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最終講義とSG試験勉強の遅れ

 2月から3月にかけ、大学では退職する教授が最終講義を行います。行わない教授も中にはいたりしますが、最終講義ができる、というのは一つのステータスだなと思います。私のいた大学の研究科では、「教授」しか最終講義ができませんでした。専任の教授です(今は専任とは言わなくなってきましたが)。准教授や特任・・といった先生は(特別な事情がなければ)認められていませんでした。ただ、このあたりは大学によって若干違いそうです。

 最終講義は、通常の講義とは異なり、教授のキャリアの一つの区切りとして、その教授のこれまでの教育、研究業績などといった貢献を称えるものです。この案内が来ると、もう年度末なんだなあと思います。今年は、大学祭などほかのいろんなイベントとともに、4年ぶりにフルメニューで行われるところも多いのではないでしょうか。去年までは新型コロナのため、オンラインだったりできなかったり終わった後の打ち上げがなかったり、という感じでしたので。

 学生や同僚の教員だけではなく、歴代の教え子や引退された先生などいろいろな方が外からも来られ、会場も飾りつけがされたり花束贈呈があったりして、普段の講義とは違った華やかな感じになることも多いです。

 ちなみに、最終講義は先生によって結構個性が出ますが、だいたい以下のような要素が入ることがあります(chatGPT原作でかなり加工しました)。

  1. 最終講義では、教授が自身のキャリアを振り返り、その間に達成したことや経験したことについて話します。これには、教育活動や研究成果、学生との関わりなどが含まれます。

  2. 生涯の研究テーマを選んだ課程や恩師との出会い、留学経験といったことがらを写真や資料を交えながら講演されてました。その中で、教授がなぜ教育者としての道を選んだのか、恩師や同僚、学生との関わりが彼らの人生に影響を与えたのかについて語ることがあります。どの教授も、節目節目で猛烈に研究に取り組んでおられる様子で、まさに超人。マネできないなあというものでした。時代ですが、泊まり込みで綱渡りな実験・・・みたいなエピソードだらけで、それに夢中で楽しんでいる様子すら伺えます。

  3. このほか、教授が学生に向けて重要なメッセージやアドバイスを送ることが一般的です。これは、彼らが将来の道で成功するための指針や励ましになることがあります。

  4. 共同研究者やサポートスタッフ、大学のコミュニティに感謝の意を表明することもよくあります。どの教授も失敗談があり、紆余曲折を経て、多くの支えがあって今があることをお話しになり、このように感謝の言葉を交えながら話されるのが一般的です。 

  5.  最後に、教授が今後の人生や退職後の計画について話して、締めの言葉といった感じになります。私が参加した講義の教授は大体次のポストがあって、そこでまた新しいキャリアを開始します、みたいなものでした。

こうした講義の内容は大学の歴史の一部そのもので、大学全体でまとめているオフィシャルな歴史には出てこない珍しい史料を見ることもできたりします。一般の方が聞いても興味深く面白い構成や内容になっていることが多いです。アーカイブ化されて一般公開されている大学もありますので、興味がある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。

-----ここから話題転換

 なお、情報セキュリティマネジメント試験に向けたネットワークに関する勉強、特にテクニカルなところが少し遅れているので焦っております。ネットワーク攻撃について勉強しました。よく見られるネットワーク攻撃とその対策、用語集の1割くらいを繰り返しおさらい。。PC系には強めのChatGPTなんですけどそれらしくちょっと怪しいところもあるかもしれず、別に調べることも勉強になったり。最近、ほかの方のブログを見て、これAIで作ってるやろ・・というのがわかるようになりました。個人的には「フィッシング」がfishingでなかったことにちょっと驚き。


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