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海外サッカー選手が考えるサイドハーフで違いを生み出す方法

こんにちは!TAKAです!

サッカーにおいてサイドハーフと言うポジションは今までに比べると役割であったりポジショニングであったりと少しずつ変わってきているのではないかと私は最近感じています。

右サイドハーフ、左サイドハーフの中でもどんなタイプのどんなスタイルの選手がプレーするかによってその試合の運び方や流れは大きく変わっていきます。

ドリブル突破やテクニックやキック精度といった攻撃的なセンスに加えて献身的なディフェンスに上下運動を繰り返す豊富な運動量など求められていることはとても多いと思います。

今回はそんなサイドハーフにフォーカスし今現在のサイドハーフのあり方や求められていることをサイドハーフの選手に向けて書いていきたいと思います!


サイドハーフに大切なことは2つ私はあると思います。

結論から先にお伝えするとそれは

特徴を前面に活かしたプレーと献身性

の2つです。

⚽️本記事を読んで欲しい方⚽️
・今現在試合に出れていないサイドハーフの選手
・レベルアップしたいサイドハーフの選手
・他と違いを出したいサイドハーフの選手

⚽️本記事で得られる成果⚽️
・サイドハーフのスタメンの座を奪えるような
 きっかけを得られる
・サイドハーフとしてレベルアップする
 ヒントを得られる
・自分を活かすプレーを知るきっかけを得られる

ではお話ししていきたいと思います!

・サイドハーフの役割

サイドハーフにはその選手によってたくさんの色がありその選手やそのチームのスタイルによって役割は変わってきます。

今の日本代表で言えば右サイドハーフに伊東選手、左サイドハーフに南野選手が配置されることが多いですがこの2人の特徴も違えば役割も違います。

伊東選手だとなんといってもスピードですよね。
スピードを活かしたドリブル突破や背後でボールを受け走り勝ちセンタリングに持っていたりと今の日本代表の大きな攻撃の糸口になっています。


南野選手で言えば得点能力の高さであったりターンがうまく前を向ける回数が多かったり球際に激しくいけるところなどが挙げられます。

伊東選手とは異なり少し中に絞り気味でプレーすることでボールによく絡み攻撃時に多くのチャンスを作ると言う役割があると思います。



特徴が違えば役割も変わってきます。

それに右利きの右サイドハーフなのか左利きの右サイドハーフなのか右利きの左サイドハーフなのか左利きの左サイドハーフなのかでもまた役割は変わってきます。

右利きの右サイドハーフの選手左利きの左サイドハーフの選手はスピードを活かしたプレーが得意なことが多いです。縦突破をストロングポイントとしていてセンタリングまで持って行きチャンスを作るのが役割とされていることが多いです。


そして右利きの左サイドハーフの選手左利きの右サイドハーフであればカットインのドリブルからにシュートやチャンスメイクを得意としていたり少し内側に絞りプレーしゲームを作るところにも関与していたりとスタイルはまた変わってきます。

ブラジル代表のコウチーニョ選手なんかはこのプレーをとても得意としてますよね。


以前は外に張ってボールを受けるのがサイドハーフの役割でしたが現代では少し内側に絞り相手のライン間で受けることにより相手のディフェンスにズレを生じさせとても効果的です。

その動きをすることによりサイドバックにスペースを与えることができますよね。

これらもみても分かる通り現代のサッカーはサイドハーフの役割が様々で多様化してきています。

その中でチームのプレースタイルに合わせながら自分特徴を活かせるプレーをまずはしっかりと自分で考え理解する必要があります。

・圧倒的な特徴

これまでもお話ししてきた通りどれだけ“特徴を出せるか“が大事になります。

サイドでボールを受けすぐに後ろに戻したりリターンパスをしたりと仕掛ける姿勢が全くない選手をよく見かけます。それでは全く怖くありませんよね。

サイドでのプレー1つとして仕掛けるプレーはとても効果的になります。

サイドハーフは真ん中の選手に比べると1対1の局面が生まれやすいです。
その時に仕掛けずにすぐパスに逃げてしまうのはもったいないです。
仕掛ける姿勢があれば相手の守備陣の対応も変わってきますし時間を作れればサイドバックの上がる時間を作り有利な状況も作り出せます。

