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大好きなことは筋トレ、自転車旅行(日本一周したことあります)、読書(特にビジネス書、自…

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大好きなことは筋トレ、自転車旅行(日本一周したことあります)、読書(特にビジネス書、自己啓発、科学、数学、人文教養)。属性としては福岡在住の整形外科専門医でAIの研究をしています。2児の父で育児にも奮闘中です。日々inputしたことをoutputしたくnoteを始めました。

最近の記事

TOEICの点数を1ヶ月で460→865に上げてKindle本を書きました!

Kindle本を書きました こんにちはKazuです! 私は卒後11年目の整形外科医でAIの研究をしているものです。 色々とあり今後医療AIベンチャー企業に転職致します。 (この辺もまた状況が落ち着けば書いてみたいと思います) 転職に伴い時間ができたため1ヶ月頑張ってTOEICの点数を460点から865点へ上げ、その勉強した経過、方法をKindle本に書いてみました! 本で紹介していること ・短期間でTOEICの成績を上げる勉強法の全て ・参考代わりになる著者の1ヶ月

    • 「現役医師兼AI研究者が教えるChatGPTの使い倒し方」という本を書きました!

      お久しぶりです!Kazuです。 4月から臨床に戻り色々あって久々の更新です。 最近生成系AIが凄まじい勢いを見せていて全世界が熱中していますね。 ChatGPTを使った記事を以前も紹介しましたが、他にも色々使えるなーと思って調べてみると仕事、研究、日常生活にもめちゃくちゃ使えるということが分かってきました! そしてこの3日間休みが取れたので、ChatGPTの実用的な使い方を自分なりにまとめて初めてkindleで本を書きました! kindleでいつか本を書いてみたいなと

      • Web3 ✕ 国家 

        こんにちはKazuです。 最近面白い本を読みました。 元マイクロソフトエンジニアの中島聡先生の本です。 この本ではweb3とは何か?web3の具体例、web3のこれからの未来について述べられています。 この本の中で私が最も刺さった部分はweb3の究極のアプリケーションは国家という部分です 最近入職時の必要資料作成で同じような事を何度も書かされたり、住民票、各種手続き表を役所で発行をさせられたり、確定申告でウンザリする作業が立て込み、また電通による信じがたいオリンピックで

        • ChatGPTよりもすごいもの見つけた!その名もPerplexity

          こんにちはKazuです! 最近AIでのチャットツールが巷で話題爆発中ですね! 一大旋風を巻き起こしているのがChatGPTです。 前回ChatGPTで肩レントゲンから腱板断裂有無を判定するモデルの作成を紹介致しました。 人間と見紛うほどのクオリティで質問に対する返答を返してくれて、熟練のプログラマーを思わせるように希望のコードを書いてくれます! ただ手根管症候群など専門的な内容に関しては若干弱そうな部分がありました。 また何のサイト、文献を参照したのかが不明瞭な点が弱い

        TOEICの点数を1ヶ月で460→865に上げてKindle本を書きました!

          ChatGPTで肩レントゲンから腱板断裂有無を判定するモデルの作成

          こんにちはKazuです 最近巷で大騒ぎになっているChatGPTを使ってみました! これは想像以上にすごかったですね! 今回はそのすごい点をご紹介致します! 今回したこと ChatGPTで肩Xpから腱板断裂の有無を判定するDeep learning modelの自動作成 ChatGPTとは? 自然言語モデルで、質問を打ち込むと何でも答えを返してくれるAIアプリです! 下記リンクからメールアドレスを登録すると使えるようになります! すごいのは日本語にも対応してい

          ChatGPTで肩レントゲンから腱板断裂有無を判定するモデルの作成

          AI研究の意義、新規性、面白さを規定する3つの要因

          こんにちはKazuです 整形外科×AIの研究を今後も続けていくことになり、新テーマが何となく決まりました。 新テーマ決めにあたりAI研究を俯瞰する必要があり、たくさんサーベイしていました。 この過程の中でこの3つに切り分けて考えればAI研究の意義、新規性、面白さが規定されるというものがまとまったのでご紹介致します。 その3つは①Inputは何か?②用いているAIは何か?③Outputは何か?です 3要素を図示すると以下のようになります 順に説明していきます。 ①

          AI研究の意義、新規性、面白さを規定する3つの要因

          AI×医療系論文の読み方

          こんにちはKazuです 整形外科×AIの研究を今後も続けていくことになり、新テーマを決める必要がある現状です。 新テーマ決めにあたり、整形×AIの現状を俯瞰する必要が出てきました。 色々と論文を読んでまとめるうちに、このフォーマットを埋めていけば論文を短時間で内容を把握できるというフォーマットが頭の中で出来てきました。(昔研究室で紹介された落合先生のフォーマットをとても参考にしています) 本日は、このフォーマットを埋めていけば(読む際にこれらに注目していけば)論文内容

          AI×医療系論文の読み方

          整形外科×AI 何をするかの選び方 3つの基準(3/3)

          こんにちはKazuです 整形外科×AIについて、新テーマを決める必要があり考えを整理しています 自分は3つの軸をもとに何をすべきか考えています。 その3つの軸は①レベル②臨床的意義③実現可能性です 前回は②臨床的意義についてお話しました。 本日は③実現可能性についてお話します ①まずやりたいことを決める まずやりたいことを明確にしていきます 今まで考えてきた①AIにさせたい物事のレベル②臨床的意義の大きいことの2点から何となくこんなことが実現できたらという考え

