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雨のなか、書く。

六月の末、比叡山の麓にある日吉大社で書写のワークショップをしました。

夏越の大祓の日である六月三十日、この日にふさわしい優しい雨のなか、ご参加の皆さんとの一期一会で心地よく大祓詞を書写することができました。

大祓詞の書写は“うまい下手”ではなくて
それぞれの楽しみ方で心地よく、がモットー。
皆さんとこの時をご一緒できてしあわせでした。

清々しさにかまけて
自己紹介もままならず
集合写真さえ思いつかなかった…
のは小さな反省点。

お菓子は清水菓舗 十六夜のすず木苺とピスタチオ

この日のお茶は、お茶屋さんに分けていただいた
静岡の葉桐さんの煎茶「丸子」を大祓神事が行われる走井祓殿社のお水を沸かして淹れました。

書写を終えてからの大祓の神事では
細やかな霧雨が舞い、
それがまた心地よくて
ここから半年も心穏やかに頑張れそうです。

サポートをくださった方々に感謝の思いです。

お世話になった須原さん

以下、余談。

大祓神事の行われる大宮川

約ひと月前

今回は書写する内容をこれまでとは一新して、
新しく大祓詞を書写してみよう、ということに。

大祓詞をはじめから最後まで全文書くと2、3時間はかかるので、どの部分を抜粋するかを神職さんと相談しながら決めて、それから書き写すための手本を作るのに取りかかりました。


日吉大社さんとのご縁がつながった数年前、
その当時いらした権宮司さんからゆずっていただいた小冊子を懐かしく取りだし、書きやすい字の大きさを想像しながら試作を繰り返したのは貴重な経験になりました。

どっぷり大祓詞だったこの一ヶ月。。
思い返せばありがたいこと尽くし。
いつかは全文書く⁉︎みたいな話もあるので
ご興味ある方はぜひご一緒ください……

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