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【現在地のご報告】アイデア無しから起業するまで

はじめまして、たによしです。1991年12月28日生まれの29歳山羊座です。
コロナの感染者数も少し落ち着いてきた中、いかがお過ごしでしょうか?

山羊座の下半期しいたけ占いでは、11月はラッキー月みたいです。

この度、開発しているClasskitという事業プランが、ASACという東京都が運営する起業支援プログラムに採択されました🎉

ASACは、5ヶ月間、様々な講座とメンタリングを頂けるのに加え、オフィスを使わせていただけるという、とてもありがたいプログラムです。

起業1年生で、右も左も分からない私達にとって、とても大きな節目だと思っています。事業アイデアもきちんと固まっていない私達にご期待をしていただいた以上、5ヶ月間のプログラムで大きく飛躍できればと思ってます。

折角の機会で、「今なにやっているの?」と聞かれることも多いので、現在地やこれからのことを書きたいと思っています。

シェア・拡散も歓迎です!
少しでも興味を持って頂いた方はTwitter等でご連絡をとって頂ければ幸いです

書いているのは誰か

たによしといいます。IT企業のマーケティング担当(LIFULL HOME'S)→DX系の営業(博報堂)という経歴で、広告とかデジタルみたいなテーマで幅広く働いてきました。

現在は、同じシェアハウスに住んでいた山永(PON)と起業準備中です。

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※共同創業者のPONと。楽しく仕事しているのですが、笑顔が0点ですね

プライベートでは、読書スペースを作ったり、インドで217万円ぼったくられたりしてます。本とカレーが好きです。

結論:今何をやっているのか

動画講座の販売や運用ができるサービスを開発しています。流行りの言葉だと「クリエイターエコノミー」と言われるジャンルです。現在は、アイデア固めや検証をステルスでやっている最中で、本格的にこれから開発に入っていく段階です。

実現したいことは、「クリエイター」の新しい働き方を作ることです。クリエイターが、求めている人にスキルや知識を届けることで、持続的に収入を得られる仕組みを作ります。

クリエイターには、YouTuberやインフルエンサー、アーティストだけでなく、昔から趣味で何かに没頭している人、仕事で磨いてきたスキルがある人、何かを仕事で教えている人なども含まれています。

私達は、そうした方が、自分にしかないスキルや知識を、持続的に世の中に届けるための支援をしていきます。

なぜ起業したのか:「いつかやろう」が「今やろう」になった瞬間

中学生の頃からずっと起業は頭の中にあり、「いつかやろう」と思っていました。社内の新規事業コンテストに応募して、最終的に自分の判断で辞めたものの、実際に事業を始める手前まで行ったこともあります。

一方で、「これをやりたい!」というものが見つからない中で起業することへの不安がありました。そのため、経験の幅を広げたいと思い、一度博報堂に入社し営業を経験しました。

共同創業者のPONから「起業してみる?」という話をもらったのは、2021年の1月17日。博報堂では働き始めて1年も経っていない頃でしたが、聞いた瞬間に、以下のような、いくつかピンと来るところがありその場で「ありかも」と伝えました。

そのとき思ったこと
・前職含めて幅広い仕事の経験をしてきた
(2社目は超短いながらも)
・リスクあんまり無い(いざとなったらバイトでも副業でもできる)
・2021年は20代最後の年になる(※)
・何よりシェアハウスで住んでいた安心できる仲間

※20代について(脱線)
自分にとっては「20代で何かやらないと」という気持ちはずっと心の中にありました。臨床心理学者のメグ・ジェイさんは、TED講演で「人生の最も重要な瞬間の80%は、35歳までに起こる」と話しています。20代で出来る挑戦は積極的にやっていきたいと強く感じて今回の決断に至りました。

その帰り道で、もうひとりのシェアハウスメンバーにも声をかけて、3人でとりあえずやるかどうか話してみようかーということになりました。

起業テーマが決まるまで

起業する!といっても、全くアイデアも固まっていない状態です。そこで、まずは週末にどんなことをやりたいか、50案位を持ち寄って話す会を複数回儲けました。

その結果、何案か絞られましたが、共通して「人が持っている、見えないスキルや情熱を可視化する」ということへの関心があることがわかりました。

私達の住んでいたシェアハウスが、人の可能性を引き出すための「対話」を重視していたこともあり、この辺りの価値観は共通していたのかもしれません。

その後、メンバーの一人は、今がタイミングじゃないということで離れ、2人での議論になりましたが、軸は変えずに事業案を検討していきました。

サービスのリリースタイミングではまた背景も含めて詳しく説明できればと思いますが、上記のような思いから、周りのクリエイターの人たちにインタビューをし続け、リサーチも重ねた結果、今の事業案に至っています。

私の原体験

私自身は、特に「スキルや情熱を発揮しながら働く人のキャリアプラン」に強く関心を持っています。

原体験は、3年前に、キャリア開発プログラムで行ったデンマークでの経験です。プログラム自体は、9日ほどの研修で、日本人の参加者が、非日常の田舎の学校で暮らしながら自分の生き方の軸を探すというものです。

このプログラムの中で、参加者の多くが、自分の生き方を見つめ直して、自分の情熱や、持っていた才能を見つける経験をしました。この瞬間に立ち会えたことが何よりも嬉しく、こうした人が情熱や才能を見つけるサポートをしたいと感じました。

思い返すと、就活生向けに、「自分のモノサシで生きる大人」を紹介するメディアを作ったり、会社の部下や周りの友達の進路相談を本気で考えたりする中で、自分はずっとこの領域に強く関心があるということに気づきました。

「クリエイターの働き方」の支援によって、私達は、誰もが才能やスキルをいかんなく発揮できる社会を作ることに取り組みます。

さいごに!

長々と書いてしまいましたが、最近は毎日議論を重ねながら、少しずつ前進しています。プロ起業家の方と比べると、手探りな部分も多く、ひたすら周りの話を聞きながら進めているので、本当に感謝しかないです。

気になったよ!飲みたいよ!なんか楽しそうじゃん!私も山羊座!カレー好き!って方はお気軽にTwitter等々でご連絡お願いします!

特に、エンジニアの方やデザイナーの方、すでにレッスンや研修、動画教材等で何かを教えているという方、ぜひお声掛けいただければ嬉しいです!

Twitterでは、たまに生存報告やクリエイターエコノミー関連のまとめをしていますのでよければフォローお願いします

次回noteを書く際のネタ候補としては、
・クリエイターエコノミーって本当に熱いの?
・事業うまくいくの?結局何作るの?
・共同創業者のいるメリットデメリットは?
みたいな話も書きたいなと思っています!

それではまた!

毎回絞り出しながら全力で書いております。Twitterも是非フォローを!