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京都の野外彫刻 フィールドワーク59

衣笠祥雄像

『限りなき挑戦』

2022年  谷口 淳一

谷口 淳一 1952年生まれ 日展会員、日本美術家連盟会員

設置場所 :  わかさスタジアム京都
 衣笠祥雄は広島カープで活躍し,「鉄人」と呼ばれた野球選手。東山区出身で平安高校から春夏の甲子園に出場。1965年に広島に入団。87年には国民栄誉賞を受け,野球殿堂入りしている。
この銅は同級生らの「故 衣笠祥雄の偉業を称える会」により設置された。台座の「限りなき挑戦」の文字は衣笠さんの自筆らしい。
 下半身の両足の形やひねった上半身,ヘルメットのずれ,バットを振りぬいた腕が衣笠祥雄のフ ルスイング姿をよく表わしている。現役時代を知っている者はそこから衣笠選手の姿や活躍を生き生きと思い出すことができる。少し見上げた視線の先のボールはきっとスタンド入りしているだろう。