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パスポート取得は23歳、純ジャパの私が外資企業へ就職できた理由

あろー! @kazuka2u です!

試用期間終わったぞーー!自分のバックグラウンドとして、絶対無理だと思っていた外資への転職。どうやって行ったか、意外なところにチャンスはあるんだ、ということを残しておければと思います。

コンプレックスの塊で、長い間後ろ向きだった私の備忘録です。ちょっと英語喋れて、外資興味あるけど今一歩踏み出せないっていう、ついこの間までの私みたいな人に読んでもらえれば幸いです。

・海外経験が無い話・ファーストキャリア・活用するべきサービス

海外経験が無い話

社会人4年目の12月末に転職しました。3ヵ月の試用期間が終わり、今回本当に思いがけずご縁をいただいた、現職への転職活動について記しておければと思います。
現職はグローバルに展開している中華系のメーカーです🐼会社大好き。

私がパスポートを取得したのは23歳のとき。大学時代は経営学部に所属しており、ゼミには20人弱いたものの、パスポートを持っていないのは私だけ。関西圏の大学に通っていたのですが、ゼミメンバーの「え?国内線って機内食でーへんの?!」の言葉と、ドイツ人の教授にものすご〜く苦い顔をされたことが忘れられません。。

多くの大学生のように、留学しようかな、と思った時期もあったのですが、それは本当に留学しなければ学べないことなのかと父から問われた時に、納得のいく答えを戻せず、その情熱はあっという前に消えてしまいました。

そんな私が初めて海外へ行ったのは、23歳、大学卒業間際の3月のこと。1社目の新卒研修として、カンボジアとタイへ行ってきました。正直この体験がなければ今もパスポートを持っていなかったかもしれません。

と、まぁこのくらい海外に縁の無い人生を送ってきました。こんなバックグラウンドなのですが、スピーキングがちょっとできるのでよく聞かれるのが、どこで英語やったの?ということ。正直なところ、学校でしかやってないです。他の人と違うことがあるとすれば、E.S.S.という英語を話す部活に高校1年の終わりくらいから所属していた点。ここでそこそこの量のシャドーイングを経験できたからこそスピーキングに関しては怖がらず挑戦する姿勢と話す習慣を作ることができたように思います。

以下ではそんな純ジャパの私が、今回どうやって転職活動をして、どうして外資 (中華系ですが) 企業に入社したか備忘録的に残しておきます。

ファーストキャリア

新卒の時にはSNSをメインとする広告代理事業を中心としたベンチャーに入社しました。そこで広告運用者、およびお客様の窓口として毎日エクセルと広告管理画面とにらめっこする日々を送ることとなりました。かなりニッチな運用という職種と、会社によっては営業担当がつく窓口業務の両方を経験できたのは、お客様視点を考えるにあたってとても良い経験をさせていただいたと思っています。私はとにかく事務作業をやらせればミスを連発するという悲しい生き物で、社会人以前からの友人には、絶対に私にさせるべきじゃないと笑われてしまう有様でした。頭を使わないとは言わないのですが、かなり事務っぽい作業の側面が強い職種。私がグロッキーになったのは1度や2度じゃありません。

それでも、4年の間に色々なお客様を担当させてもらい、少なくとも一定領域において、間違いなく自分が1番だと自負できる部分ができたころ、転職活動を行うこととなります。

またこの期間外資系のお客様を担当させていただくことは少々あったものの、業務で英語を使うことはありませんでした。1番英語を使ったのは、クレジットカードの名義が間違って届いていた時に、変更依頼を電話で依頼した程度。英語で電話をかけたことがなかった私は戦々恐々と挑むこととなりました。

活用するべきサービス

今回の転職活動では以下3つのツールを使っています。

①エージェント
②転職活動サイト ( Bizreach / AMBI )
③LinkedIn

正直②は見ていただけ。現職とは③経由で出会いました。Linkedin本当にすごい。

今回の転職活動において描いていたキャリアのルートは大きく2種類ありました。
①媒体側に行って、広告のプロフェッショナルとなること
②事業者側でマーケターとしてのキャリアを積むこと

一度リクルーターの方にお話を伺ったのですが、SNS広告の運用というかなりニッチな市場から、②のルートはなかなか難しいのでは無いかということを言われました。マジでわかる笑。ニッチなところから広範囲でやる事業者側に今いるのはかなり奇跡的なことだと思います。

個人的に常に履歴書(外資ならジョブディスクリプション)を意識しながら仕事をすることはあまり好きでは無いですが、事業者側だろうが代理店側だろうが、結果を出しておくのは大切です。マジで。

英語は下手だし、不安しかありませんでしたが、一応のLinkedinの要項は埋めていました。本当に必要最低限で、日本語履歴書のほうがまだ詳しい程度。それでも今回転職して、英語を使うようになりました。日々不安ですが、、。

私は基本的に自己肯定感が低く、ビジネスレベルの英語に自信がなかったため、私なんかが、という思いは正直かなり抱えていました。とはいえ、今この瞬間が1番若いんだから、ある程度ポテンシャルを見込んでもらって転職するなら今しかない、というのもまた真理。結果3週間弱の爆速で就職が決まるのだから、時には勢いって大切です。

・何でもいいが、新卒で職能を身につけろ
・LinkedInを活用しろ!

この2つをまず押さえましょう。私が転職に成功したのは圧倒的にこの2つが理由でした。職能はあって困ることはありません。転職のときに、自分がどういう風に自分の能力を活かせるのか、活かしたのかがわかる定量的なポイントでもあります。どういう風に何ができるのか、は明確にしておきましょう。

Linkedinは、もしあなたがあなた自身に自信を持ててなくても、ひょんなチャンスを与えてくれる糸口になります。私がそうでした。自分は無理だと思っている、意外な会社からも連絡が来ることがあります。実際登録して以降、面接のオファー自体は複数の欧米系と中華系の会社からいただきました。(中華系から複数連絡が来たのは、昨今の中華企業の伸びと、各社共通言語を英語にしている点でマッチしたかと思います。)会社側が欲しいと思う何かがあれば、オファーの連絡が絶対来ます。最悪日本語だけでもいいので、自分なりにジョブディスクリプション書き直しましょう。マジで、ほんとに。

偉そうに言いましたが、正直入社して会議でPardon?と聞き返されて以降、英語のミーティングに怯える日々で、まだまだ勉強せざるをえないレベルです。なぜならグラマーが致命的だから、、ただ同じようなバックグラウンドを持つ人にとって、このnoteが何かしらの足しになればいいなぁと思います。

それでは香港行きの空の上からお送りしました。

Nobles Oblige, あなたの努力が実りますように。

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