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5月4日

キッチンで育て始めた豆苗が見る度に成長している気がする。驚きの成長速度だ。隣にはネギも置いているのだが、豆苗と比べると成長がかなり遅く感じる。食べるために買った野菜の根を水につけているだけだが、植物がが育つさまはなんだか癒されるな、と思った。コロナで外出自粛がなされ始めてから、八百屋やスーパーで小さな苗が並びはじめたのには気づいていたが土が散らばるのはな...と思っていたので、豆苗くらいが丁度いい。

今日も運動をして、昼前に風呂に入りさっぱりしてPCでAsuka Academyの講義を受けた。「心理学入門」の幸福な人生についての回だ。
沢山の幸福についての研究は、「あなたはどのくらい幸せですか?」という質問で始まるらしい。五を平均、十を最高とした一から十までの尺度で答えてもらうと、最も多い答えは七と八だという。意外と高い。
これは幸福のLake Wobegon効果と言い、ほとんどの人は自分がとても幸せだと思っているらしい。住んでいる地域や年齢、男女で多少は変わるが。男女で言うと、女性の方が男性に比べてうつ病に脆弱なのにも関わらず、平均的には女性は男性より少し幸せだという。
幸せについての意外な事実として、幸せは思ったより変わらない、ということがある。遺伝的な要素で幸せの範囲は決まっているという考えで、何かの出来事や環境によって変わることはない。それは一時的な効果はあるかもしれないが、人間は良いことにも悪いことにも適応するのだ。例外の一つとして、音に慣れることはないそうなので、住居を選ぶ際には近辺の騒音問題に注意しようと思う。
幸福の科学の理論は、上記に述べた「幸福は実際には固定されている」というものと、「幸福は相対的である」というものがある。ヒエラルキーのレベルは幸せのレベルに重大な影響を与えるという。これは誰しも実感としてあるだろう。

フランス短編映画、「沈黙」を観た。望まぬ、もしくは許されぬ妊娠をしたが、中絶も許されない女性たちがある場所に送られ、子を産むまで世間から隠れて生活を行う話だ。舞台は1968年のフランス。先日観た、作中で中絶合法化を訴えている「美しいとき」は1971年、フランスで人工妊娠中絶が実際に合法化したのは1975年だ。主人公のマリアンヌは子供を産んだ後、一目見たいと友人に頼み子を抱くが、すぐに奪い返されてしまう。マリアンヌは肺病で養生していると周囲に嘘をつきこの施設に送った母親が苦い顔をして彼女を迎えに来るが、...。主人公がどういう選択をしたのか、子供はどうなるのか、深い印象を残す作品だ。私が女体を持っていることもあるが、私にとって妊娠・出産は生涯のテーマだ。川上未映子の「夏物語」に出てくる全ての女性が私に当てはまるようで、あの作品が世に出た時は同じ苦悩を抱えている人がいるのだと随分救われた。

夕飯に、ピザの生地部分を薄く切った鶏胸肉で置き換えたなんちゃってピザを食べた。お昼のテレビでピザを作っていて食べたくなったのだが、生地を発酵させたりするのが手間だったのだ。トマトソースと玉ねぎ、ピーマン、トマト、チーズを乗せて焼いたもので、すごく美味しかった。ピザ生地で食べるよりお腹にたまり、糖質も抑えられ、タンパク質も豊富に摂れるのでレギュラーメニューに加えようと思う。

30-day song challenge 22日目は、
"A song that moves you forward"
MAMAMOOの「Yes I am」を挙げる。この曲がMAMAMOOを知り、またガールズエンパワメント的な曲を探し始めたきっかけでもある。ボディーポジティブを歌う歌も大好きだ。

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