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駅前がどこも同じ景色な理由

ゆっくり、いそげ。

今回は、上記の著書より気になることがあったので、noteを書いています。

駅前がどこも同じ景色な理由

地方のローカルな駅のことではなく、多少は発展した経済的な街の駅の話なんですけど、どこも同じような景色をしていません?

今回は『駅前の景色が同じ理由』について、書いていくんですが…なるほどな~と改めて上記の著書を読み関心しました。なんで、ちょっくらカキカキしてみました。

資本主義のメカニズム

まず著書に都会などの駅前がどこも同じ景色になる理由、いうならばチェーン店でひしめき合う理由、これは資本主義のメカニズムが影響しているからだと。

このシステムの力学が作用するため、必然的にそうならざる負えない状況になっているというのだ。

新規の土地があった場合

こうした状況を踏まえ著書では、再開発などで新規の土地があった場合にこの土地の賃主が個人だったとすると。

『こうした』『ああしたい』などの意見を通し、『こんなお店を』『ここにはこんな使い方』と土地の使い方を提案できるかもしれない。場合によっては採算度外視なんてこともありゆるかもしれない。

と記述されていた。

だがしかし、多くの場合は賃主は『組織化』されるそうだ。そうなると、意見はまとまらず、結果的に『収益の最大化』という結論づけがなされるらしい。

つまり、何がいいたいかというと、『収益の最大化』を実現しようものなららば、高い家賃を払ってくれるテナントを入れることになる。

つまり大手など高い資本力を保持するチェーン店など。まず大手と個人が肩を並べ競おうものなら、まず勝てるわけがない。

例え勝てたとしても、高い家賃料を払い続けるリスクを個が負うことは現実的でない。つまり、自動的に駅前の景色というのは、チェーン店になるのだ。

駅前のリアル

更に著書では、重要なこととして下記のようなことが記載されていた。

重要なのは、過程において『個人とて』チェーン店が並ぶ駅前にしたい思っている関係者はほとんどいないということ。

どういうことかというと、『個性のある駅前』or『チェーン店がひしめき合う駅前』。この両者なら誰もが前者を選びたいはずでしょ?ってことです。

ただこうした理想も『収益化の最大化』や『リスクマネジメント』の前では、後者を選ばざる負えないわけです。

つまりこうした駅前のリアルが、誰しも望んでいないのにどこも駅前がチェーン店が並ぶ同じような景色になっている理由。

てな、感じです!

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