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「すごい」「素敵」と言われる人になりたかった。

私は元教員です。

かつては「教員」というスーツを装っていました。
教員というだけで、世間の目は違います。

「先生やってるなんて、すごいねー」

そして、出産して母親になると、

「ママやりながらフルで働いてて、大変だよね、すごいねー」


「教員」というスーツ
「ワーママ」というスーツ


それらをまとっているだけで、「すごい」って言われちゃうんだけど、
私自身、自分を「すごい」なんて思えてなくて

むしろ、できていない自分を日々みているのは自分。


教員としては、復帰してすぐだからと
責任のある仕事はもたなくていいように調整してもらい
バリバリ働く先生たちにただついていくだけ・・・

ママとしても半人前かそれ以下で
なかなか思うようにいかず
3歳1歳の子どもにイライラをぶつけてしまう・・・


同世代で子育てしながらでも生き生き働いている先生もいた。
仕事にも子育てにもしっかり軸があって

私みたいに揺らいでなんかないんですよね。


そんな素敵な人たちと同じ空間にいると
劣等感が大きくなるばかり・・・


それでも私もそんな人たちに少しでも近づきたかったし
そんな人であれるようブレまいと意識した。


だけど、そうはなれなくて
それどころか倒れてしまって

休職することになってしまったんです。


みんなは素敵に生き生き働いてるのに、
何やってるんだ、私は。

情けなくて、悔しくて、恥ずかしくて。


でもだんだんわかってきました。
(いや、もうずっと前からわかっていたのかもしれない)


なぜ私にはできないのか?

なぜ私は素敵に生きていけないのか?


それは、「自己」が育ってなかったから。

「自分がない」んです。


言われたことはできる。
その中で工夫することも、それなりにできる。
だから周りからの評価も悪くない。


なんとなくの違和感はありつつも
それまでは窮地に追いやられることなくやってこられた。


だけど、仕事と子育ての両立が始まって、
一気にゆとりがなくなり
あらゆることが違和感だらけ。

自分がないからブレてブレて消耗する毎日に。


外側の枠組みではなく、
自分の枠組みで決めていく必要性が出てきました。


だけど、それがとことん苦手だったんです。

「自分」がわからなすぎて。


しかも、時代的にも、
終身雇用制度が絶対とも言えない
言われたことをやるだけの能力はAIにとってかわられる

自分で道を切り拓いていく力
個性や才能、人と違う独自価値を発揮して生きていく力
が必要なんて言われるようになってきたし

時間も場所も自由に選べる
そんな生き方・働き方をする人が増えてきて
(学校の選び方もそうですよね)

これまではみんな一緒だし我慢できたかもしれないけど
ただ言われたままをやる生き方に違和感をもち始め
もっともっと自由になっていこうって風潮にも押されて

これから社会はどんどんそちらに向かっていくと思います。

今、めちゃくちゃ過渡期ですよね。


教育も、働き方も、

自分の意志で、自分に合うものを選んでいく


という、なんとも嬉しい時代だなと思うのですが

そこに絶対に欠かせないのが


自己決定力


自分で選んで、自分で実行して、
やりっぱなしでなく自分で回収する力。


もう本当に、
「自分」 です。

いやというほど、「自分」です。笑


だけど、「自分がない」私。

どうしたらいいのか?


これは私の経験ですが、

自分がない、軸がない、
中身が空っぽで薄っぺらいから周りに振り回される

そんなセルフイメージをもっていたけれど、

実は、あるのだ。あったのだ。


軸は「ある」
中身は「ある」


世紀の大発見レベルの驚きでした。


譲れないもの、揺るがないものは
私の中にすでにあって

私自身が「私には中身がない」と思い込んでいただけだったんです。


それを根っこからしっかり掘り起こせたのは
紛れもなく

人生に行き詰まったから。


人生に迷ったから、抜け出したいと強く願ったし
ここでしっかり向き合わないと前に進めないと自分でわかっていた。

だから納得するまで、確信を得るまで
自分に向き合うことができた。


そしてもう一度「自分」を軸に生き始めて、人生が変わりました。

教師だからこうする
母親だからこうする

誰か何かになるためのスーツを着るのではなくて

自分を軸に選び行動していく。


夫も退職させてしまったし
移住もしてしまったし
起業してイベントや講座したり
いろんなことを始めてしまった。

子どもが学校行かない子になってもめげないし
むしろをそれを機に教育の変革アクションまでしている。


生きる ってこういうことなんだと実感する。


これまで「生きてなかった」というか
自分を「活かしてなかった」というか

社会がつくる空気やレールに合わせていただけで
それは「自分」でなくてもよかった。


「自分」としてここにいるのに、
「自分」を生きてない、活かしてないなんて。


自分ができることやこれからの伸び代ってもっとすごい
もっともっととクリエイトできる!


縮こませて生きていた分、それをすごくすごく思う。



私があのとき、すごい!と思っていた人たちは、
結局、自分を生きて、活かせている人たちだった。

生き生き輝く ってそういうことだ。


外側じゃなくて、やっぱり内側。

どうしても外側に求めたくなる。
どうしよう、どうしたらいいか、
と悩み迷うほど、外側に探したくなる。


けど、

自分には 軸がない 自信がない と悩んだ時こそ
自分の中にあるものを見ることが大事。


軸はあるし
自信もてるほどのすごい力もある


それを早くつかんで、伸ばして、発揮して、
自分を安心させてあげてほしい。

そして、その力で周りの人を、たくさんの人を幸せにしてほしい。




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