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これからの教育を考える。

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元教員で、フリースクールと学校のハイブリッド登校をする小学生を持つ母が、教育を考え続けています。現在活動中の「教育で繋がる会」「ぐんま教育キャラバン」のイベント告知や開催報告も載… もっと読む
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記事一覧

行きしぶりっ子、1ヶ月休まず学校に行ったよ!

昨日は小学校で保護者面談でした。 これまでも投稿してきましたが 現小4娘は、小1のときに行きしぶりが始まり オルタナティブスクールと学校、両方に通う登校スタイルを 3年間続けてきました。 (小3の3学期だけはスクールと適応指導教室) そんなこんな、3年間いろいろ考えて行動して 行きつ戻りつして 新学期は学校からのスタートと決めた娘。 できる限りのことをしようと思い 始業式の日に校長室面談させてもらい そして4月は休まず登校しました。 娘が安心して過ごせる場所・人・時

忙しいときこそ、「時間整理」してみよう

「教員 新年度」と検索すると 「新年度の準備は大丈夫?」 「準備すべきこと」 とたくさんの情報が出てきます。 先生の新年度はほんと大変。 クライアントさんの中に、小学校の先生がいらっしゃいます。 勤務先の学校が変わって やはり4月当初はすごく疲れた様子でした。 そんな中、セッションをして ご自身の軸や進むべきルートを再確認して 「やる気が出てきました!」と言ってくれたことは 以前にも投稿しました。 仕事も子育ても自分一人のことじゃないから なかなか思ったようには

先生の働き方について、chatGPTに聞いてみた

私: 学校の先生が「仕事が回らない」原因はなんだと思いますか?先生個人の問題と、システムや社会の問題との両面から5つずつ教えてください。 私: 上記の状況を踏まえ、先生たちの仕事が円滑に進み、充実した教員人生にしていくための解決策は何ですか?長期的な策と、5年後には達成できる策を、先生個人の問題とシステムや社会の問題の両面からそれぞれ5つずつ挙げてください。 私: 上記の解決策の中で、優先順位の高いもの上位2つを、個人の問題、システム・社会の問題のそれぞれで教えてください

宿題って必要??〜完結編〜

宿題って必要か、否か、 私の考えを書いています。 前回の記事はこちら。 教員時代は当たり前に宿題を出していました。 毎日のチェックが大変すぎる、とは思っていたけど みんなやってるからやるのが当たり前で常識で 「そういうもん」としか思ってなかった元教員です。 それから、子どもが小学校に上がり、 何事にも意欲・理解力・実践力のある娘が 学校には行きたがらないし、宿題やりたがらないってことで 「学び」とは?と考えるようになって 宿題は意味がない そう思うようになったことを

宿題って必要??

宿題の有無について 教育を考える人たちの中ではよく話題にあがります。 まだほとんどの学校で当たり前に宿題はあるけれど 少しずつ なくすorあり方を改める 方向に 動いているように感じます。 嫌々やっても実にならない 「学び」ってもっと他にある 家庭の負担 チェックする先生の負担 私もいろんな理由があって、 なくしていいんじゃないか、と思っていた。 でもまた少し考えが変わってきたのが最近。 私は教員だったので、宿題を出していた側です。 その当時は、宿題を出すことは当

働き方も子育ての悩みも、ピンチをチャンスに!

子どもたちの行きしぶりに向き合ってきて4年目。 先日、1週間元気な「行ってきます」が聞けている、と書きましたが 2週目は危うい空気もありつつ?ですが 今のところ行っている状況です。 行きたくない理由は一つではないのですが 娘を見ていて、またいろんなお子さんの話を聞いて 感じるのは 学校では「自分のまま」でいられないことに 苦しさがあるなぁ、と。 授業では やりたくないな、つまらないな、と思っても 「やりなさい」 「書きなさい」 「話を聞きなさい」 「先生の方を向き

「実は」困ってるのかもしれない

新学期が始まって1週間、 うちの子たちは、毎朝「行ってきます」と 自分の足で家を出ています! 当たり前のことかもしれないけど 我が家にとっては当たり前ではないのですー 小学校1年生の1学期から行きしぶり 民間のスクール×学校を選択してきた娘 そんな選択肢を知っているからなのか 行きしぶり遅刻でなんとか登校する弟 多様な学びを選択していい時代になってはいるし 子どものたちのおかげで得たものは大きかった けれど 3年間葛藤の日々だったなぁぁ それらを経て 今年はまた

