奈良神社巡り 石上神宮その3
奥が深すぎる石上神宮。なかなか帰りたくありません。
この楼門は鎌倉時代末期、第96代後醍醐(ごだいご)天皇の文保2年(1318)に建立されたもので、重要文化財に指定されています。
写真では暗くて見えませんが、木額の「萬古猶新(ばんこゆうしん)」の字は、山縣有朋(やまがたありとも)の筆によるものだそうです。
そしてこちらが拝殿です。
石上神宮への崇敬が厚かった第72代白河天皇が永保元年(1081)に宮中の神嘉殿(しんかでん)を寄進されたものと伝えられています。
拝殿としては現存する最古のものであり、国宝に指定されています。
この奥に本殿があり、そこは禁足地となっています。お宝がザクザク出てきた、この神社で最も神聖な霊域です。
社務所でお土産品チェック。『まんが古事記』が売られていました。
そして、七支刀グッズも! かっけーーー!
ここでは写真右側の書籍『かみのみあと』と「ひふみ祓詞」や「十種祓詞(とくさのはらえことば)」も入った『神拝詞(しんぱいのことば)』を購入。死者も蘇らせるという、あの強力な祝詞です。
こちらでご祈祷をお願いしたら、この祝詞をあげてもらえるのかな。
境内にたたずむ松尾さん。何思う。
顔はめパネル発見! お約束です。
周囲に古墳がたくさんあるからでしょう。「こっふんさま」という、なんともゆるいキャラクターに仕上がっています。顔を出す場所がなんとも意味不明というか無理やりというかなんというか。頬っぺた?
最初見たとき失礼ながら、あれかと思いました。ほんと失礼ながら。昔、家族で海水浴に行って、砂浜に前方後円墳を作ったことがあるんですが、変なもの作ってると誤解されました・・・。
そんなことはどうでもよくて、これ、前方後円墳ですよね。で、ふつうみんな円の部分が上だと思っちゃうんですが、ほんとは前「方」後「円」なわけで、四角い部分が前で、丸い部分が後ろなわけです。だから、逆なんですよね。これ、けっこう不思議な話です。
さて、本殿の裏手にまわると山の辺の道があります。これは日本最古の道として知られています。ここから大神神社まで4時間くらいだそうです。時間があるとき、ゆっくり歩いてみたいです。
この先をず~~と歩けば次の目的地の大神神社です。
歩いて行ったら1日終わっちゃうので、これにて石上神宮は終了。このレポートだけではここの良さはなかなか伝えられないと思います。奈良に行ったらぜひ訪れてください。ほんと、いい場所。
ということで、お次は大神神社へと向かいます。
時計を見るともう12時を回っています。僕も松尾さんも朝ご飯は食べていないので、お腹もすいてきました。先にご飯にしましょうか、ということで、道々、三輪そうめんを探しながらのドライブです。
次回へ続く。
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