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自分ごと化会議の提案の取りまとめ

令和6年(2024年)2月18日(日)、「第4回市民がつくる、未来のまえばし会議~自分ごと化会議in前橋~」を9時から傍聴しました。最終回で提案内容の協議の日。この後、zoomで、「自分ごと化会議in松江」の第5回、こちらも提案内容の協議の日でしたが、これを視聴。1日に2つも自分ごと化会議の提案の取りまとめを見ることができました。

1.自分ごと化会議in前橋

(1)構想日本、加藤代表の言葉

まず登場したのが、「「自分ごと化会議」の意義について」ということで構想日本代表の加藤秀樹氏。

加藤氏は5年前から前橋市に関わり、アートのまちづくりに関し、前橋の関係者と自分ごと化会議の開催も考えたが、コロナ禍で動きが取れず、その間、アートのまちづくりは進んだので、市役所の人と相談してゴミをテーマでやろうということで、ようやく実現したとのこと。

多数の「自分ごと化会議」に関わって来た加藤氏である。氏の言葉に、この会議の性格、期待するものが凝縮されていると考え、少し詳しく掲げてみたい。(筆者のメモゆえ、捉え違いがあるかもしれないが、勘弁願いたい。)

ア.小さなことからこつこつと、が変化をもたらす。
まず「「最初はこれ何やるか分からなかったけど、意外にこれ面白かったなぁ」と思う方、手を挙げて」と加藤氏が問うと、ほぼ全員が手を挙げていたのが印象的でした。
「私はこの会議も、皆さんにとって、ちょっとしたきっかけになればいいなと思ってるんですね。」「おそらくこれでここにいらっしゃる方にとっては、ゴミだけではなくて、前橋のことについて、自分が住んでいる地域のことについて、もっとこんなことを考えられるのかなと、いろんなことが自分ごとができていくんじゃないかと思うんです。」
「一方で、前橋って、大きい街ですから、そんなに前橋全体をどうしようということを、お考えにならなくてもいいと思うんです。」「まずはできることから、1つでもやっていただいて、できれば、こんな議論したんだよとか、これこれは自分でできるから、こんなことを今やってんだよっていうことを、家の中で、学校で、職場で、ちょこちょこいろんな人に話をしていただくといいのかなと思うんですね。」
「そうは言っても、ここにいるいらっしゃる方の数というのは、前橋全体の人口の本当にごく一部です。ごく一部の自分たちで何かやってもなかなか、そうは前橋が変わらない、それも事実です。」
「だけども、やっぱり変わるんですね。変わるんです。」
ここで、加藤氏の出身、四国の香川県の四国88カ所のお遍路の例を出して、茫然とする距離でも、毎日、歩いてると着くという話をされます。「当たり前と言えば当たり前なんですが、実際にそこに歩いている人からすると、それはすごい実感なんです。」
「構造日本で、自分ごと会議をスタートして、少ない時には20人、多くても100人。どこの街だって、何万人、何十万人いるわけです。こんなことやって、日本人1億人いるのになあと思ってましたけども、それでも20年ぐらい経って、全部でこういう会議も150回ぐらいあり、そうすると皆さんの無作為の、ある意味でのお仲間の数がもう1万2千人近くになりました。」「やはりまずは一歩一歩、一人一人ということかなと思います。」「ですから、是非、本当に身の回りの小さいことから1つ1つちょっとやっていくと、いつの間にか前橋で、結構そういうのができたなっていうことに必ずなると思います。今日申し上げたいことに1つはそれです。」

