フォローしませんか?
シェア
精子は一日で1億2千万個ほど作られる。 これは途方も無い数だ。 ………………。 ああ、これは僕が性学校に入る少し前の話。 そう、僕の体が精子を作りだすころのちょっぴり刺激の強い話だ。 僕の近所に女の子が住んでいる。結構可愛い女の子だった。 目がクリっとしていて、ちょっとおっとりめの女の子。 年が近いこともあってか、小さい頃から一緒に遊ぶ仲だった。 彼女はトモミちゃん。 彼女のほうが一年、年上だった。 しかし、彼女との関係は、彼女が性学校に入ってから少し変わったんだ。
僕はカズヤ。 これは僕が男子性学校に入って初めてソラちゃんの膣で精通した時の話だ。 ―――――――――― そう、これは学校の授業で先生が これから『男の子の保健の授業』を始めますって言ったんだった。 僕たちはくじ引きで4~5人の班に分かれて プレイルームという教室に入るように言われたのを覚えている。 プレイルームはちょっとした小さな部屋で ホテルの一人部屋みたいな感じだったんだ。 テレビやビデオも見られるようだった。 それにエアコンが効いていて、すごく快適だった。
「あ、これ……、私の研究校時代の実験データ。懐かしい……」 由実はこのデータから何か読み取るように思案する。 「快楽と射精は連動して行われる……。 ここにストレスが加わると一体どのような変化をもたらすのだろう……」 ストレスと快楽は全く違う、真逆な刺激のはず……。 「う~ん。ストレスが体にとってネガティブな刺激だと仮定すると、体はストレスを緩和するように快楽刺激を求めるようになるんじゃないかな?」 うん。こう考えると勤がストレスで性欲を増大させた理屈は通る。 確かに
弟を救いたい。 けど、その方法がわからない……。 途方に暮れた由実は 解決の足がかりを探すべく過去の実験を整理していた。 過去の実験データの再考察は、 時として新たなひらめきを与えてくれるはず……。 そう、由実は信じていたのだ。 以下の実験は由実が「研究校」時代に行った実験資料である。 ―――――――――― 【1:対照観察】 まず、自慰行為をしたことがない男性群をX群。 自慰行為を頻繁に行う男性群をY群に分けて比較観察を行った。 観察の内容として、女性の官能的なビ
僕の名前はシズル。 そしてこれは僕が初めて大人の女性にエッチを教わった思い出。 当時、僕は男子性学校に入学したてで 射精の経験はほとんどなかった。 だから初めての射精の授業に ちょっとしたショックを感じている頃だった。 僕はちょっとしたゲームセンターで暇をつぶしている。 性学校に入って “性の勉強” をする毎日だ……。 正直、僕は疲れていた。 だから最近はゲーセンに入り浸るようになっていた。 すると、ある女性に声をかけられた。 30歳くらいだろうか……。 ちゃんと
これはエリート女性たちの次なる進路「女子研究校」の話である。 この世界の女子たちは「小学校」を卒業後、「女子研究校」というところに進学する。 彼女らは13歳から18歳までの6年間を研究生として研究に費やす。 地球で言うところの中学生から高校生くらいの年齢で、 高校から大学程度の高い技術を身に付けるのだ。 生まれたときから高知能であるがゆえに成せる技だ。 特に文明の発達に欠かせない理系の教育が現代の地球よりはるかに凌駕していた。 人気な科目は「男性生理学」に加えて「発達
「やはり、記憶の回復を試みるしかないようですね……」 私の研究チームの結論はこうだった。 どんなストレスが彼の精力の源なのか。 それが彼女たちの最大の関心だった。 記憶の回復には最新鋭の電子催眠術機が使われる。 まだ実験段階の機器だ。 脳内の海馬部位と視覚野に一定の間隔で電気ショックを与え、 それと同時に聴覚刺激と薬物洗脳を行う。 失われた記憶のリカバリーの技術は理論上は可能だった。 しかしまた未完成の新技術なため後遺症が残る危険性がある。 ストレスと言っても多種多
