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「豊かな人生」って?

今日夫とそんな話をしました。

教育の活動をしているけど、その原点は
私自身が生き方・働き方で行き詰まって
人生を考え直したことにあります。


安定した収入があり
マイホームがあり
結婚して子どもがいて
時々旅行に行けて

それが豊かな人生だと思って
築いてきたけれど

それには
「多少なりとも自分を犠牲にして働く」
ってことが付いてきてしまって

私はかなり犠牲にしちゃうタイプで
キャパオーバーもオーバーで

ついに立ち行かなくなってしまった。


我慢、妥協、諦め、
自分に蓋をする

そんな生き方・働き方の上にある
豊かな人生

それでいいのか?
いいはずがない。

でもまだまだ社会ではそれが一般的。
(特に学校の中はその色が濃い気がする)

同じものを生産することが正しかった
昭和の頃はそれでよかったんだけど…


社会が大きく変化、成長していて
これまで目指していた豊かさや幸せとは
変わってきている。


我が子、教え子たち、先生たちも
時代に合った「豊かな人生」に
向かっていってほしい。


学校教育のベースにあるものを
アップデートしていくことで
みんなの豊かな人生のアップデートも図りたい。

教育は幸せになるためにあるのだから。

幸せになるための教育。
人生が豊かになっていくための教育。

幸せって何?
豊かな人生って何?

それを言語化できてはじめて
教育をスタートできるんじゃないかな。


学校目標の多くに

・明るくかしこい子(学力)
・友だちとなかよくできる子(みんな仲良く)
・元気に運動する子(体力)

ってあるけど
全員がそれを目指したら豊かな人生と言えるか?
というと、今の時代にはそぐわないように思います。(今ってもっと多様で複雑ですよね)

だけど、学校はそれを信じてるし
そこに向かわせてる。

そうすると親もそれに合わせる。

子どもは学校でも家でもそう言われるので
小さいうちはそうあらねばと思う。

だけど、若者は正直で
それは自分たち世代には合わないって表現してる。

なんかそんな構造が見えます。


教育が最先端でないと。

今は成り手がいないと言われてるけど
一昔前の空気があるところに
最先端のマインドとスキルを持った人たちが
なかなか入りたいとは思えないのかなーと。


つらつらと書いてしまいましたが、
私は昭和生まれ、最先端は正直わかりません。

だけど、
子どもたちに関わる人たちは
時代を読んで、幸せや豊かさっていうのを
更新し続けていくことが大事だなと思います。

そのためにも、
みんなで教育を考える機会をつくっていきたい!


友人とはじめた「教育で繋がる会」ももうすぐ3年。

またそこから繋がった仲間たちと今年は
「ぐんま教育キャラバン」を立ち上げました。

教育アップデートに関心のある方たちとの繋がりを広げるとともに、
行政にもアプローチしていく目的ももっています。

全国で…という気持ちもあるけど
まずは地元から。

地道に一歩一歩進めていきたいと思います!

ぜひ応援と見届けとしてもらえたら嬉しいです!

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