多い。  イメージで言うと、  開放で撮って花やポートレートなどを撮る用途に向いているのがタムロン。  絞って撮ってフィギュアや昆

          レンズの話をしよう ⑦〜【剃刀の切れ味】トキナー AT-X Macro 90mm F2.5〜

          kazのこんなカメラ㉘ Olympus OM-1

           私は結構、設計者の思想や開発目的が透けて見えるカメラは好きである。  ツァイスレンズのAF化が許されず、既存のMFレンズでなんとかAFを使えるように創意工夫を施されたCONTAX AXや、M型ライカとはまた別の方向でバルナックタイプのレンジファインダー機からのアップグレードを目指したCanon VTなど、他にも色々あるが、「誰もしなかったことをやろう」としているカメラは基本的にそれだけで加点が2倍になるくらい好きだ。  今回紹介するのは「誰もしなかったことをやった」カメ

          kazのこんなカメラ㉘ Olympus OM-1

          史上最大の計画

           2023年も暮れに近づいてきている。  フィルムさんぽの年末恒例・フィルムガチャ回と忘年会のスケジュールが発表された。  私は実は昨年末引っ越し作業をしていたので下半期の撮影会には全く参加していない。新居(祖父の使っていた家)が車がないと生活が難しい僻地であるため、普通運転免許取得後12年目で初めて自家用車のハンドルを握り土日祝日に荷物の運搬と運転練習に励んでいたが、納車2ヶ月弱で車庫出しに失敗しボンネットを潰し経済的廃車判断された車を保険屋に無理を言って修理して貰ってい

          史上最大の計画

          kazのこんなカメラ㉗ Greatwall (長城) DF-5

           中国のカメラは時折日本国内で中古品が見つかることがある。二眼レフのシーガル(海鴎)なんかは割りと見かける機会が多いのではなかろうか。私も鳳凰光学製のレンジファインダー機を一つ持っていたりもする。  先日実施された中判回。実は企画そのものはロモグラフィーの値下げ直後から立ち上がっていたのだが、持ち込むカメラのチョイスに少し検討の余地があった。  その前の中判回で掟破りのダブルサリュートを持ち込んだものの、パーマセルテープでの遮光は要する方は腐ったフィルムでカビカビ。遮光しな

          kazのこんなカメラ㉗ Greatwall (長城) DF-5

          第112回フィルムさんぽ(中判回)に参加してきた件

          突然 ロモからの手紙  最近色々なテレビで物価高の特集をやっている。  「昨年比で◯◯%の値上がり!」などという切り口が多いが、その度に私は「それ、写真用フィルムの前でも言えるの?」とマウントを取りがちである。それくらい近年の写真用フィルムの値上がりは厳しい。  数年前まで1本500円くらいだったものが今や2000円近い価格となっている。Ektar100が1本1100円くらいで買うのにちょっと勇気が必要だったのになあ……  まあそんな界隈なものだから、フィルムメーカー各

          第112回フィルムさんぽ(中判回)に参加してきた件

          第111回フィルムさんぽ(多重露光回)に参加してきた件

           いつもお世話になっているフィルムさんぽの多重露光回企画があったので今回も参加をしてきた。 ・恐怖を知ってもその足を止めないで 今回は「多重露光回」というテーマである。多重露光とは一つのコマに複数の写真を重ねることで幻想的・アーティスティックな作品を構築する写真テクニックである。以前も一度参加したことがある。  実は私はこの多重露光、あんまり得意ではない。  今回は講師の先生とモデルの方を呼んで、セミナーを別途開催して頂ける事、また今回面白いな、と思ったのがフィルム

          第111回フィルムさんぽ(多重露光回)に参加してきた件