イ.報告書をまとめることが目的ではなく、街を良くすることが目的
「2つ目が、今日が終わりではなくて、今日が始まりだということを、是非覚えておいていただきたいと。」「議論して、報告書がまとまりました。しかし報告書をまとめることが目的ではないんですね。やはりゴミのことをちょっとでも良くしていこうというのが目的ですから、今日から何かできることをやっていこう、それを周りの人にも話して、この4回に参加してない方にも、小さいことでもやってもらおう、それが2つ目です。できればSNSでも発信をしていただき、こういうことやったけども、大事なことだからみんなで考えよう等言っていただくとありがたい。」
「多分そういうことをやっていくと、本当にいろんなことが、前橋の街ってこうなんだな、ここはもうちょっとどうかなとか、自分たちの、町内会でもいいですし、自分たちが住んでいる地域のことについて、もっとこうとか、いろんなことを多分お考えになるようになるんだと思います。」「 それは今まで150カ所ぐらいでやって、どこの街でも、そうなんですね。これに参加して、高校生が、それがきっかけになって、自分も公務員になろうかと思ったとか、あるいはある男性の人はまずPTAの会長に立候補して、それでPTAをどうにかできるんじゃないかとか、そういう方が本当にもう、今や日本中に1万人います。」

ウ.市民と市役所の相互理解
「3つ目は、おそらく市役所の皆さんは、行政上やることは、当然自分の仕事ですからやってもらっている。しかし、この数カ月で多分ここにいらっしゃる市民の方とすごく距離が縮まった感じを持っていただいてるんじゃないかと思うんですね。どちらかというと市役所は街の人から何か言われて、
市役所にしょっちゅう来る人っていうのは、役所は何やってんだ、これやってくれよっていう、それが多いんですね。」
「それがこうやって、一緒に議論すると、市民の方も、結構やっぱり行政も大変だなとか、やっぱりお金かかるようなっていうのが多分だんだん分かったと思いますし、市役所の方も、街の方がどういうことを考えておられるのか、何が面倒くさいと思ってるのかというのも分かったと思います。」「ですからぜひこの会をきっかけにして、もっと市民と行政が近づく。やっぱりいいことはもっと一緒にやろうと。市民の方からもできれば働きかける。」「行政の方も、そうは言っても市民の人1人1人ではすぐには広まっていかないから、行政はこうしようかということも一緒に考えていただければと思います。」

エ.OB会の勧め
「市役所がその事業の一環としてというよりは、ここに集まった皆さんがOB会を作ろうというような気持ちを持っていただけるんであれば、市役所もそれをサポートするような格好で、OB会のようなものを作って、年に1回でも2回でもいいんので、なんならビールを飲みながらでも良いかもしれませんが、その後こんなことやってるとか話す。」「ここで一緒に過ごした時間、気持ちというものを維持して、それが少しでも、他の方にも浸透していくようなことを続けて行っていただけるといいんじゃないか。もし必要であれば、我々構造日本も、お手伝いしたいと思います。」

加藤氏

 ウのところで、「行政の方も、そうは言っても市民の人1人1人ではすぐには広まっていかないから、行政はこうしようかということも一緒に考えていただければと思います。」と、行政の責任で行うべきことも述べていますが、参加市民に多くのことを期待していることがわかります。

(2)提案書の協議・全体での説明

提案書の協議に入ります。提案書の案を、今日協議し、それを反映して、あるいは作り変えて、最終のものにする旨の説明が全体でありました。

配布資料表紙

全体の会議で説明されたものを箇条書きに記すと、次のようになります。

・普通こういう役所に出すような提案書を作る時は、最初、目次を作ったりどういう構成がいいかみたいな話で骨組みを作って、議論しながら決めていく。一方、この提案書を作るにあたっては、シートへの記載、ネットでの意見、話していただいた内容を会議録にしたものから持って来ている。

・事務方で、ある種ストーリーとして、まとめたものなので、本当に幾通りもの作り方がある。実はこれはバージョン2か3だが、5本の柱にまとめたり3本にまとめたり、いろいろやりながら今のところの案となっている。

・皆さんからいただいた素材を、3本の柱、3品に料理してみたということなので、こういう意味ではなく発言したのに、ちょっと違う風に料理されてるなという違和感があれば、班別討議のところで、お話いただく、あるいは、最終的に紙でご意見をいただくので、そこで示して欲しい。

