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読書8 「書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力」

 以前から気になっていた、いしかわゆきさんの本です。

 今の私にぴったりで、共感できることがもりだくさんでした。

 ①書くのと「仲良くなる」コツ 

 noteをはじめて、人に読んでもらう記事なんだから、「起承転結」や「文法」などのルールが気になっていました。

 また、読んでもらうためには、人のためになる記事を書かなければ!と思っていました。

 しかし現実は、そんな記事を書き続けることができるわけもなく、続けていくうちに、自分日記のようになっていました(笑)。

 そんな現状にあせりもありましたが、かしこまる必要もないし、自分語りでもいいから、とにかく書くことになれることが大事なんだよといしかわさん……。

 とりあえず、これでいいのかぁとホッとしました。

 ②書くのを「習慣にする」コツ

 私にとっての「書くこと」とは、noteの記事を書くことなのですが、連続投稿に何度も失敗しています。

 その原因はまさに、習慣化できていないからなんですよね。

 いしかわさんは、「5分だけやる」「見切り発射で宣伝する」「スキマ時間をブロックする」などの方法を教えてくれています。

 自分のルールで、家を出て職場の駐車場に到着して、車を降りるまでに1時間〜40分ほどの時間を作っており、その時間でnoteの記事を書いてしまって投稿するとしています。

 しかし、夜勤明けや休みの日には、この時間がないので投稿が滞りがちとなっています。

 本を読み進める中で、私に向いているのは「5分だけやる」だと、ピンときました。

 これは5分で終わらせるということではなく、5分だけやろうと取り組むと、気分が乗ってきて切のいいところや、最後までやっちゃえるよということです。

 まずは取り組まないことには、なにも始まらないのです。

 「明日やろう」は馬鹿野郎なのですという言葉が刺さりました(笑)。

 私には、「後でやろう」は大馬鹿野郎です(笑)。

 肝に銘じます。

 ③書くのが「止まらなくなる」コツ

  習慣にしようとしても、書くことがなくなってしまうと続きません。

 じゃあどうしましょう……。

 これも、いしかわさんが教えてくれています。

 「日常からネタを探す意識を持つ」「好きなものについてかく」「なにもないことがネタになる」とにかく、どんなことでも記事になると思うべしということなんですね。

 私の日常に、毎日事件は起こりません。

 そんな日常疲れてしまいますよね(笑)。
 
 そう思うと、なんとか毎日何かを投稿することができそうな気がしました。

 そして、いちばん心に刺さったのは「売る前提で本を読まない」です。

 メルカリを始めてから、きれいに読もうとしていました(笑)。

 ④書くのが「嬉しくなる」コツ

 書いた記事を読んでもらえるのは、本当に嬉しいしやる気にも繋がります。

 そのためのコツとして、難しい言葉は避けたくさんの人が読んでも、正しく伝わる文章をかくことが大切ということに共感しました。

 横文字や難しい言葉や漢字はかっこいいのですが、よっぽど興味がなければ読者は調べません。

 そうすると、わからない言葉はふわっと読んでいて、うまく伝わらない可能性が出てきます。

 私がそうです(笑)。

 あとは、「文の締め方」に毎度困っている私ですが、自分らしく締めればいい、ルール通りにいていると自分らしさが消えてしまう。

 そうすることで、文章はきれいになるかもしれませんが、つまらない文章になってしまいます。

 私らしい締め方はわかりませんが、ルールを気にせず自由に書いてみようと思います。

 ⑤書くのが「好きになる」コツ

  自分が書いた記事が読まれたり、反応があるともっと書いてやろうという気持ちになります。

 読んでもらうためには、タイトルがとても重要となります。

 とはいえ、これが難しいのです。

 今まで良いタイトルをつけれたことがないので、これは私の重要な課題です。

 タイトルや内容以外にも、「誰かの日課になること」でも、読者は増えます。

 それは、決まった時間に投稿を続けていると、決まった時間に読んでくれる人が現れます。

 書くことを習慣にすると、読者の中にも記事を決まった時間に読む習慣を持つ人が現れます。

 noteを見ていると、連続投稿されている方は決まった時間に投稿されています。

 私は変速勤務のため、決まった時間の投稿はなかなか難しいのですが、なんとか決まった時間に投稿できる方法を考えてみようと思います。

 ⑥書く気持ちを「大切にする」コツ
 
 人は自分のことを客観視できていないそうです。

 

人は自分のことを客観視できていません。
心理学者のジョセフ・ルフトとハリー・インガムによって考案された、自分と他人の認識のズレを理解するための「ジョハリの窓」というフレームワークがあります。
ここでは自分自身の特性を4つに分類しています。
①自分も他人も知っている性質(開放)
②自分は気づいていないが他人は知っている性質(盲点)
③他人は気づいていないが自分は知っている性質(秘密)
④自分も他人も気づいていない性質(未知)
これによると、基本的に自分で解明できるのは①と③です。
ですが、自分が感じたことを毎日のように記録していると、①と③がより深まるうえ、更には④までもなんとなく見えるようになってくるのです。
「自分」という人間は、自分が一番よく知っているように思いますが、実はそうでもなく、文章を俯瞰してはじめて、本当の自分が見えてくる。

書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力 いしかわゆき

 自分のことがわかると、自分の得手不得手もわかります。

 そうすれば、自分の強みがわかり生活も変わって来るということです。

 そう思うと、記事の投稿を始めたことで、私の人生も変わったのかもしれません。

 「私はひとまずこれでいいのかもしれない」と思えた本に出会えたのははじめてです。

 前から気になっていた本なのですが、もっと早く読んでいればよかったと反省しました(笑)。

 読み返すときは、蛍光ペンを片手に読んでみます。

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