新しい世界を前にしたとき、明日にワクワクできますか？

そんな文が書かれた広告を電車で目にしました。

ぼんやりみていて
"できるかもな〜"と思った私がいます。

そう思った自分に気づいて違和感。

あれ？私、そういう人だっけ？
そういう人ではないはず。
いや、なかったはず。

何が変わったのかな？と考えてみたら、もしかしたら1人で海外に行けたことなのかも。

1人で海外に行かなければならない事情ができた時、私が不安だ、憂鬱だ、怖い、出来ない、無理！そんなことを言っていると、
『えー楽しそう！』
『ワクワクするね』
『大冒険してきな！！』
と私の不安には誰も寄り添ってはくれませんでした。笑

他人事ですか？という反応。
だけど、その人たちは本当にワクワクできる人たちなのです。

価値観変えに行った方が良い！行かなきゃダメだぐらいの、そんな反応を浴び続けていると、この不安って、たいした問題じゃないのかな？と思わずにはいられませんでした。

そして、実際行って来たら
『本当に行ったんだね』

…え？
行け言うたのアナタ…

でも、この時の開放感、ワクワク感を経験できたのは大きかった。
楽しすぎて2回目行ってきました。笑

私は自分がこういうタイプなので、背中を押すことが得意な支援者ではありません。
怖いよね。不安だよね。そうだね。どうしようか。と一緒にそこで考えるタイプ。

でも、やってみたら良いよ！何とかなるよ！何が怖いの？と他人事かのように楽しげに言うことで行動変容、思考変容につながることを身をもって経験してみるとやっぱり、こういう人の方が対人支援に向いているのでは？と思うことも。

カウンセラーはクライエントに寄り添うことが大切とは言うけれど、やっぱり、別の視点で物事を考えられるとクライエントは気づくことがあるし、寄り添うだけでは、そこにとどまり続けてしまうだけ。
私も背中を押せる支援者になれるように、楽観性と冒険心、好奇心を持ちたい今日この頃です。