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最上三十三観音12+2年ぶりの御開帳。 第一番礼所若松観音

最上三十三観音まいり

 山形県は日本海側の庄内地方。県の北東の方向にある最上地方。山形市のある中央部の村山地方。米沢市を含む南の置賜地方にわけて、天気予報などなどを伝えたりしています。

 村山地方と最上地方で、今年5月1日〜10月31日まで 「 最上三十三観音 」御開帳を行っています。

三十三の観音様をめぐる巡礼。そのおこりは室町時代にさかのぼり、今年で開創577年になるそうです。

12年おきにおこなってきましたが、今回はコロナの影響で2年延び14年ぶりの開催となりました。

いつの時代も、どんな人も、いろんな願いを祈ることで心の安寧に繋がったのでしょう。
穏やかな御顔の観音さまを正面に手を合わせると思います。

 10月31日まで、どれくらい回れるかわかりませんが行ってきた様子などを載せていきたいと思ってます。

お会いして思ったのは、古くから村々で大切に守られてきた観音様でお姿も個々違いがあり、歴史を感じ感慨深いです。

御朱印帳も買ったので頑張ってみます。なかなかシブイ御朱印帳で気に入ってます。

第一番礼所 若松観音

 若松観音は天童市の東側、山を少し登ったところにあります。

 「 めでた めでたぁの 若松様よ〜 」と花笠音頭で歌われている観音様です。


天童市街を抜けて東へ

 天童市は将棋の駒の生産や温泉が有名です。
桜の咲く頃、舞鶴山で 「 人間将棋 」が行われます。今年は藤井聡太五冠が甲冑姿で参加し話題なりました。

 舞鶴山の南側には天童城の跡があり、旧街道 ( 羽州街道 ) その西側を南北に通っています。

市街地を東の方に移動すると、国道13号にぶつかります。国道を越えて山のほうへ。( 上記写真 )

新しい道と、旧道のような住宅地の中を通る道の二択になりました。
旧道の方を選んで登ります。昔ながらの道らしく味わいがあり、最近こういう道好きだなあと感じながら上へ上へと行きます。

住宅地を抜けると林道になりました。少し薄暗いです。
どこまで行くのかなと思っていると、パッと開けて駐車場につきました。

大きなけやきの木が出迎えてくれます

 鈴立山若松寺。若松観音は開山1300年の縁むすびで有名な観音様です。遠方からの参拝者もめずらしくありません。

 けやきの木の前を通り過ぎて、右にある階段を登ると観音堂の前にでました。

 お参りの後にお堂の中に入ってお姿を見にいきます。歴史を感じるお堂の中で、おだやかなお顔の観音様に手を合わせると無になれる気がします。

外に出て、御朱印帳に書いてもらいました。初めての体験ですが収集ぐせのある私は、これはハマりそうだと予感がします。

鈴立山若松寺から見る天童市街の眺め


夢に協力していただき、ありがとうございます。ただただ感謝です(^^)