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つながる人を見直すタイミング

先日、ひとりの知人との関係を、わたし自身の中でキッパリと終わりにしました。


彼女とは、2021年に受講した高額なスピリチュアル講座で知り合いました。


マーケティングつきの講座だったこともあり、講座生は、ビジネス初心者ばかりで、15人程度でした。残念ながら、ほぼ全員が仕事につながらなかったと思います。


講座が終わってから、わたしは、ビジネス素人同士だからこそ
どんな思いでいてるのか?
また、どんなことを始めようとしているのか?
なにか相互で協力できることがあるのではないか?
と思って、個別に「話をしませんか?」とお誘いをしてみたのです。


実際に話ができたのは、半数です。


彼女は、その中の一番最後につながった人でした。


初めて、オンラインで話をしたときは、ナント!!12時間以上話をしました。

わたしには、あるあるな話なんですが、わたしとふたりで話すと、エンドレスのように、いくらでも話が続いてしまう場合が多いので、2~3時間はあっという間に過ぎてしまうのです。


彼女といろいろな話をしました。


この2年の間に、たびたびお互いの近況報告や引き寄せなどのスピリチュアルな話などを、たくさんしてきました。


ですが、昨年から少しづずつ、ズレを感じるようになり、彼女との関係性を、ハッキリさせなければいけないのだろうな・・・と、うすうす感じていました。


そして、ここで終わりなんだと、先日、話をしていてわかりました。


おもしろいことに、まったく会話が通じなくなったのです(笑)!


現実は、過去に自分が積み上げてきたものが、反映されている。


「ふたりで話をしている」だけなのですが、わたしたちは、まったく違う体験をしているのだと、ハッキリとわかりました。


彼女は、わたしの話すことに、「何を言っているかわからない」「説明の仕方、伝え方が悪い」「傲慢なんじゃないの?」「人との違いを受け入れた方がいいんじゃないの?」など、突っ込んでくるようになりました。

そのたびに、「わたしが伝えたいのはそうじゃないよ」などと、言うのですが、完全に話の論点がズレてしまっているため、会話が成立しないのです。


わたしたちの会話は、キャッチボールではなくなっていました。


彼女は、腕組みをしながら、画面越しのわたしをにらみつけて、「その態度はなんなの?」と言ってきました。

「これって、なにが起きてるんだろうね!」って、感情をバンバン、わたしにぶつけてきました。


そう!! 

その感情を、客観的に自己分析する必要があるんだよね!!って、わたしは思っていました。(話が通じなくなっているので、こちらからは、突っ込みませんでしたけど!)


このような状態は、わたしの中では、終わりの合図なんです。


わたしの離婚した夫が、実は、このタイプだったんです。


ずーーーーーーーーーーっと、振り回されてきました(笑)。


夫との関係性を離婚という形で終えるまでに、出会ってから30年という月日がかかりました。


その前例があるので、彼女との関係性についても、今のままを続けていても、決してお互いの成長にはならないのだと、ハッキリわかったのです。


今のままでは、何度話をしてもぶつかり、こちらが折れなければ、関係を続けることができないのだと。


夫との関係の中で、いろいろと精神鍛錬をしてきたことが、統合を目指したこの4年余りの年月で、整理されたんです。


統合をしていくと、思い出そうと思っていなくも、いろいろなことが思い出されるのです。

それは、過去に感じた思いを、今、別の視点で見ることで、過去を書き変えているのだと思います。

子どものころなどの、人生経験が未熟だったゆえに、受けてしまった些細な傷を、成長した今の自分という視点でとらえることで、真実は「そうではなかった」のだと思えると、癒しがおきて、それが、気づきとなり、自己成長につながっていく。


統合に意識を向けることで、わたしは自分と向き合ってきました


それはそれは、とても過酷でしたよ(笑)。


でも、真剣に自分と向き合ってきたおかげで、わたしは、以前のように、人の顔色をうかがい、自分が悪いのでは・・・と、自分責めに苦しむようなことはなくなりました。


今回の彼女とのことも、離婚した夫との苦難(自己成長の試練)と、真摯に取り組んできた経験があるので、罪悪感を持つことも、相手に対しての怒りもなく、自分の中で、感謝と共に終えることができました。


人生で初めて、心地よい別れを経験しました。

この日の彼女とのビデオ通話が、彼女へ、わたしの言葉で感謝を伝え、関係性を終わりにするタイミングだったとわかったからです。


「ありがとう」を言葉にできてよかったと思いました。


現実は、過去の積み重ね


わたしにとって、今回は、「過去との決別と新たな決意表明」の機会だったと感じました。


彼女にとって、どんな意味があったのかは、そのうち、彼女にわかることでしょう。


わたしは、うまくいかないパートナー関係を通して、たくさんの学びをしてきました。

お互いの学びが終わったら、感謝をして、離れることも必要な場合もあるのです。


相手から、暴言を吐かれたり、嫌われてもいいんです。


相手が何をするか?よりも、自分が冷静に、そして、相手にも自分にも誠実に対応したなら、それで十分なんです。


相手の感情の波にのまれないこと。
相手のペースに乗せられないこと。


感情の起伏が激しい人は、現実も、ジェットコースターのような体験が多いです。このタイプは、損得ベースで人との関係も作る場合が多いように感じます。自分が優位に立てる状況や関係性を好みます。

なので、相手が優位に立ってくると、不機嫌になったり、圧をかけてくることが多いです。

劣等感も強いけれど、プライドも高い。

そんな自分をうまくコントロールできないのです。

自分に自信がないから承認欲求が強く、相手をコントロールして、自分を平静に保とうとするのです。


このような人が、わたしのそばにいたということは、わたし自身の中にも、そういう面があるということ。だから、痛いほどに伝わるのです。


本当は、相手を責めたいと思っているわけではない
って。


わたしたちは、本当に不器用だな・・・って思います。


素直になるという、簡単なことを、こんなにも複雑にするのだから、ある意味、不器用ではなく、器用なのかな??


素直になれない器用な人よりも、素直な不器用な方がいいなと思いました。


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