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特別展「東福寺」@東京国立博物館

東福寺展へ行きました。

長らく自粛生活をおくっていたので、3年ぶり?くらいに東京国立博物館を訪問しました。


25年位前に、母とともに訪問したことがある東福寺。

紅葉で有名な寺院ですが、夏に訪問したので、あまり人がいなくて、広い敷地をゆったりと見て回った記憶があります。

通天橋と市松模様のモダンな庭園が印象に残っています。

修学旅行生などの団体客が来る場所でもなかったように記憶しています。
まだSNSもなかった時代で、東福寺の知名度は現在より低かったかもしれません。


東福寺展へ行って、驚いたことは、東福寺の僧たちが、中国に留学してそこで、仏教や文化を学び、吸収していることです。

飛行機がない時代に海外へ行って、学ぶことは、命がけですよね。
東福寺から留学して、中国で学び、帰国した僧たちは、知力、体力などに優れ、とにかくパワフルで、運も強い人物なのではないでしょうか。


歴史や仏教に詳しいわけではないのですが、今回、印象に残った展示は、五百羅漢図と仏教彫刻です。

今回の企画展の見どころ一つの五百羅漢図は、やはり羅漢様たちの表情がいきいきしていて、よかったです。

展示も工夫されていました。
漫画が添えられていて、五百羅漢図の注目ポイントが分かりやすく解説されていました。

仏教彫刻は主に最後の展示室に展示されていました。

25年ほど前に東福寺を訪れた時は、仏像を観た記憶がないのですが、東福寺にも立派な仏像があるのですね。

二天王立像は迫力がありました。
迦葉・阿難立像も表情豊かで素敵です。
特に、阿難の賢そうな表情が印象的でした。
四天王立像は、他の仏像より小さめですが、個人的に気になった展示です。


今回は、平日に訪れたので、大きな混雑はなく、譲りあいながらゆっくり展示を観ることができました。

ゴールデンウィークは、込み合ってしまうかも…
なので、東福寺展の会期も残り少ないですが、可能なら、平日に訪れることをお勧めします。

東京国立博物館は、敷地も広く、新緑も美しかったです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

私K.Kからのごあいさつです↓↓↓


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