おにぎりを食べよう。

みはるはなにしろ 
体調を安定的に保つことが最優先課題なので、多くの皆さんから記事にスキを付けて頂いても直ぐにお返しに行けないことが心苦しい。

でも、読ませて頂いて、うわー、凄い!、と感動したり、クスッと笑って、この人天才!と改めてプロフィールを二度見したり。

noteは書く時間も好きだけれど、読んでいる時間も好きだ。

そうして、皆さんのエネルギッシュな文章からパワーを貰い
よし!また、みはるも書こう!ってなる。

この場をお借りして、皆さんありがとうございます。

お陰でネタも思い付きました。(笑)
ヽ(^o^)丿

では、本題。

「不要不急の外出は控えましょう」

という世の中になって3週間余り。

どっからが不要で、どこまでが不急なんだか…毎日、よせばいいのに色んな情報にまみれ、慌てふためきブツブツ言っているみはるであるが、ここまで「大体」いつも通りの生活を送れていることが奇跡。

昨年の冬の始めに、荒れてる傷口にピリッと沁みます!「尿素」が決め手のケラチナミンクリーム
を買ったけれど、殆ど乾燥とは無縁の暖かな冬だったが為に、あぁ〜!高いクリーム代は無駄であったか…と思う間もなく
ただでさえガシガシと洗う癖が付いている手洗いをもっとガシガシとやり、結局春に大量消費している、ケラチナミン。

行ってみヨーカドー(ちょい、古い)のネットスーパーを頼みに日々を過ごしているけれど、この時期、みんな考えることは一緒で、配達時間の制限はあるし、そもそも直ぐに配達上限に達しちゃうし。

何が困るって、お水なのよね。

2リットルのペットボトルのお水を買って家に持ってこられる程、力無いし。

仕方ない。

お湯を沸かして、カルキ臭を飛ばしプラスチックボトルに注いでいる。
程良く冷めれば、それは白湯だから体にも良さそうだし。

やけに危機意識が高まっていることもあって、備蓄のお水が無いことはそれなりに不安で、ボトルにお湯を入れたあとはやかんにお水をフル満タン。

あれ?
いつも通りじゃない。

あ、イヤイヤ。
「大体」だから、これで良いのか。

ん?ん?

それにしても、改めて書き出してみて、ビックリする。

日々のほんの小さな「いつもとは違うこと」がひしめき合ってる。

まだまだ、ある。

スーパーでレジに並ぶと、店員さんとの間にビニールシート。

コンビニでお釣りを貰えば、手渡しじゃなくて、カルトの中。(カルト=銀行やお店でお金を入れるプラスチックのお皿)

モノレールは放っておいても"ソーシャルディスタンス"だし。

いやはや

「いつもとは違うこと」、大渋滞だ。

人類の歴史、100年に一度のレベル。

コロナ、ホントに憎い。

それでも、実は
日本はコロナ対策に成功していると言えなくもないらしい。

「海外のひと、驚きでしょ。自粛"要請"だけでこんなにキチンと出来るなんて。法的な手段を取らないなんて信じられないっていう見方が多かったけど、国民性だよね!」

友人は、ここに来て日本人であることを誇りに感じている。

そうか。

「いつもとは違うこと」が、このレベルで済んでいるのは、日本という国とそこに根付いているみんなの国民性なのか。

もはや、GWに入ったけれど、ちゃんと街は静かだものね。

でも、だからこそ気になることがある。

俄に浮上して来た「コロナ差別」という用語。

医療従事者、物流関係者、その他諸々。

こういうお仕事に携わってくれている尊い人たちに、何故、心無い言葉を浴びせるんだ。

この人たちのお陰で

「いつもとは違うこと」が、物凄い労力を要することではなく、ほんのちょっとの工夫で出来ることになっているんじゃないか。

今こそ、一人ひとりが我が身を振り返ろうよ。

自分と自分の周り「だけ」が幸せならいいのか。

何も大きなことを成さなくても良い。

ほんのちょっとの想像力だ。

私が欲しいトイレットペーパーは、誰かも欲しいトイレットペーパー。

私が欲しいマスクは、誰かも欲しいマスク。

一人占めで味わえる幸せより、みんなが笑える日常が良いよ。

だって闘っているのは、100年に一度の敵なのであって、"街ですれ違う見知らぬ誰か"じゃないんだから。

コロナの影に隠れて己の我欲を剥き出しにするなんて、"要請"だけで殆どを全う出来る自分たちに申し訳が立ちません。

最近、みはるは

「明日で地球が滅ぶとしたら、最後に何を食べたいですか?」

っていう雑誌の記事を読んだことが頭に浮かぶ。

コロナで地球が滅ぶことはないだろうし、来年か再来年にはワクチンも出来ているんじゃないかと(勝手に)思っているので、この記事を例えに出すのは大仰過ぎるけど、有事に有って、自分の心が何を呼ぶのか、はとても大事な気がして。

食べるって命を生かすそのものでしょう?
今、健康でいられるみはる達は"食べる"を大切にしなきゃって思うの。

ちょっと前、街のパン屋さんが、日々頑張っている病院の人たちにパンを差し入れたっていうニュースも見たし。

我欲にまみれてしまう前に、あなたが好きなモノを食べよう。

好きなモノを食べて、ほっこり丸い心になって、そうして、もう一度周りを見渡そう。

あなたが欲しい何かは誰かが運んで来てくれるから手に入る。

コロナ差別なんて、失くそうよ。

みはるも「大体」いつも通りの日々を
感謝と笑顔で過ごそうと思ってる。

みはるが"最後に食べたいモノ"はおにぎり。

今、食べたいのもおにぎり。

何かワサワサ心が騒ぐとき、おにぎりはほっとする。

美味しい!って、心と体が喜ぶ。

病院のひと。
運送のひと。
たっくさんのひと。

ありがとう。

おにぎりを食べよう。

みはる

2020'4'29(水)深夜

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