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関東鉄道常総線のプラレール(ペーパークラフト)

今回は、茨城県を走る関東鉄道常総線のプラレールを作ってみました。とは言っても、YouTubeやネットでよく見るようなプラ板や3Dプリンターをつかった改造はお金がかかるし、それなりの技術と時間も必要です。なので、今回は簡単に作れるペーパークラフトでプラレールを作ってみます。図面をPDFで公開するので、印刷して作ってみてください!

図面のダウンロードはこちらから ↓

準備

まず、ペーパークラフトを作るために必要なものを箇条書きでまとめます。使う紙のおすすめはケント紙で、ホームセンター(や百均)で入手できます。
・紙(ケント紙
・カッター
・カッターマット
・定規
・ボンド
・つまようじ
・セロテープ  (撮り忘れました)

紙は、コピー用紙だと強度がなく、くしゃくしゃになってしまい、画用紙や厚紙だと厚すぎてきれいに折れません。ちょうどいい強度と厚さを持ち合わせているのが、ケント紙なのです。また、切るものははさみよりもカッターがおすすめです。まっすぐ切れるし、細かいところも切りやすいです。つまようじは、接着剤を塗るときに使います。そのままつけるよりも少量でくっつき、塗り広げることもできます。

※ケント紙はオンラインでも購入できます。例えばこちら➡15枚 924円、ミューズ50枚 1600円、オリオンバロン(価格は2024年3月28日現在)
※もちろん初めは、ケント紙でなく普通のコピー用紙を使って、細かいパーツを使わなくてもお楽しみいただけると思います。

組み立て

2011年に引退した、キハ350形で解説していきます。

最初に、このページで配布しているPDFをケント紙に印刷してください。紙に裏表はないので気にし
なくて大丈夫です。

① 車両本体

切り抜きます。

折り目を付けます。

屋根に合わせてクセをつけます。後で調整するので大体でいいです。

向きに気を付けて乗務員扉側に前面を片方だけくっつけます。

もう片方もくっつけます。

反対側も同じようにしてくっつけたら、屋根との間に隙間ができるので、テープで止めます。ここは外側からも見ながら調整してください。

もう片方もくっつけたら本体完成です。

② 屋根上部品

先頭のアンテナを切り抜き、折ります。

内側に接着剤をつけ、本体に取り付けます。

丸いベンチレーターを切り抜きます。作っていて気づいたのは、のりしろが多すぎるので1つ飛ばしで切ったほうがやりやすいということです。

輪にして・・・

くっつけます。

本体に取り付けたら1つ完成です。これをあと5つ作ります。意外と大変ですw

1両完成!

これをもう1両作ったら1編成完成です!実際に常総線では3・4両運転をしていたときもあったのでもしよかったらたくさん作ってみてください!

遊び方

既存のプラレールにかぶせます。新幹線だと長すぎて入らないので、それ以外がおすすめです。短い車両にかぶせると曲がるときに脱線することがあります。

手前はSL大樹の14系客車で、奥はEF210桃太郎。こんなめちゃくちゃな編成でもかぶせちゃえば見えません。

先輩のキハ310形とツーショット。

310形も昨年に引退してしまいましたね

レイアウトを作って・・・

車両を並べたら完成!

手転がしで遊ぶのがおすすめです。(いろいろな方向に走らせられるからですが、モーターは傷ついてしまうそうです。)

まるで車両基地みたい!

左から2つ目だけ時代が違う(笑)

連結次第でたくさんの組み合わせができます!なかなか無かった5両編成も

真ん中のキハ350形はキハ900形だと思ってください。柄が違いますが


最後に

これからもたくさんの車両をペーパークラフト化しようと思っています!さらに、柄だけでなく、積層して凹凸をつけたペーパークラフトも作成中です。お楽しみに!


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