          整形外科×AI 何をするかの選び方 3つの基準(3/3)

          整形外科×AI 何をするかの選び方 3つの基準(2/3)

          こんにちはKazuです 整形外科×AIについて、新テーマを決める必要があり考えを整理しています 自分は3つの軸をもとに何をすべきか考えています。 その3つの軸は①レベル②臨床的意義③実現可能性です 前回はレベルについてお話しました。 本日は②臨床的意義についてお話します 臨床的意義とは? まず臨床的意義という言葉について定義しておきます 自分なりの解釈では患者さん、もしくは医療者側にメリットがあることと定義しています。 何かを研究するということは詰まるところ

          整形外科×AI 何をするかの選び方 3つの基準(2/3)

          整形外科×AI 何をするかの選び方 3つの基準(1/3)

          こんにちはKazuです 先日めでたく博士号を取ることができました! そして今後もAIの研究を続けていくことになりました! 整形外科×AIについて、今後の新テーマを決めるにあたり考えを整理してみました 自分は3つの軸をもとに何をすべきか考えています。 その3つの軸は①レベル②臨床的意義③実現可能性です 本日はまず①レベルについてお話します ①レベル まず第一はレベルです これはAIに何をさせたいかという程度のことです。 自分はAIにさせたい程度を5段階に分けています

          整形外科×AI 何をするかの選び方 3つの基準(1/3)

          自分なりの文献検索方法+心構え

          こんにちはKazuです! 今日は自分なりの文献検索方法と心構えをご紹介します。 前提 例えば以下の事を述べている文献を探したいとします。 臼蓋形成不全の診断にはレントゲンによるCE角といったパラメーター計測が重要である。 しかしその計測は熟練を要し検者間差が大きいという問題点がある。 文献検索方法 前回もお伝えしたように自分はGoogle scholarで文献を検索しています まずGoogle scholar上でDDH, radiograph, evaluatio

          自分なりの文献検索方法+心構え

          おすすめ文献管理ソフト Paperpileの使用方法

          こんにちはKazuです 前回まで論文の自己流の書き方を3回に分けて紹介していました。 論文の自己流の書き方 1/3 (紙に書き出す編) 論文の自己流の書き方 2/3 (パワーポイントに書き出す編) 論文の自己流の書き方 3/3 (wordに書き出す編) ここで紹介していた文献管理ソフトがpaperpileです 論文を書いていたら必要な工程がたくさんあります。 その一環として参考文献挿入があります。 これはとてもしんどい作業ですが今回紹介するpaperpileを使うと相当に

          おすすめ文献管理ソフト Paperpileの使用方法

          論文の自己流の書き方 3/3 (wordに書き出す編)

          こんにちはKazuです。 前回、前々回に引き続き論文の自己流の書き方をまとめます。 今回で最後になります 前回までの工程でパワーポイントに論文の雛形は出来上がっています。 最後の仕上げとして、論文の雛形をwordで書いていきます。 前回に引き続き前提として以下の事を主張したい論文とします 目的:ある新規手法を盛り込んだAというモデルは、従来のモデルBよりもある骨腫瘍Cの鑑別性能がいいはずである これを証明したい 言いたい結論:Aというモデルは従来のBモデルよりもあ

          論文の自己流の書き方 3/3 (wordに書き出す編)

          論文の自己流の書き方 2/3 (パワーポイントに書き出す編)

          こんにちはKazuです。 前回に引き続き論文の自己流の書き方をまとめます。 前回は紙に書く編をご紹介しました。 紙に書く際に大事なのは、とりあえずざーっと迷わず書きたいことを書いて論文の全体像を自分の中で作成することです。 そして今回は紙に書いた内容をパワーポイントにまとめる作業をしていきます 全体としては3段階に分かれています。 ①各セクション(イントロ、方法、結果、考察)ごとに内容をパラグラフに分ける ②各パラグラフで最も言いたいことを決める ③最も言いたいことを

          論文の自己流の書き方 2/3 (パワーポイントに書き出す編)

          論文の自己流の書き方 1/3 (紙に書き出す編)

          こんにちはKazuです。 最近研究内容の結果がそろってきたので、その結果をまとめて論文の作成にとりかかっています。 原稿が図表、文献挿入含めて超荒削りですが完成しました。 自分は全然論文を量産している人間ではないです(今回で3本目)。 しかし今回の論文は超粗削りですが完成までに要した時間は、1本目の論文作成時よりも5倍は早くなっていると思います。 1本目がおそすぎたのもありますが、色々自分なりに工夫を重ねていった結果だと思います。 ここで自分なりの論文の書き方を振り返っ

          論文の自己流の書き方 1/3 (紙に書き出す編)

          急にUnetが使えなくなりました Torch not compiled with CUDAを解決した方法

          こんにちはKazuです 今書こうとしている論文でAIの検者内誤差を出す必要が出ました。 内容は病理画像中の細胞検出です 1回目の測定の際には全く問題なく動いてくれていました しかし本日全く同じコード、同じデータセットでデータを読み込んでら何故かerrorがでます(何故 涙) 内容はTorch not compiled with CUDAというerrorを吐きます 午前中6時間くらいかけて何とか治りました。 原因はpipでライブラリを入れた際にtorchも更新され

          急にUnetが使えなくなりました Torch not compiled with CUDAを解決した方法