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少しだけ大阪で働くことにした

こんにちは、かず(@kazu_1247)です。新卒で入社してから2ヶ月が経ちました。タイトル通り、少しだけ大阪で働くことにしたので、その経緯などを書いていきます。先に言っておきますが、遅くても1年後にはまた東京に戻ってきます。 

前提の話(就活〜配属発表)

僕は、東京でエンジニアとして働けることを念頭に就活をしていました。いくつかの企業から内定を頂いたのですが、そのほとんどがSIでした。入社を決めた今の企業だけが受託開発をしていて、組み込みやスマホアプリ、Webアプリなど幅広く開発を行なっていました。僕は、一次選考から最終選考まで、そして内定承諾後の面談や入社後の配属希望の面談でも、東京でスマホかWeb開発をしたいと言い続けてきました。一貫してこれだけ言い続けていれば大丈夫だろうと勝手に思いこんでいましたが、配属されたのは大阪勤務でした。

二つの敗北

配属を聞いた瞬間「まじか〜」って思いました。一次選考から入社後の配属希望の面談まで一貫して自分の希望を伝えており、僕も会社もお互い認識していると感じていました。正直なところ、配属部署よりも、大阪で働く現実をあまり受け入れることができませんでした。この配属を受け、3回ほど個人的に面談をさせていただきました。人事の方には、スマホアプリかWebアプリ開発をしたいこと、大阪ではなく東京か横浜で働きたいことを粘り強くお話させてもらいました。しかし、その面談の中で「あ、この事実はもう変えられない」と悟りました。

冷静になって考えてみて、「今の会社のまま大阪で働く」か「転職して東京で働く」の二択でした。そして、気持ちとしては「転職して東京で働く」の方が圧倒的に強かったです。理由はたくさんあって、転職した方がやりたい仕事ができる可能性が上がること、仕事などで刺激しあっている大好きな仲間たちが東京にいること、自分のキャリアを考えると東京にいた方が有利であること、などです。特に、刺激し合っている仲間が東京にいることが一番大きかったです。そんなことを考えていたら、「悩む余地なんてないよね?東京に残ろう、転職活動しよ」って思いました。本配属で大阪に引っ越すのが1ヶ月後に迫っていたので、とりあえずそれまで他の会社を探してみようと思いました。

転職活動といっても、Wantedlyで調べた会社にお話を聞きに行って、どのような企業があるのかを知ったり、その中で自分のエンジニアとしての価値を知ることを目的としていました。いくつかのスタートアップやベンチャーの方とお話をすることができて、今後のアドバイスなどもいただけてとても有意義な機会を持つことができました。その中で、魅力的に感じたとあるメガベンチャーから「2週間以内にスマホかWebアプリを作ってきて、それの成果物発表を兼ねて最終面接とするね」とチャンスを頂きました。大阪本配属までの残された期間や、業務外で取れる時間を考慮して、とりあえずこの一社に絞って、選考用の課題を開発することにしました。

結果から言うと、この選考は落ちてしまいました。要求される技術レベルが高い企業であることは認識していましたが、エンジニアとして自分の力の無さを証明されたのでとても悔しかったです。しかし、この2週間は決して無駄ではなく、むしろ得られたものの方が多かったです。今の会社で希望配属が通らなかったこと、他社の選考に落ちたこと、僕は社会人生活2ヶ月にしてものすごく悔しい思いを2度味わいました。

これは、「今の僕にはエンジニアとして自分のキャリアをコントロールできる力がない」からです。これがシンプルな本質です。ただそれだけのことです。「お前、エンジニア舐めんじゃねえよ。」そう言われていると感じます。でも僕はやり続けます。挫折や失敗も、成功するまでやり続ければ、それは失敗ではなくなるからです。

遅くても一年後には東京に戻ってきます宣言

そういったことから、「今の僕にはエンジニアとして自分のキャリアをコントロールできる力がない」ことを痛いほど理解しました。なので、僕は今の会社のまま大阪に行くことにしました。まずは、与えられた環境で目の前のことに全力を出し、結果を出します。自社Webサービスの開発に携わりたいという一方で、それと違う業務を行うことは一見すると矛盾しているかもしていません。しかし、これは「意思」のある矛盾です。「エンジニアとしての価値がない」という自分の現状から目を逸らさずに、まずは与えられた業務で結果を出します。そして、現職での学びをメタ認知したり、Canの領域を増やすしていくなど、自分次第で自分の向かいたい方向にいくらでも近づけると考えています。

業務では目の前のタスクを全力でこなし結果を出すこと、業務外ではWeb系企業で働くための知識スキルを勉強すること。これを当面の方針にしました。新卒入社の2ヶ月目にしてこれほどの感情の揺さぶりがあるとは予想もしていませんでした。仕事が楽しみでワクワクしていて、前を向いて笑っていたら横から思いっきりぶん殴られた感覚です。でも、これは、僕が強烈に「こうなりたい」という気持ちがあり、そしてそれは高い壁であるかつ、それが実現できていないがゆえに生まれる感情であると考えています。

何度失敗しても、上手くいかなくても、とにかくは僕は「僕の見たい世界」に向かってやり続けます。SEAMOのContinueという歌に『負けたら終わりじゃなくて、やめたら終わりなんだよね。』こんな歌詞がありますが、まさにこれです。僕はどこにいても、どんな状況でも、自分の内に持っている燃料を燃やしながらやり続けます。自分への誓いとして、これだけは断言します。

暑苦しい文章になってしまいましたが、今日はこの辺で終わりにします。

それではまた!

Written by かず(@kazu_1247)

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