・最終の提案書は、前橋市に提出する意見ということになる。

・役所の人には、議事録も読んでもらっているし、各班の議論も聞いてもらっているので、皆さんの1人1人の意見というのは十分承知していただいているとは思うけど、ただ、なかなかこれをこの後何年にもわたって、読むのは難しいので、ある種まとまったものがあると今回の成果として、読みやすくなる。あるいは役所の人だけではなくて、他に関心のある人がいればこれを読んでいただくと、4回の会議でこんなふうに前橋の市民の人は考えてるんだというのがわかると思う。ある種 これは料理なので、食べやすい、読みやすい形にして、提案しようというものである。

・提案は3本の柱にまとめてある。
・できる限り楽しいものにするということも今回あった。目標があった方が、インセンティブがあった方がゴミの減量で進むよね。というのが1つ目の提案。
・2つ目は、実は自分にとってはゴミであったとしても他人にとっては何かもっと使えるものになるんじゃないかというのは出ていたかなと思うので、そのあたりを文書にしている。
・3つ目は、やはり皆さんまだゴミに関して知らないことも多いので、そういったものをもっと見える化すれば、協力してもらえる人も増えるんじゃないか、30万の市民が皆一緒ということではなくて、ターゲットを決めて、こういう人にはこういう投げ掛け方、こういう人にはこういう投げ方っていうのを少し分けて、考えた方がいいのではないか。あるいは市内も、繁華街から農村的な地域まで様々なので、その地域にあったやり方あるのではないかというのが3つ目のところにまとめてある。

・それぞれの提案について、提案シートで書いてもらったように、①市民がやること、②地域でやれること、③行政でやれること、④あるいはそれ以外の民間でできることに分けて、かつ、デジタル技術を使えないかというところも、今回1つの軸として、前橋市で初めての取り組みとして加えてある。

・それぞれの各班の議論の中で、これをより良くする、よりおいしくするという時間に第4回目の会議の時間を使っていただければと思う。それを各テーブルコーディネーターがまとめて、またこの提案書に反映させるという形で進めていく。
・最終的な提案書については、今回、デジタルも活用しているので、皆さんに案を作ったら、割とすぐに送れるので、またそれを見ていただいて、最終の確認をしていただく。それを前橋市の方に提出する。

全体での説明

(3)班別協議

ここで9時半過ぎ。3班の間に、パーティーションを入れる等で模様替えして班別討議。

前回の傍聴でもそうでしたが、10人ぐらいずつの3班は、それぞれのテーブルコーディネーターのやり方で班別討議が進行しました。

3班、始め方はバラバラでしたが、どこもまずは、会議に出て、ごみの扱い等で自身の取組で変わったことの発表から始まっていました。

ホワイトボードをパーティーションにして班別協議。

一人一人、それぞれ積極的に発言をし、かなり盛り上がってました。これはすなわち、この会議で習得した知見と対応の確認でもあるかと思いました。この会議に参加するまでは知らなかったり、思わなかったことをやっているのですから。

加藤代表や市役所の職員も見守る中で、班別協議

傍聴席から見て一番左の班は、10時10分頃、提案書の記述の協議に移るということで、1,2分改めて読んでみて、ここに書いていないこと、こう書いた方が良いと思ったことなどを協議したいという段になりました。結局、5分間休憩も加えて、10時20分から、提案書について協議が始まりました。

「〇〇に、〇〇とありますが、、、。」と話が始まりました。
この日は、筆者がスーパーバイザーを務める「ふじさわこども選挙」の投票日だったので、応援に行くべく、ここで会場を離脱することにしました。

