私はJAバンクに口座を持っています。

　サブで使う口座にしています。

　ある日の休憩時間、見知らぬ番号から電話がありました。

　基本登録していない番号は、番号を調べて相手が誰かを確認して折り返すようにしています。

　その日もいつものように、ネットで確認すると「JAバンク」からでした。

　最近出し入れをしていなかったので、連絡が来たのかと思い、すぐに折り返し電話をかけました。

　電話を掛けてきた方、につないでいただきました。

　第一声は謝罪でした。

　「？？？」

　どうしたJAバンクさん、説明してくれないとわかりません(笑)。

　なんと、他の人の通帳の再発行をしようとして、関係のない私の通帳を再発行してしまったとのことでした。

　「え～😱」

　本当にどうしてそうなった？

　淡々と追及する、おこりんぼの私ですが、思わず笑ってしまいました(笑)。

　JAバンクの職員さんもテンパっていて、よくわからない説明を繰り返していました。

　それは決して、いいわけやごまかしてやろうというものではありませんでした。

　誠心誠意間違いを認め、謝罪しようと言うのが伝わって来ました。

　誠心誠意を初めて見ました。

　こんなに、伝わるんですね。

　怒ったり責めたりするきには、なりませんでした。

　後日、JAバンクまで再発行された通帳をとりに行きました。

　JAバンクについて、名前を名乗ると深々と頭を下げてこられて、こちらが恐縮するほどでした。

　おそらく、まだ若いかたなので、全てが終わるまで心配だったでしょうし、上司や先輩からはしかられんだろうと思います。

　当人に対応させ、上司か先輩は見守っておられるようでした。

　素敵な関係性に見えました。

　そんな風に冷静に見れたのも、きちんとした対応をしていただいたおかげなのかもしれませんね。

　私もいい経験をさせていただきました。

　こんなことがなければ、体験できなかったことかもしれませんしね。

　職員の方も、いい経験になってくれてたらいいなと思いながら、JAバンクをあとにしました。