【読書メモ】「やる気がでない」が一瞬で消える方法
無気力状態は健康被害を及ぼす
無気力な人の脳で不足している神経伝達物は
ノルアドレナリンとセロトニン
ノルアドレナリン
交感神経の活動を盛んにして血圧を上昇、末梢血管を収縮させ、意欲が湧くと同時に緊張、興奮状態をもたらす
セロトニン
ノルアドレナリンやドーパミンの働きを抑え、精神の安定や平常心を維持。セロトニンの働きが弱まると不安は抑うつ症状
甲状腺機能に問題があると、寒さで無気力になる
甲状腺ホルモン
サイロキシンT4とトリヨードサイロニンT3は筋肉に結びつくことでエネルギーとなり、新陳代謝を盛んにし、脳を活性化する
どうしたら無気力状態を脱してあげられるか、が治療
病名は関係なし
心理療法(短期療法)の最も大切な考え方「外圧化」
あなたが苦しんでいる原因は、あなた自身とは別のところにある
その反対が直面化
「あなたがだらしないからこの問題が起きている」。
昔のやり方。
無気力の理由はホルモンにある、が外圧化。
医師とカウンセラーは採用する方法が異なる。
無気力状態になるのは脳のバグ
脳をコンピュータに例えると、快、不快で動いている
動物は快のみで動く
人は快と感じるのに、周りを氣にして我慢する、不快と感じるのに責任があるからやめられない
この捻じ曲げがバグを生む
バグがあると起動しない=無気力
万能感、自分主体の考えですべてを自分の思い通りにしようとする感覚
修正するには生じることを意識で判断しようとせず、快か不快かを本能で感じ、間違っているとか正しいとか自分で判断しない
万能感では、自分でなんとかしなくてはと思い、緊張ホルモンであるノルアドレナリンが出過ぎて、快を感じさせたり想像力を働かせるドーパミンがうまく分泌されなくなる。
さらに緊張状態を緩和しようとし、セロトニンが分泌されすぎ、レセプターが増えて動けなくなる=無気力になる
セロトニン増える→レセプター不足→レセプターブロック→このブロックの間、休む必要がある→無気力
バグ撃退法
1日1回、自分の好きなことをする、快と感じること、後ろめたさがないこと
いまある自信をふくらます
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