この後の日程については、配付資料を見てみようと思います。

配付資料とともに配られた用紙

班別協議の結果は、テーブルコーディネーターによって取り上げられ、報告されますが、加えて、こちらの意見提出シートで各参加市民が意見表明することになっていました。

更に、第4回会議終了後、次のようなことを行うことが示されてます。

配付資料より

また、こちらは、Liqlidを使う等、デジタルツールの活用に積極的で、
「めぶくコミュニティ」を使っての展開も示してました。

配付資料より

2.自分ごと化会議in松江

(1)市民による自分ごと化会議

前橋から藤沢へ移動する電車の中で、13時30分からの「自分ごと化会議in松江」の第5回の動画中継配信を視聴しました。

この松江の会議は、第3期目。この時点でも、市民だけで実施している、すなわち自治体が主宰者に並んでいない、全国で唯一の自分ごと化会議とされます。市民団体と専門家(島根大学行政学ゼミ、構想日本)が実施する形になっています。

第1期の時のクラウドファンディングの記録が残ってますので、掲げます。
自治体によるものではないので、住民基本台帳等が使えず、松江市選挙管理員会の許可を得て、選挙人名簿を閲覧し、松江市民約2200人を手作業により抽出したとあります。

あつぎ気候市民会議の報告会でお会いした「脱炭素かわさき市民会議」(2021年5月22日から10月23日まで全6回)の方にお聞きすると、川崎でも7つの区役所を回って、選挙人名簿を使って、無作為抽出を行ったとのことでした。市民ベースでやるとなると、人海戦術となりますが、この方法になるようです。

https://www.facebook.com/jibungotokamatsue/

お金に関しては、あつぎ市民気候会議の際に、主催者が、予算が650万円に膨れ上がったとの発言し、動画で記録されていました。他の市民気候会議の関係者からは、1千万円を超えるという話も聞いたりしています。
これに対し、松江では、経費も抑制し、市民が実施しやすい姿を模索しているようでした。関係者から、200万円をベースにしているとの話を直接聞きましたが、どこまでの範囲の経費か等は、要確認です。添付のフェイスブックでは、第3期でもクラウドファンディングを行っていて、「約2400名の松江市民へ案内を送るだけで20万円以上必要で、その他講師料や会場費等で合計127万円の経費が予想され、うち100万円をクラウドファンディングで集めたいと思っています。」とあります。

第1期が原発、第2期が自然エネルギーの普及と活用、今回の第3期が学校給食について。この間のフェイスブックに記載されている取組の記録は、市民活動の在り方として、多くの貴重な情報が含まれていると思います。今までの提案は、松江市、島根県、電気事業者である中国電力、国(関係省庁)への提出が行われています。

第3期は、当初、参加市民を20人で設計。中高生の子どもオブザーバー、学生も参加。

(2)伊藤伸氏による取りまとめ

さて、第3期の取りまとめの第5回協議会。
構想日本の伊藤伸氏が登場します。
参加者20人ぐらいですので、班別にせず、全体の協議で、提案書(仮)の内容の検討を、伊藤氏の司会で行います。
ここでは、伊藤氏のこれまでの経験、力量が最大限に発揮されるのを目撃しました。
提案書(案)は、伊藤氏がこれまでの協議を基に原案を作り、毎熊氏、早瀬氏、福嶋氏の共同代表の3人と山口氏がまとめたもの。
伊藤氏は章別に確認していきます。参加者に考えを順番に聞く形で、たっぷり時間を取って、内容を議論していきました。
即興の修正も、参加者が納得いく形で示し、より直接的に提案書の内容を詰めていきました。子どもオブザーバーの意見も提案書に盛り込むことになりました。
まさに、熟議で、臨機応変で、終わって溜息がでるような素晴らしい展開でした。

中でも特に印象的な議論は、学校で、休み時間等は、マスクなしで話をして良くなっているけれど、給食は相変わらず話をしながらの食事は禁止されているのを、禁止を解除し、楽しい食事の時間を復活させて欲しいという意見をどう扱うかというものでした。まだコロナが心配等の理由で、それを望まない人のことをどう考えるか等の議論がなされる中で、自分はどう考えるかの意見交換が活発になされました。

また、もう一つ印象に残ったのは、伊藤氏が、原発とか自然エネルギーとか大きな問題では、提案もまとまりやすいが、学校給食となると、全ての人に身近で、細かく意見の違いがあったりしてまとめるのに苦労するというような発言をしていたことでした。私は、そこに自分ごと化会議の提案の性格、提案の有効性を高めるための取りまとめの努力、意向を感じました。

