見出し画像

【セールスのプロが使う】ホントは教えたくない6つの心理テク⑥

今回が心理テクニック最終回です。ここまで読んでくださった皆さん。有難うございました。かなり本質的なテクニックをご紹介しましたので、この記事は今月のみの公開とし、翌月には全て閲覧不可能にします。

・・・

と聞くと、「やべっ!流石に全部は見てない!とりあえずキーワードだけでも見とくか!」という心理が働いた方はまさに、今回紹介するテクニックに納得するはずです。(ちなみに投稿は消しません。すいませんでした。)

【すぐに行かなければ、その禁じられた区域を見る機会は二度とないといわれると、それ自体にはほとんど魅力を感じていなかったものが、ただ、それを見られる可能性が急速になくなりつつあるというだけで、明らかにずっと魅力的になっていたのです。 著書 影響力の武器 ロバート・B・チャルディーニより抜粋】

僕の出身地は大阪なのですが、エキスポシティという場所に、岡本太郎によって作られた「太陽の塔」というオブジェクトがそびえ立っています。このオブジェクトには「4つの顔」が存在しており、正面で輝いている、未来を表す「黄金の顔」。現在を表す胴体の「太陽の顔」。過去を表す背中側の「黒い太陽」とある。ここまでは外観なので見たらわかるのだが、先ほど記述した通り、太陽の塔にはもう一つ顔が存在するのだ。

それが太陽の塔の内部にある、人間の祈りや心の源を表す「地底の太陽」である。そもそも万博をよく知らない人からすれば、「太陽の塔って中に入れたの?」という感じだろうが、万博が開催されている当時は中に入ることができた。太陽の塔の内部はかなり神秘的な作りとなっており、人間が命を授かる様子や、それを祈る仮面が飾られていたりと、とにかく命の偉大さと有難さを感じることのできる最強のパワースポットなのである!(そして僕は太陽の塔オタクなのである、、!)

しかし、内部がみられたのは万博が開催されていた当時だけで、内部は風化し、見ることができなくなってしまったのだ。少年だった僕は過去のパンフレットを大事にみながら、「いつか中に入りたいなぁ、、。」と、その日を今か今かと待ち望んでいたのであった。

この心理が「希少性」であり、もう手に入らなくなるモノや、二度と入れなくなると聞くとついみてみたくなってしまうのである。

実際に品物を購入する時にはこれまで紹介した心理テクに気をつけながら、よく精査して選んでもらいたいのだが、これが「最後の一品!!」と書かれており、自分の後ろには「チャンスが回ってこないか!?」という人達が行列を並べているとすると、これまでの心理テクなど吹っ飛んで行ってしまうことだろう。

「希少性」の心理に心を奪われないように、今一度、品物を購入する時は「本当に必要なものなのか?」と自分に問いかけてから検討すると良いだろう。(ちなみに2018年に太陽の塔は補強工事され中が観れるようになっている!機会があれば是非足を運んでいただきたい。)

この記事が参加している募集

最近の学び

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?