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FUJI1ヶ月前に思うこと

2023年4月21日(金)~4月23日(日)で開催されるトレイルランニングの大会ULTRA-TRAIL Mt.FUJI(ウルトラトレイルマウントフジ)のFUJIに出場します。
FUJIは去年まではUTMFの名称でトレイルランナーにとって憧れの舞台になっている大会。
静岡県の子供の国をスタートして富士山の周りを回り、山梨の富士急ハイランドを経由して山梨側の山々を巡り、再び富士急ハイランドに戻ってくる総距離約165.3㎞、累積標高7574mのウルトラレース。

そもそも何で出ようと思ったのか

普通は走るのが好き、山が好き、未知なことに挑戦したいから等出てくるのかもしれないけど私の場合は明確にない・・・
ただ人が簡単に出来ないことを達成してみたい。周りに認められたいという願望があるのかもしれない。それが成り行きでFUJIに行きついた。

トレランを始めてFUJI(旧UTMF)に行きつくまで

1つ1つ思い返してみると、FUJI(旧UTMF)の存在を知ったのはトレイルラン(※)を始めて半年経過したくらいにポイントを稼がないと出れないレースがあることを人から聞いた。その時は凄い人がいるんだなと思っただけでまさか自分が挑戦することになるとは想像すらしていなかった。
※なんでトレイルランを始めたかの理由も別途記載したい。

ただ2020年コロナ過でオンラインイベントのバーチャルUTMF(7日間で160㎞を走る)が開催された。完走するとUTMF(現FUJI)の参加資格になるポイントが6ポイント得れるということで興味本位で参加した。その時もUTMF(現FUJI)を本気で目指してはいなかったけど、頭の片隅には残った。

当時一緒に走らせて貰っていたグループ内で2021年のUTMF(結果コロナで中止)にエントリーしたとか、100マイルレース完走したなどの話題が上がるようになりポイントが入手できる大会などを意識するようになる。

2022年UTMF(現FUJI)の後半69㎞をコースにしたレース、KAI69Kが新設された。後半コースを知ることが出来、ポイント入手出来るから完走出来たら次の年にUTMF(現FUJI)にチャレンジしてみようと思いエントリーした。
結果、気持ち悪くなり全身攣っり身動きできなくなってしまい40㎞地点の二十曲のエイドでリタイヤ・・・。バスで富士急に戻るも吐きまくり。
ポイントも入手できなかったし長いレースの適性がないんだなと感じ落胆した。

ただ後悔しかったので同程度の距離のレースでリベンジしたいと思いレースを探した。申し込みが間に合う6月の滋賀県のFairy Trailのスーパーロング60㎞(3ポイントレース)に出ることにした。完走出来れば来年のUTMF(現FUJI)を挑戦を検討するつもりで。
UTMF(現FUJI)の参加資格は3大会で10ポイント必要なため、Fairy Trailを完走出来たとしてもポイントが足りない。なので練習の意味も含め5月に奥四万十川トレイル36km(2ポイントレース)に参加した。無事に完走して2ポイント得れた。
満を持してFairy Trailスーパーロングに臨んだ。
が、結果40㎞地点の関門で制限時間切れ・・・。40㎞地点の関門制限時間が厳しい事が事前にわかっていたし、意識して進んだつもりだが突破できなかった。
KAI69K、今回と40km地点までしか進めなかった。長い距離の適性がないんだと改めて感じた。

悔しさ、絶望感がありつつもUTMF(現FUJI)が頭から離れなかったので、挑戦するかは別として参加資格は満たしておきたいと思い、再びレースを探し7月のKAKITSU(2ポイントレース)にエントリーした。子供が8月に産まれる予定もあり、ポイント得るラストチャンス。
絶対に失敗出来ないので試走にも行き、本番も無事に完走した。

これで参加資格は得れた。
ただ本気で挑戦するかは、まだ迷っていた。そもそも人気の大会だからエントリーしても抽選で当選するとも限らないし。

エントリー&当選

11月にエントリー抽選に申し込む。結果、当選・・・。
当選したものの冷静に考え、実力、経験は確実に足りていない。
私のポイントは
バーチャルUTMF6ポイント
奥四万十川(36km)で2ポイント
KAKITSU(30km)で2ポイント。

本来ならば、3ポイント、3ポイント、4ポイントで得る合計10ポイントの参加資格。
3ポイントは50~70kmレベル、4ポイントは80~100km超えのレース
そんなレースを完走して猛者が参加できる大会。

ただバーチャルUTMFの6ポイントも期限があるし、出たいと思った時に当選するとも限らない、挑戦するチャンスは何度もある訳ではないと考え出ることを決意。最初で最後のチャンスだと思い頑張ろうと誓った。

1ヶ月前まで頑張ってきた

今まで通りに練習量では絶対に完走出来ないと思い練習量を倍にした。

それまでの練習量
2022年1月:160㎞ 獲得標高:3722m
2022年2月:190㎞ 獲得標高:5139m
2022年3月:260㎞ 獲得標高:4112m →KAI69Kに向けて練習量上げた
2022年4月:147㎞ 獲得標高:3443m→KAI69K DNF
2022年5月:160㎞ 獲得標高:7706m→奥四万十川トレイル
2022年6月:120㎞ 獲得標高:6353m→Fairy Trail DNF
2022年7月:225㎞ 獲得標高:7232m→KAKITSU
2022年8月:162㎞ 獲得標高:3110m
2022年9月:173㎞ 獲得標高:3117m
2022年10月:200㎞ 獲得標高:2060m
2022年11月:224㎞ 獲得標高:3722m →おかやまマラソン 3:24:xx

決意した後の練習量
2022年12月:424㎞ 獲得標高:11846m
2023年1月:500㎞ 獲得標高:14070m
2023年2月:433㎞ 獲得標高:11120m →一度右胸、肋骨痛くなる
2023年3月(21日まで):420㎞ 獲得標高:16500m

決意して練習量を倍にして3カ月半、良く大きなケガもせず、ここまで来れた。3ケ月半では期間が足りないかもしれないけど、私なりに頑張って走って、登ってきた。
そして1カ月前(3/21)になり、練習量を落としていこうと思っている。
なんとか完走したい、制限時間ギリギリでも良いから完走したい。

あとは本番のシミュレーションをして、気持ちを強く持ちつつ過ごしたい

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