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3年B組金八先生S7 濱田岳の出世作

第7シリーズ(平成16年度)
原作の小山内さんは濱田メインにしたかった。福澤さんは兼末健次郎シリーズ再びと、八乙女覚せい剤過激路線で突っ走りたかった。不協和音が表面化し、決裂したシリーズです。
小山内さんが降りた(ろされた)後は、シリーズ中にも関わらず、前シリーズの「鶴本直スペシャル」でごまかしたり、「あなたの夢はなんですか?」と本来最終回で扱うネタを「1/2成人式」か?みたいなやったりものをやったり、ほとんど「中学生日記」のようでした。
覚せい剤をカーテンの裏地に隠したものを家宅捜索で見過ごしてしまう警視庁…レベル低すぎと関係者から笑われたことも。
覚せい剤未経験なのに静脈注射したり、所持違反のしゅうママが取り調べからサプライズ帰宅したり(てっきり幻想かと)。
子役経験者で直前に東山の子供役で連ドラに出演し、傷跡残すくらい演技力があった濱田くんを持て余してしまいます。(後半は自分でブースターをつけたよう)
給食問題、乙女の恋愛、性の若年齢化、発達障害の件は中途半端に。
小山内先生が前半に伏線をまきちらした案件を回収するのは清水さんでは荷が重かったようです。

東京都の教育委員会から北海道の教育委員会に簡単にコネ移籍できるほど、横のつながりがあることにもびっくり。

宮沢親子のような特殊例、後付けの府川親子というケースはありますが、スペシャル期の生徒以外で兄弟設定なのは笠井姉(S6)と笠井弟(S7)だけ(だと思う)です。
※どうして、麻田玲子(福田沙紀)のかばん持ちになったの?も明らかになっていません。

というか、当時から思っていたけど、河川敷が通学路ってありえないですよね。放送は平成16年。ファイナルでやっと平成23年になりますが、今はどう考えてもフィクションであろうともNG。

それにしても福澤さんはパトカーおっかけ演出が好きすぎ。
あと、河川敷に護送車がクラクションを鳴らしながら走るのかっけー(棒)

初回タイトルが、「史上最低の3B!!」結果的にそうなってしまいました。

スペシャルの詩の朗読、アングラ劇団でもあんな演出しないよね。

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