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先生は小学生

こんばんは、一樹です。

今日は昨日の小学生空手道大会で学んだことの続きです。

5月1日の昨日は空手の大会に救護係として参加してきました。
*詳しくは昨日の記事を御覧ください。

そこで起こった出来事!!
大切なことを小学生の女の子に教えてもらいました。

それは大会も後半になってからのことです

小学生の女の子が泣きながら救護席の僕のところにやってきました。

額を押さえながら泣いている

どうやら走っていたら、壁に頭をぶつけたようです。

その時に僕が最初に考えたのは
「額を打った箇所は晴れて青く内出血していたので、冷やしてから冷湿布で大丈夫かな」
(頭部を打撲した場合、たんこぶが出来ずに痛みだけが強くある場合は頭蓋骨内部の出血の可能性があるので、病院で検査したほうが良い)

ということでした。
なので手順通りに処置して、看護師として恥ずかしくない対応をしっかりしようということでした。

でも、僕はこのとき女の子に「大丈夫だよ」と声をかけながら自分の立場的なことを考えていたように思います。

それに気付かせてくれたのが、小学生の女の子でした。

その場には僕の他に、隣に普段から子供たちを指導している空手の先生がいました。
僕と一緒に泣いている女の子に、冗談を言いながら話しかけてくれていました。

僕がその子の額をアイスノンで冷やしながら、少しでも気持ちが和むように一緒に話しかけていたのですが
僕の声掛けと、空手の先生の声掛けでは返ってくる笑顔が違いました。

明らかに空手の先生の声掛けのほうが笑顔になっているな、と感じました。

普段から子供たちと接していて慣れているといのもあるかもしれませんが、後になって思うのは

あのときの僕は、泣いている女の子に落ち着いてもらえる声掛けをすることが1番大切と分かってはいても、処置を上手くやろうということに少しとらわれていたように振り返ってみて思います。

病院においては次々に患者さんが来るので、滞りなくスムーズに業務をこなしていくことが大切でもありますが

このとき、自分の使命感にとらわれて看護師としてというより人として大切なのは

まず第一に心

だということを小学生の女の子に教えてもらいました。

これって仕事だけに限らず、家庭や友達関係においてもそうですよね。

たとえ忙しくても、相手のことを少しでも思いやる気持ちがあるのと、ないのでは出てくる言葉も違います。

大切なことを思い出させてくれた、出来事でした。

自分のなかでとても印象に残っていたので、2日続けて空手道大会のことを書かせていただきました。

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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