もちろん状況をみてカバーの選手がしっかり入っている時に仕掛けたりむやみにボールを持ち続けるのは状況判断としては好ましくないです。

そしてクロス精度を高めることはサイドハーフにとって大きな武器になります

相手の守備陣はボールをゴールから遠ざけるためにサイドに追いやるのが一般的ですよね。でもサイドにボールが流れたとしてもサイドハーフの選手のキック精度やクロス精度が高ければ逆にチャンスを作りやすいです。

私も海外でプレーしていてキック精度というところはストロングポイントとして強みにしています。自分の1本のセンタリングでゴールに繋がれば1番簡単な話ですよね。特に海外の選手なんかはヘディングがとてもうまいのでその1本のキックでゴールに導くことができます。

ディマリア選手なんかはお手本のような選手だと思います。


あとはいかにスペースを見つけスペースを作れるかの動きも武器になります。

先ほでもお話ししてようにサイドに張っているだけでは効果的とは言えません。

逆サイドにボールがあるときは内側に絞り空いているスペースを見つけボールを受けたり同サイドでも自分の動き1つによってサイドバックのスペースを作り出すことが可能です。これは常に周りを見ておくことが必要不可欠になります。

この動きができたりライン間でボールを受けれたりすると相手の守備にズレを生じさせて試合を支配しやすくなります。

自分には突破力もキック精度も自信が無いと言う選手はここを磨くのをオススメします。これは試合をたくさん観たり練習中に考え予測し続ければ磨くことができる
強みだと思います。

ここ強みにすることができれば攻撃的なポジションはどこでもできるようになりますしチームがシステムを変更しても順応しやすくなります。

自分はどのようなところで強みを出し違いを出せるかを1度考えてみてください。
安パイなプレーは全く脅威にはならないことをしっかり理解してください。

・献身的な守備、運動量


一昔前に活躍した元オランダ代表のカイト選手は守備面においても本当にお手本の様な選手の1人です。あのモウリーニョ監督が絶賛するほどです。

以前まではサイドハーフは攻撃的なポジションという印象が強くありましたが現在では攻撃だけではなく守備をすることも大きな役割になっています。


1つはサイドバックへのプレッシングです。これは守備のスイッチと意味でも大きな役割になります。

相手のサイドバックにボールが入ったときに素早くプレッシングをかけることはボールを奪える手段の1つとして有効になってきます。ボールを奪えなかったとしてもミスを誘い自分たちのボールにはしやすくなります。

逆にそれができないサイドハーフの選手だと現代サッカーにおいては少し置いて行かれてしまいます。

そしてボランチのカバーやサイドバックのカバーなども役割の1つになります。

ボールが逆サイドにあるにも関わらずサイドに張りっぱなしだと真ん中にスペースが生まれ相手に使われやすくなったりボランチのカバーをすることはできませんよね。

それに相手のサイドバックが攻撃参加してきた時にサイドハーフの選手がサボっていたら簡単に数的不利の状況を作られてしまいます。いかにサイドで数的不利な状況を作られないかはサイドハーフの献身的な守備に懸かってきます。

献身的な守備に必要不可欠なのが豊富な運動量です

サイドハーフの選手は攻撃に守備に1試合を通じて上下運動を繰り返します。

後半になったら下がって守備をする体力が残ってないではスタメンで試合に出るには厳しいかと思います。

90分間を通して攻撃に加え献身的に守備ができるのは大きな信頼にも繋がってきます。その信頼があることにより試合に出れるチャンスは大きく広がってきます。

頭と身体を使って守備をできるようになるのも大切です。

最後に

何度もお伝えしているように現代のサッカーではサイドハーフの役割は多様化しています。

サイドに貼るだけのプレーでは不十分になっています。

どれだけボールに絡みチャンスを作りだせるかや守備でチームに貢献できるかなど
求められていることはたくさんあります。

きっとこの記事を読んでくれている選手は今の現状に満足していない選手だと思います。

まずは自分の武器はなんなのかをしっかりと考えてみてください。

それをどうサイドハーフで活かしていくのか。

活かし方なんてたくさんあります。

調子が上がらない選手はまずは献身的な守備をすることを心掛けてください。
チームのために走るということは調子が良い悪い関係ないですし誰もができることです

守備から自身のリズムを作っていく選手もたくさんいますからね。

これらのことを少しでも意識しより頭を使いプレーできれば今の現状が少しでも変わっていくと思います。

この記事がそんな風になにかのきっかけになってくれたら私はとても嬉しいです!

ではまた次の記事でお会いしましょう!



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