7歳の女の子の入学する女子性学校という場所は どんな施設なのだろうか? 7歳の女の子が性学校に入学すると、 まずはおままごと全般を習う。 次第に女の子同士で衣服を脱いでの お医者さんごっこを習うようになる。 ここで女の子には性的なおもちゃが支給され、 徐々に興奮の仕方と快楽に至る方法を学ぶのだ。 電マやローターなどは非常に人気の おもちゃとして支給されるようだ。 女の子たちがまず最初に習うことは、 性的興奮に至るためのプロセス。 どうやって自身を興奮状態に持ってい
「それでは…… 精液採取効率実験を開始します」 スピーカーから声がした。 僕はこの広く眩しい牢屋で またエッチをするらしい。 「連続で何人抱けるか、試験します」 この声は……たぶん由実だ! きっと心理ストレスの負荷を与えずに 精力を高める方法を模索し始めたんだ。 僕の部屋にぞろぞろと女性が入ってくる……。 どれもこれも僕の好みの女性だった。 きっとこの前、頭の中を分析されたのだろう。 「1,2,3,4,5,6,7,8!」 8人との同時セックス。 おう! そんな
「おはよう」 声がした。僕は起きる。 朝、だろうか? ここの施設はいつも 白い電気がついていて寝苦しい。 僕はハッとする。 「スピーカーからじゃない!」 目の前に白衣を着た少女がいた。 「おはよう。ここって眩しいよね。 広いだけの牢屋みたい」 「おはよう。君は……誰? いくつ? 可愛らしい、背の小さな女の子。 あどけない笑顔が印象的だった。 「おっと、私の年齢はヒミツね。 私は、あなたの観察者兼主任の……☆畑由実よ☆。 身長小さいからって甘く見ないでよね」 (か、
「実際に脳電流計をつけて、 彼女を犯してもらいます」 今度は女とセックスできる。 楽しそうでワクワクした。 僕は今までの苦しみのすべてを 女にぶつけた。 「性衝動の高さと オーガズム時の脳電流の高さは 軍を抜いているわ。 相当、快楽を感じているはずよ。 はやく分析して数値化をお願い」 「脳電流値420%です。 通常の男性の4.2倍の快楽を感じている と考えていいでしょう」 「精液量270%です。 精子数、運動量ともに200%超え」 「すごいわ~。 絶倫のヒミツはこ
「女性映像視覚試験、 結果、カウントストップS++ 女性フェロモンガス反応試験 結果、カウントストップS++」 由実は実験結果報告をする。 「この検体は聴覚、視覚、嗅覚 ともにカウントストップS++です。 総合評価、測定不能。 絶倫ランクS++」 「観察者:畑由実。 観察者所見: 一般男性は視覚刺激による興奮が大きい。 がしかし、それ以上にこの検体は 視覚、聴覚、嗅覚、全てにおいて 性的興奮の持続力が極めて高い。 この検体を詳しく研究することは 私たち人類の性の叡智とな
「ここはどこだろう」 やけに白くて病院みたいな場所。 僕は全裸だった。 別に寒くはない。 手がベッドに拘束されていた。 するとベッドに備え付けられた スピーカーから声が出る。 「目が覚めましたか?」 「ここはどこですか?」 「あなたは検体Xに選ばれました」 「ここは……とある研究機関とだけ言っておきましょう」 「あなたは誰ですか?」 「それは関係ないことです。 あなたは正の検体X群に選ばれたので、 少々手荒ですが、ここに来てもらいました。 私たちに興奮されても困るので…
都市部の女性は文明第一主義だ。 工学や力学はもちろん、 ありとあらゆる文明品は 地球のそれと遜色がない。 しかしそれを享受できるのは、 やはり女性だけ。 しかも「女子小学校」を 出たものだけのようだった。 その代わり、 彼女らは性行為を一切行わない。 猿のような田舎に住む性事だけをする女性。 機械のような都会に住む生殖活動をしない女性。 そのどちらになるか、 これが7歳のときに選択する進路だ。 「小学校」で主席を取った 畑由実はいま都市部で 研究成果を誰よりも上げて