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口癖を変えたことで、自分に変化が訪れたように感じます。

日常の夫婦の会話ではよく見られる光景です。
妻:「今日の晩御飯、肉と魚、どちらがいい?」
夫:「肉でいいよ。」

この歳になり、私はこういった質問に「でいい」ではなく、「がいい」と答えるよう心がけています。例えば、上記の場面では「肉がいい」となります。

「でいい」という表現は受け身で、失敗しても自分の責任ではないという逃げ道を残しています。また、考えることを放棄していることが多いです。

一方で、「がいい」と言うと、自分で決断を下さなければなりません。そのため、失敗も自分の責任となり、真剣に考えるようになります。

私たち夫婦はリモートワークが可能なので、時々違う場所で仕事をします。今年はサンディエゴやトラバースシティに行きました。これらの場所やレストランの選択も、いつも妻が決めていました。私は「どこでもいい」と答えることが多かったのです。

しかし、来年の夏は「デンマークがいい」と妻に伝えました。デンマークは私も他界した父も若い頃行きたかったけれど直前で没ってしまって行けなかった国だからです。彼女は笑いながら、「33年ぶりに自分で行き先を決めたわね」と言いました。もちろん、計画もすべて私が担当します。

口癖を変えたことで、自分自身にも変化が生じ始めているようです。来年が待ち遠しいです。

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