私と本 その1『感力へのめざめ』
私の思考のベースになっている本といっても過言はないこの1冊。
さをり織り創始者 城みさを氏
「感力へのめざめ」。
「知力、体力は辞書にあって感力がないのは之如何に」
感じる力が如何に軽く扱われて来たか。
人生の中で最も大事な力であるということに、どれだけの人が気づいているだろう
「知情意。情は知をも意をも支配する」
さをり織りという、誰もが好きに自由に自分を表現できる織物を通じて、みさをさんは生き方を教えてくれた。
あなたのままでいいのよ。そのままでいいのよ。大事なもの、必要なものはすべてもうあなたの中にあるのだから。
それを簡単に表現できるのが、さをり織りのおもしろいところ。他の人に私こんな人なのです、私こんな感性を持っているんです、と布を通じて伝えることができる。
「表現なくして存在はない」
さをり織りは布を織るのではなく自分を織るもの
最初は織り上げたという達成感が楽しかった。褒められるのもうれしかった。そのうち、ジャッジは他者ではなく自己になった。自分が納得できるかどうか。そして納得いくものができることはないのだと知った。その時の自分を受け止めるしかないことを。未完成であり続ける自分。
「未完成だから続けられる」
もう出ているのだ。答えは。
それを受け止められるかどうかだけ。
「答えは自分の中にある」
自分を発見して自分を実現させていく
選ぶのも決めるのも自分次第
自分の中にある感力でもって。
「人生は自分を見つけて事足りる」
私の中の感力は刺激を受けて更に増殖する。
「知力・体力は老いるほど衰えるが、感力は衰えない」
私の第2ステージがもう始まっている。
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