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●いい地域・いいコミュニティ・人生を愉しむ大人たち:環境が未来をつくる次世代を育成する


振り返りにかなり日にちが経ってしまいました・・・ 

2023.11/18-19大阪・阿倍野:友安製作所カフェ前駐車場にて開催された2023ともやすフェスタにて、子ども社長4名と弟・妹の計6名が2日間全力で駆け回りました。


撤収前に撮った最後の1枚。彼・彼女らの誇らしげな顔がこのプロジェクトの最高の成果に思います。 



「子どもたちの才能を青天井に伸ばす」が合言葉の子ども商店プロジェクト

泉大津・子ども商店プロジェクトに八尾在住のお母さんと息子が参加していたことから「八尾にものづくりと子どもたちを繋げているこんな施設があります」と紹介されたのがみせるばやおとのご縁です。

みせるばやお・初訪問が2019年夏で、理事の中に名前があった木村石鹸工業・木村社長とたくらみ屋ボス・森本繁生さんが旧知の中であったことから急速にご縁が深まり、2020年1月に第一回やおやお子ども商店MGが7卓で開催され、5月のイベント出店も予定していたにも関わらず、コロナで頓挫。

満を持しての開催で、今回改めてチャレンジの機会を頂戴しました。

●夏休みに家族MGと会社・工場見学からスタート

8/22-23に第一回やおやお家族MGを開催


2日目の午後に今回、全面協力頂いた友安製作所さんへの会社・工場見学と11月開催・大阪阿倍野での「ともやすフェスタ」の趣旨説明、子ども商店としての出店権を頂けること、ものづくりのための資材提供いただけることをご説明いただきました。


正直、この時点ではまだMG(マネージメントゲーム)とものづくり、イベント出店、決算・・・一連の流れが繋がっていたわけではなかったと思います。

それは主催者側の私も同様で、4組の親子は八尾市在住が2組と和歌山、岩手という県外から各1組という、遠方からのご参加含め、どんなカタチで進んでいくのか、全く未知でありました。

●zoomとLINEでミーティングとコミュニケーション

1回目のミーティングは出店の意思決定。
2回目のミーティングで経営計画。
3回目で出店までの全体スケジュール。
4回目で進捗確認。
そして本番。

「やりたい気持ちが一番大事!」

決して無理強いしない。決して先回りしない。
お口チャックが大前提でも、お口チャックだけでは進まない。

関わる全員の気持ち合わせをまず最初にし、プロジェクトが本当の意味でスタートしました。

・2回目の経営計画
「何を作りたい?」「何を売りたい?」
友安製作所さんから頂ける資材サンプルを手元に、いろんな作りたい・売りたいものが声に上がった後、「じゃあ、みんなMGの経営計画思い出そうか。」「いくら儲けたい」「(2日間でお小遣いいくら稼ぎたい?)」

「経営は逆算って習ったよね。それで考えてみよう。」

ふわっとしていた顔つきが締まり、ここから社長の意識が積み上がったように思います。 

自分の儲けたい額(G:利益)を元に、「何を」「何個」「いくらで」を決めて、ものづくりがスタートしました。



・3回目:出店までの全体スケジュール(ゴールデザイン)
保護者さん含む、サポートチームは全員MG・TOC・指示ゼロ経営のいずれかの共通言語を持ってます。
イベントの最後に「どんな気持ちになりたいか」気持ちも含めたゴールデザインをしました。

「作ったものが全部売れる!」
「目標利益を達成する」
「お客様の喜ぶ顔をいっぱいみたい!」・・・

「じゃあそのために何が必要で何日かかるか見える化しよう」

・4回目 進捗確認
「みんな間に合ってるかな?」「助けて欲しいことや助けれることはない?」「他に必要なことはない?」

「あとはLINEで報告しながらできるかな?」「当日、朝、お店前で集合ね!」


●イベント当日:子ども社長たちの才能が青天井に伸びる🤗

1日目大雨
2日目晴天

大雨でも晴天でも彼らにお天気は関係なく、カッパを着たり脱いだりしながら会場内を駆け回りました。




「雨でお客様少ないね・・・」なんて思うのは経験のある大人だからであって、お客様が来なけりゃ、自分たちで行けば良いとばかりに、チラシを持って駆け回る。

チラシを一通り配り回って、「さっきもらったよ」と言われたら、次は商品持って駆け回る。


「僕たちが作りました!買ってください!」 と声を出し、「生地は友安製作所さんから頂きました!「名刺入れは柄合わせをしています!」「名入れサービスもできます!」「くるみボタンは髪ゴムにもブローチにもなります!」「ランチマットは広げて見てください!」

中1社長は用意していた巾着が1日目で全部売り切れたので、友安製作所さんでのブースで買っていた生地から急遽、追加制作。2日目の朝に新商品を追加する。




2日間の間には途中、集中も体力も切れる瞬間もあったけど、誰かが頑張ってると、自分も奮起する、とても良いエネルギーの循環がありました。

最後の最後まで走り回って、売りに行き、
最後の最後に残った商品をイベントの主催者かつ、大スポンサーである友安社長に「まとめて買ってください」とお願いに行く。

友安社長も「君ら、大人になったらホンマの社長になりや!」「全部買うから3000円に負けて」と温かいエールと共に交渉に応じてくださる。




会場にいらっしゃった方全員が彼・彼女たちの奮闘をとても温かく応援、見守ってくださったんじゃないでしょうか・・・






「次はあの人のところに行き!」って買ってくれる人を紹介してくれたり、出店している方々も自分ところのお店の合間に買い物きてくれたり、買い物もだけじゃなく、お店のメンテナンス・テントに溜まった雨水を流してくれたりのご近所付き合いも・・・

「彼らすごいよね。買ってください!って売り歩くの、商売の原点なんやけど、大人にはそれができないのよ・・・」とある社長からのお声も頂きました。

自分の目標だけでなく、みんなの目標を達成することが「キッズやおやお」の全体目標。
その達成感が誇らしく逞しい顔に表れています。

●いい地域・いいコミュニティ・人生を愉しむ大人たち:環境が未来をつくる次世代を育成する

やおやお子ども商店プロジェクト
コロナ禍を挟んで3年の熟成期間を経てのデビューはこの上ない素晴らしい機会を頂戴しました。

全面協力頂いた友安社長はじめ友安製作所の皆様や、出店者としてご一緒させて頂いた皆様、日頃から応援頂いているみせるばやおご縁の皆様、ともやすフェスタのファンの方々

子ども社長の保護者様
サポートチームの仲間たち

皆様、本当にありがとうございました!

そして本当に最後まで諦めずにがんばった子ども社長たち
力を合わせて奮起し合うあなたたちに多くの大人たちは明るい希望の光を見たことでしょう。

「またこのメンバーで何かやりたい!」

片付け中、飛び跳ねながら称え合っていた言葉は私にとって、最高のご褒美です。


「子どもたちの才能を青天井に伸ばす」が合言葉の子ども商店プロジェクト
いい地域・いいコミュニティ・人生を愉しむ大人たち

未来をつくる次世代を育成する環境

その土地らしく、そのコミュニティらしく、みんなで力を合わせてつくっていきましょう🤗


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