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アルキメデスポンプを使った魚用自動餌やり器

長期旅行時の魚の餌やり問題を解決するため、市販の自動餌やり器をいくつかみたところ、餌が出過ぎるなどのコメントが見られた。そこから餌の量がコントロールできないんなだって思ったことから、餌の量がコントロールできる自動餌やり器を作ってみようと思ったことから開発を開始。

以前に実験したことのあるアルキメデスポンプなら吐出量を制御できると思い、基本設計をスタート。
使用方法、ポンプのサイズ、減速機、使用するマイコンやソフトの仕様…

アルキメデスポンプの螺旋の角度とポンプの角度の関係について論文を調べても、明確な関係を記したものが見つからず、いくつか作ってイメージに合うものに決定。

吐出量も当初はポンプの回転回数で制御しようと思って制作した所、回転時間の制御だけで十分なことがわかったのでリミットスイッチは撤去して時間制御だけのシンプル化。

モーター起動時のノイズ対策や、電源の容量不足対策で電池の導入など試行錯誤多数。

結果、マイコンのWi-Fiでインターネット接続し、NTPで時刻合わせをして、指定時刻に規定時間だけポンプを回して餌を自動でやる餌やり器が完成。
プッシュボタンも設けて、1プッシュで規定量吐出量する機能も用意。

これから本番運用で、実用性と耐久性を確認予定。
これで長期旅行も餌やりの心配は無用か?
(水替えの問題は…)

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