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ちょっとした発見

いろいろと工作し、測定していると面白い発見をしました。

これが自作の気象観測用の機器ですが、銀色の下に気温、湿度、気圧を計測するセンサーがあり、左の黒いのがソーラーパネルで、日射量を計測しています。
右の白いドーム状のものが周囲の明るさを計測しており、その隣にある黒い穴が天頂45度の角度で明るさを計測しています。

これで計測した周辺の明るさと天頂の明るさを計測したものが次のグラフです。


全く雲の無い日(11月18日)

これは全く雲の無い日の計測結果で、緑が周辺の明るさで、青が天頂45度のあかるさです。11月18日だったので太陽高度はそれほど高くなかったので、天頂照度は低くなっています。
そして別の日の雲が少し出た陽の測定結果です。


雲が少し出た日(11月15日)

で、この結果を見て驚いたのですが、雲よって緑の周辺照度が落ちるのは分かるのですが、そのタイミングで青の天頂照度が上がっています。
周辺は暗くなっても天頂にある雲がスクリーンの役割をして、天頂を明るくしたのではないかと想像します。

11月17日

この日はかなり曇ったり晴れたりした日です。それでもやはり周辺は暗くなっても天頂は明るくなっていました。

雲が出て暗くなったな〜なんて思っていても、天頂は以外に明るさが増しているんですね。漠然と思っていたこととは異なる結果におどろいたしだいです。
何でも実際に調べてみないと分かりませんね。

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