3.自分ごと化会議の取りまとめ

(1)気候市民会議の最終回との光景の違い

150の回数を重ねる自分ごと化会議のうちの2つではありますが、その会議の傍聴・視聴を同日に行うことができました。その範囲内ではありますが、あつぎや逗子・葉山での気候市民会議の最終回との光景の違いにまず触れたいと思います。

気候市民会議では、70を超える項目について、7段階の投票による評価を行った報告書案について、その中で、例えば、評価が低いものについて、最終報告に入れるかどうか、修文するかどうか、修文するならどう修文するかを「旗揚げ採決」で決めていく等の光景が見られました。これも力技というか、司会者の力量が大いに問われるものでした。気候市民会議では、最終的な項目についても、更に7段階投票をして、優先順位検討の材料提供をしていました。
それと比べると、自分ごと化会議では、熟議熟議で修正も含めて提案を構築していくというものでした。

もっとも、気候問題という、非常に幅広い問題で、70を超える項目が出て来るものと、ゴミ問題とか、学校給食についてとか、より具体的な課題を扱うとものでは、対象に大きな違いがあります。
ゴミ問題では、大きく3つの柱で提案を構築していましたから、それだけの項目であれば、熟議で、投票を行わなくとも、原案を手直ししていけるということはあったかと思います。ただ、これも、即興で臨機応変で参加者を納得させる修文提案等の司会者の力量が大いに問われるものでした。

私としては、いずれにしろ、取りまとめのバリエーションを実感できたので、それは良い経験だったと思います。

(2)提案の活用

前橋の班別討議で、別の興味深い光景に出会いました。
ある参加市民が、「〇〇しかないゴミ」というごみの区分表記をした方が良いのではないかという意見を言い、それで班内の議論が大いに盛り上がっていました。たまたまそこに、市の担当者が近くに立って聞いていたので、司会者がこれに対しての考えというか、感想を尋ねたところ、私見としてでしたが、「今、市は▢▢ということを考えていて、それは△△の導入ということにも関係するのだが、その後に◎◎という展開になった段階で、その考えを使わせてもらえたらなと個人的には思う」というような趣旨の話をしていました。

気候市民会議や自分ごと化会議の提案の効果に関しては、実は、このような行政の施策展開のタイミングということがあるのではないかと思います。

逗子・葉山のように、気候変動対策の行動計画がまだなく、一年近くかけてまさに今、行動計画を作っていくというタイミングでは、気候市民会議の提案を、立案に際し、大いに参考にすることはできると思います。一方、あつぎのように、アクションプランが出来ている中での報告は、提案がどのように活かされるか、少し複雑な状況があるかと思います。

前述の川崎の気候市民会議の実施者は、「市長は提案を高く評価して動こうとしてくれているが、担当部局の動きがイマイチで」と私に話してくれました。担当部局の施策展開に組み込まれるようなタイミングや仕掛けがやはり重要なのかなと思います。

ゴミ問題という、より特定される課題について、市の環境部局だけではなく企画部局も一緒に参加して自民ごと化会議を行った前橋では、そこで出された提案、あるいは参加した市の職員が自ら感じたこと、考えたことは、より具体的に施策に反映される可能性は高いと思います。ただ、そうしたものでも、前述のように、行政の施策展開のタイミングとの関係はあると思います。

冒頭の加藤氏の話の中にあるように、行政には、行政として、自分ごと化会議の提案を尊重し、動くよう促すとともに、参加市民の今後の活動に期待していると言うのには、こうした背景があるのではないかと考えます。

せっかく素晴らしい会議を、手間暇かけてやるのですがら、その会議の成果物自体も最大限活用されるよう、行政の施策展開のタイミングや、タイミングが特段良くなくても、それを補うような何らかの仕掛けが重要なのだろうなと改めて思った次第です。

活発な議論



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