遠くなる過去

働いているところではそれほど世代間の違いは感じないのだが、ふと自分たちが若かった時代80、90年代がもう30年、40年の昔なんだと、若い頃の自分から考えると戦争中と同じような感覚でみているんだなあと感慨深い。

戦前戦中と戦後で思想が変わったので、僕は生まれる30年前とかとは時代の断絶、色がくっきり違うと感じていたが、今と30年前とはそれほど断絶した感じは個人的にないのは国内限定だが戦争のない時代を享受できたからだろうか。先人の犠牲と努力はその時代を生きた人たちから経験を直接聞いた世代として忘れてはならないと思う。

ただ、今でも巨大な災害はあるし世界から戦争はずっとなくならないし近辺もキナ臭く、今、平和だという感覚はまるでない。戦争はそのものは経済的にペイできないし罪ない人がいっぱい死ぬから絶対やらない方がよい。一方でこうしたことで儲かるセクターや個人が国外に必ずあるのでそういうとこがあの手この手で煽ってやらせたがるのは何とかならないものか。ネットもこの手の話題は極端に振れる傾向を感じるので危ないなあと思っている。

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