卍華散

こんにちは、卍華散(まんじかざん)です。 普段は意味不明な漫画を描いており、noteで…

卍華散

こんにちは、卍華散(まんじかざん)です。 普段は意味不明な漫画を描いており、noteでは今のところ文章のみの運用を考えています。 漫画だけ読みたい方、余計なバイアスをかけたくない方はご遠慮ください。

最近の記事

コミケにおけるトラウマと憤り③(完結編)

つづき 国際展示場。天気良好。寝不足。 複雑な思いと狭い漫画喫茶のシートでは熟睡はできなかった。 Aと集合する。 「卍(作者)さ~ん!」 屈託のない笑顔。いつものA。だがAのご機嫌は全く関係ない。 “持参したものがあるかないか”。それだけが今日の全てだ。 だが、この段階で私はAに何も聞けない。それがその時の私だ。 というかこちらから聞くことじゃないとも思った。 Aと会場へ向かう。 「これがコミケか…」私は思う。 すでにものすごい行列ができている。仲間と談笑する者。

    • コミケにおけるトラウマと憤り②

      上記より続く コミケ前夜に着信アリ。 それはまさかの「A」からであった…。 ヴィーン…!ヴィーン…!振動するケータイ電話。 「おいおいおいおい…」 私は心の中でつぶやく。 なぜこのタイミングで…?どういうこと…?何…?????? 心拍数が上がる。複雑な思いが一気に頭の中をかけめぐる。混乱しながら着信の理由を想像する。その中には淡い期待も含まれていた。 もしかして「サプライズ」なのか…? もしかしてAの本は「完成」しているのか…? 私を理不尽に巻き込み、焦らし、直前で「実

      • コミケにおけるトラウマと憤り①

        昔話ゆえ、思い出しながら記す。 とある日、電話が鳴る。友人Aからだ。 「卍(著者)さん、コミケとか興味ありますか?」 「プリキュアの本出そうと思ってるんですが卍さんも何ページかどうですか?」 という内容であった。(同級生だが彼は敬語を使いがちである) 私はプリキュアのことを何も知らなかったが 「コミケとか1回も行ったことないし、面白そうだな」 と思い、承諾した。 彼は私の作風とプリキュアを知らないことを承知しているので、自分はフザけた3ページほどの漫画かイラストのようなも

      コミケにおけるトラウマと憤り③(完結編)