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【死生観】 100日後に死ぬワニの電通案件騒動について思うこと

きくちゆうき先生の「100日後に死ぬワニ」にがTwitterのトレンドを席巻するくらい話題になっております。

「死まで○○日」という文言を4コマ漫画の4コマ目の後に載せ、
ワニの日常を描いているマンガをTwitterに投稿され、
死までの日数が近づいてくるにつれ
どんどん話題になっていっておりました。

〈100日後に死ぬワニ〉
https://twitter.com/yuukikikuchi/status/1240946299467259905?s=20

昨日100日が経ち、お話が終わったのですが、
その後電通案件だと疑う炎上しているという事象が起きました。

背景を簡単に言うと、
100日目の投稿が終わった後に
いきものがかりの曲とのコラボから、
映画化、書籍化など様々な話がローンチされ、
コラボムービーのスタッフロールに電通の方の名前があったことから
「この100日後に死ぬワニは電通の壮大なプロジェクトだ」
と言う風な声が上がり炎上に繋がった形です。
(間違ってたらすいません。)

個人的にはへぇ〜くらいにこんとき思ってたのですが、
本日いきものがかりの水野良樹さんと、きくちゆうき先生のTwitterライブで、
この騒動についてお話されておりました。

〈騒動についてのお話〉
https://twitter.com/mizunoyoshiki/status/1241202954243211264?s=20


きくち先生の伝えたいことが伝わってない。

この一言ですね。

本質と違う議論が蔓延っていると感じました。

「死」というものについて意識し、
死から逆算して生きていく。

「死」というものは常に隣り合わせ。
いずれくるし明日かもしれない。

「死」を意識すれば、
毎日の行動が変わる。

きくちさん自らの経験より、
この辺りを伝えたかった上、
届いた方々に考えていただきたかったと感じます。

なので本意ではない炎上の仕方で、
戸惑いを隠せずこのような形で弁明する機会をとったのかなと。



あと個人的にいきものがかりはデビュー時からファンで、
ファンクラブに14年間入り続けており、
水野さんの書籍も読んでいる私からすると、
今回のライブ映像を見て、
水野さんの死生観の共感から今回のコラボが実現したのではないかなと思っております。

2016年にTwitterで水野さんがいきものがかりの歴史を水野さん視点でまとめ、書籍化したときがあったのですが、
私は律儀に全ていいねしており、振り返ってみると以下のツイートがありました。

スクリーンショット 2020-03-21 23.17.48

だから水野さんから声をかけたんだ。
話の結末を知らずとも。

確信になりました。

今この炎上に関わってるやつは、
「死」を意識してない。

意識してたらこんなことはせえへんはず。

もっと自分の人生を見直せ。

今回のライブのメッセージはこういう風に私は解釈しました。


蛇足になり私の話になるのは恐縮ですが、
今回の100日後に死ぬワニ、本日のメッセージを見て、
「死生観」の確立は行動に大きく影響するなと改めて感じました。

よく起業家の方も、
死ぬときの自分をイメージするという風に仰せの方が多いですが、
「死」からの逆算の重要性を再認識しました。

もちろん恐怖です。

ただいずれやってくるものです。

後悔だけはしたくない。

今まで後悔すること多々あったなと思います。
でも取り返せない。
今後よかったと思うための行動を取らなければならない。

1つ1つの意思決定が、
自分の人生の目的に沿っているかが非常に重要だと感じました。

だから自分の人生の目的を定義しなければならない。

自分のやりたいことはこれか?
今やっていることはこれでいいのか?
逆算し筋の通っている意思決定をしなければならない。

1度きりの死と常に隣り合わせの人生。

後悔ないように生きなければと思わされるような今回の1件でした。



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