この4月始め、実家や親きょうだいについて「切り離して考えてもいいのでは？」と、これまで思ってもみなかった事が頭に浮かび、途端に「あ、すごくラク✨」という感覚が来て、呆然とした日がありました。

弟妹との関係

それはいつもの、弟が問題を起こした、母を助けるために皆で動こう、というような5人の弟妹たちとのグループLINEがきっかけでした。
こういうことが起こる度に実家に集まったり、LINEで相談し合ったり、励ましたり慰めたりするのが常でした。
私は一番上の長女なので、特に責任があると思い、夫や娘たちと食事中でも、お風呂に入って寝たい時でも、そういうLINEが来るとすぐに読んで返信して、長くそれが続くことが多くありました。
夫や娘たちに「そこまでしなくても」と言われたり、すごく困ると感じながら、でも仕方ないと思っているところがありました。

心配したくないから、解決したい

私は弟妹のグループからLINEが来るたび、
「また何か困りごとだ」と心が暗くなり、でも自分だけが気楽ではいけない、皆も幸せでないと安心できない、というような気持ちで対応してきました。
でも何年、何十年やっても
変わらず実家は、弟妹は「また大変なことが起こった」と伝えてくるのです。
皆が幸せになってほしい。
愚痴を聞きたくない。辛い思いを聞かされたくない。
だから解決策を考えるし、こう考えたら？と提案するし、アドバイスをしようとする。
でも、根本的解決には至らないまま、ほとぼりがさめてはまた燃焼するという繰り返しなのでした。

関わらなくても、いい

なぜそれが閃いたのか分かりませんが、
ずっと困っていたから、出口を探していたから、「あ、もしかしてこれ？」とやっと気づけたのかもしれません。
親孝行したいし、きょうだい仲良くもしたい。
でも重荷なのです。
こう思ってしまう自分を認めようと思いました。
私から見ると母と弟妹は、
「何か問題が起こって、それをみんなで解決しようと集まることが幸せだ」と思ってるように見えました。
それが叶ってしまっているんじゃないの？
常々感じていたことを、長いグループLINEの最後に弟妹にぶつけ、ブチギレて去る形で会話を終えました。

やり方はダメダメだが◎

グループLINEのやりとりでブチ切れ、親きょうだいが問題を抱えてる時に、言いたいことを言って逃げ去るというのは本当に大人気ない、無責任なことだったと思います。
しかし、それから半月ほど。今のところ弟妹からの連絡もなく、私自身の意識が「一番大切なのは夫と娘二人の家族」とはっきり肝が座り、ひとつ扉を開けたような気持ちです。
感情的に怒って意見をぶつけて逃げた、やり方はダメダメでしたが、それならそれで「姉は頼りにならない」と思ってくれて結構。
だいたい私が56で弟妹たって40代50代なんよ。
自分で考えろ。
あと、母は労わらなければいけないが、母の言い分を全てやってあげるのが正解ではない。だって別のルートで「あっ、こっちのがよかったわ！！✨」てなることいっぱいあるんだからね！！
楽しく生きてほしい。
私もそーするから！！

まとめ

2024年のテーマ。本当の私を掘り出すこと。
それには、自分のしたくない事に時間や体を使わないようにする、みたいなことも必要なのだ💡
そして自分と近すぎた人との間に境界線を引くことも。
時々気がかりな自分が戻ってきてしまうけど、心配しすぎず、新しい意識でやってみようと思います。