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作曲家修業の思い出

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30歳のとき、遅咲きの作曲家修業をしたときの備忘録です。
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2017年7月の記事一覧

作曲家修業の思い出(7)曲の良し悪しはドラムが9割

※某レーベル事務所で行われた、デモテープ作成特別講座の続き(というかこれが本編)です。

A氏がぼくの紹介をします。

A氏「バンドやサポート経験も豊富、大方の楽器をこなし、直近のバンドではCDを手売りで●●●枚を・・・」

ぼく「実は、池田さんは存じ上げてます。渋谷のROOMでムファウメ薫さんに紹介していただいてますし、お名前はそこかしこで...」

池田氏「あー、あの時の・・・」

・・・てな

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作曲家修業の思い出(6)特別講師はなんと知人

さて、打ち込みにダメ出しをされたぼくは、デモテープ作成講座に放り込まれます。

場所は世田谷区某所・・・あれ、これ完全に一軒家ですね・・・どうも某レーベルの事務所兼自宅みたいです。ここで2時間講座をやるの?

玄関を開けると、廊下の端の左右ともレコードが所狭しとむき出しで置いてあります。ああ、棚に入りきらないのね、このへんはさすがクラブ系レーベルらしい(意味不明)

手前の扉を開けると、、、

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作曲家修業の思い出(5)リズムプロダクションがダメ

さて、最低限の事前スパーリングを経て、実際の曲作りのスタートです。

「とりあえず月に5曲作って、毎月末にCD-Rで以下の住所に送るように...」
⇒10年前の話なのでCD-Rというところはお許しください

ということで、週1ペースで曲を作り続けることになりました。この人に提供したい、というイメージ投影も必要だったので、まずは好きだったbirdを狙ってみることにしました。当時このアルバムがとにかく

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