過小評価も過大評価もせず、自分にできることを淡々と

昨日、イベントに呼んでいただき 「教員から起業した人」 ということでお話してきました。 その話のことはまた後ほど書くとして、 登壇後の交流会でのたくさんのご縁! それがすごかったのですーー 起業を考えている現役の先生 居場所づくりされている方 子どもたちの未来のために開業された方 インクルーシブ教育に関心のある方 などなど そして、 ママさんやスタッフさん向けにお話してください とお声がけいただいたり フリースクールで運動系のワークショップ できそうですね、な

我が子たち、そして私の修了式

卒業、修了おめでとうございます🌸 昨日は子どもたちの修了式でした。 いつもと変わらずバタバタして 帰ってきて 友達ん家いくだの連れてくるだの バタバタして ご飯食べてお風呂入って バタバタして眠って 起きてみて あ、今日から春休み あ、1年終わったんだ とやっと体感した朝です。笑 改めて、1年よくがんばったー と思ったら泣けてきた どうしても気が張っちゃうタイプで 無事に終わるように みんなが幸せでいられるように、と 神経張り巡らしてたことにも 改めて気づく

夢や理想を掲げただけで終わらせず、実現していく方法

第1回ぐんま教育キャラバン「edu.フェス」 3月9日に無事に開催することができました。 大盛況だったんじゃないかと思っています。 お疲れ様でしたー!!(自分に) 実は、構想半年。 1月に告知した時には数名のお申し込み。 大きめのホールを借りていたので、 どうする?どうなる? ソワソワしてふた月を過ごしていました。 でも、信じてる道はあるし、やり遂げたいし、 ここで諦めるなんて考えられず 話し合いを重ね、準備し、発信し続けました。 そして当日は80名を超える

このまんまの自分に、胸を張る。

自分らしくありたいな、と思いながら 自分らしくって難しいな、と思っています。 そんな記事をこれまでも書いていたなと思ってみてみたら かなりたくさんありました。 まだまだあります。笑 結局どこかで自分のありのまま、そのままを 否定したりジャッジしたりしてるんでしょうね。 「こうでなければならない」 いわゆる「ねば」「べき」で評価されることに慣れてしまって それが自分に染み付いてる。 染み付いてるから、もうそれも自分の一部だから、 無意識にそれが発動してしまう。 よ

教員を辞めてよかったなと思ったこと。

教員を辞めてよかったなと思ったことの一つに、 世の中を広く見られるようになったことがあります。 特に、教員として欠如していたなと思うのは、 経済学的視点。 経済学のけの字も学んでないので 全然違うかもしれないのですが、、 何をやるにも、必ずコストがかかる。 これは「お金」という狭い意味ではなく お金、時間、労力、手間、思考、精神的なものまで 必ず何かと引き換えにしながら動いていきます。 公務員は、要望に応えるのが仕事みたいなところがあって だから、これは先生の業務なの

はみ出すことを恐れない

背中押されました。 教育研究家の妹尾昌俊さんの記事。 佐賀県庁職員の円城寺雄介さんの著書『県庁そろそろクビですか?「はみだし公務員の挑戦」』(小学館) を話題にしてのブログ。 以下引用です。 ここからは私の話。 はみ出したい自分もいる。 でも悪目立ちはしたくない。 教員を辞めてから、その葛藤をずっと繰り返してる気がします。 でも、はみ出すことが目的なんじゃない。 その先にあるより良い未来、社会のために 手段としてはみ出すってことなんですよね。 公務員魂(と言って

社会にインパクトをもたらすための表現活動。

教育のイベントのことで走り回ってる 今日この頃。 県の教育委員会、 また県の教職員組合の後援もとれて 着々と進んでいます。 先日は市の教育委員会さんにうかがい 全校の先生方にチラシを届ける段取りをつけてきました。 あーほんとにやるんだな、って 実感。 以前、こんな記事も書きました。 たまたま私は元教員で、不登校の親で、 そんな経歴から、教育の活動が始まりました。 最初は自分サイズで 自分の気持ちがおもむくままに 無理しないことを大前提にやっていて そしたらいろん