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テーブルクロスの思い出

2/4に三津寺さんでごま選りの会を企画しているのだけど、そのお昼の時にテーブルクロスをひいたほうがいいかなー、いらないかなーとか考えていて、ふと子どもの頃のやり取りを思い出した。

小学生の時テーブルクロスを毎週交代で持って帰って洗ってくることになっていたんだけど、この順番をめぐって班でもめたことがあった。
ちょっとみんなによく思われていないよく嘘をつく子が、持って帰る順番だったのだけど、「自分は違う」といって班の全員と言い合いになった。
かなり言い合いした後、班長だった私は、嘘をついてるのに居直る彼女が許せずにバシーンと一発その子のほっぺたを引っ叩いた。どちらかというと、普段はその子をかばうことが多かったから、しらばっくれる態度が許せなかったのだろう。(その子はもう引っ込みがつかなくなってたんだろうけどね〜)

その時、散々その子を嘘つきやらなんやらみんなで攻撃してたのに、一転、今度は「叩くことはない!」と私がみんなに責められた。先生に怒られると思ったんだろね。
そして結局責められた私がテーブルクロスを持って帰ることになった。
私は家に帰って人間の不条理を涙ながらに母に訴えた。
人間ってずるい。自分の立場が危うくなれば、手のひらをコロッと返すことなんて当たり前なんだと。人と付き合うのはやっぱり面倒くさい。子どもなんて早く卒業したい!
仲間もへったくれもないなあと悟った10歳の赤井でした。

このエピソードを思い出して私らしいなあとちょっと吹き出した。
未熟な正義感と身の程以上の責任感。
結局テーブルクロス持って帰ってるし。
ふんだりけったりだぜ(笑
ちょっとほろ苦いテーブルクロスの思い出。

ちなみに、その時母は手帳に誰が持ち帰ったかの記録を自分でつけておけと。
10歳の泣いてる娘にクールなアドバイスありがとう。
もちろん私は次の週からつけ始めましたよ。
記録をつけるクセはこの頃から。
始まりは自分を守る防御対策。
自分の身は自分でしか守れない。

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