見出し画像

向精神薬について

2016年〜2023年までの7年間、抗うつ剤、抗不安薬を
数種類飲んできた。
睡眠薬にいたっては約15年近く飲んできた。

最初に心療内科に飛び込んだ2016年、それまでも辛い結婚生活で離婚を考えざるを得ない年月が続き、体のあちこちが次から次へと悲鳴をあげていたけれど、原因は分かっているのだからと薬の力を借りようとは思わなかった。

でもとうとう過呼吸や動悸、メンタル面でもう無理、となって心療内科へ駆け込んだ。
その時の診断名は「心因反応」
うつ病ではなかった。

そこからは2回ほどクリニックを変わりながら薬はどんどん増えていった。
すがるような気持ちで薬を飲んで回復を待った。

でも全く良くならない。

良くならないどころか悪くなっている。
診断名は「大うつ病」

希死念慮も出て実際手首を切ったり、
「完全自殺マニュアル」をネットで買い、
熟読したりもした。

ひたすら辛く、酷い焦燥感の中、
とあるカウンセラーさんに出会った。
その方は向精神薬使用に強く反対する方だった。

長年薬を飲んできても一向に良くならないどころか全体的に悪くなっていた自分の状態とカウンセラーさんから出る言葉が私にはとてもマッチして納得できる部分が多く、薬をやめたい、やめなきゃいけない、と強く思うようになった。

向精神薬は根本治療ではなく、対症療法。
しかも飲んでいるとどんどん依存症になってしまう。
かなりあっという間になるかもしれない。

もしかしたら希死念慮も薬の副作用だったのかもしれない。
考えてみれば副作用って何だ?
全部作用なのでは?

薬でうつ病は治らない。
と私は思う。

一時的に薬の力を借りるのが必要な時もあるかもしれない。でもそれはなるべく短期間で。

薬漬けになってしまうと断薬は本当に大変になる。
それでも強い気持ちがあれば断薬は必ずできる。
慎重に時間をかけてやれば必ずできると思う。

個人差があるので意外にあっさりと断薬できる人もいるようだし、地獄の苦しみを味わう人もいる。
焦って無理に断薬をすると寝たきりになってしまう場合もある。
副作用、離脱症状も多岐に渡り、人によって様々だと思う。断薬後の後遺症のようなものもあるかもしれない。

でも自分の本当の人生を取り戻したいなら断薬は必須だと私は考えます。

薬を長く飲んでいても一向に良くならない人は環境や生活習慣、食生活、物事の考え方、捉え方を変えることで何とか鬱の世界から脱してほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?